6年生・12年生合同読書会
1月31日、6年生と12年生の合同読書会が開かれました。
宮沢賢治の作品を読み、それぞれの作品から宮沢賢治の「心の声」に耳を澄まそうと、6年生と12年生、時には6年生の保護者の方も交えて話し合いました。
6年生が疑問に思った点を、12年生が解釈してくれたり、一緒に考えたり・・・
それぞれの作品で、一人ではたどりつけない深い読みができたようです。
「考えること、答えがこんなにあると思わなかった」という6年生の子どもの声が印象的でした。
読書を楽しむ心はもちろんのこと、人と関わることで新しい価値を生み出す力も高めてほしいと思います。
5年生読書会
1月30日に5年生読書会が行われました。
今年は『The MANZAI』『シャーロットのおくり物』『八犬伝』『チームふたり』『フュージョン』『新ちゃんがないた!』の6冊の本ごとのグループに分かれ、それぞれの本の中から「チーム」とは何かを読み取り、話し合ってまとめていきました。
「仲良しだったらチームなのか」「一緒にいるだけでチームなのか」など、様々な意見が出ましたが、小グループの中で一生懸命考え、自分達の思いを語っていました。
これからも、本と触れ合う機会を大切にしてほしいと思います。
ようこそ先輩 ~12年生から5・6年生へ~
StageⅡの5・6年生が、StageⅢの12年生と出会う「ようこそ先輩」が行われました。
12年生が、5・6年生を前に小学校での思い出や中学・高校での学校生活の様子を語ってくれました。
同じ電車や通学路で通っても、ひとたび中学校に進学すると生活は一変すること、しかし学年で日々の生活を共にし、行事などを重ねるうちに学年でのつながりが深くなっていくこと、別れがたいほど家族のような絆ができることなどを話してくれました。
「新しい校舎で迷わないでしょうか?」
「大きくなったら、海外に行くプログラムはどんなことがありますか?」
「テストは何回ありますか?」
といった5・6年生からのたくさんの質問に、12年生は幾つもの自分の体験を交えて話してくれました。
5・6年生にとっては、これからの生活に見通しや安心感を持てたことでしょう。
クラブで先輩の姿に「いつかあんな先輩になりたい」と思ったり、小学校では言われてからしかやらなかった勉強を自分で取り組む姿勢がついたり、いわゆる“いい子”でなかった自分もその後色々な経験を経て今があることなど、「この学校でよかった」と笑顔でそろって言う12年生の姿に、長い目で見つめる大きな成長を感じました。
English Day を終えて
2018年1月25日(木)、高校英語発表会(English Day)が行われた。
10年はクラスごとに、“The Lion King” ・“Zootopia” ・“Tangled”を歌を交えながら可憐に演じた。
11年は“Cinderella ”に取り組み、夢と希望そして優しい心を失わず前向きに生きる姿を華麗に演じた。
12年はシェイクスピア四大悲劇の一つである “Hamlet”に、本校では初めて取り組んだ。”To be, or not to be.” ・・・復讐をためらうハムレットの心情を見事に演じた。
台本作りから、当日の公演まで短期間の準備ではあったが、それぞれの学年がこれまで積み上げてきた英語力を精一杯表現してくれたことをうれしく思う。さらにその力を今後あらゆる面で伸ばして成長していくことを期待する。
English Day リハーサル見学
1月25日、6年生は10年生のEnglish Dayリハーサルの見学に行きました。
中高講堂に着くと、ステージ上では10年生の生徒たちが最後の調整として、歌に振りを付け足したり、英語の確認をしたりしていました。
よく知っているお話が題材になっていたので、6年生も英語が少しは聞き取れた様子でしたが、何よりも、リーダーが声をかけ、それに応えてクラスで相談しながら舞台をつくりあげている緊張感に圧倒された様子でした。
6年生には、英語の勉強に向かう意欲のよい刺激になったようです。
黙想会を行いました。
1月18日(木)・19日(金)の2日間、7年生(中学1年生)は林和則神父様にお越しいただき、「一流の共同体になろう」というテーマで黙想会に与りました。
1日目は「王様のレストラン」のDVDを題材に、真の「一流の共同体」とは何なのか、どのような心がお互いに必要なのか教えていただきました。2日目はキリスト教の「愛」とは何なのかということについてお話を伺いました。
生徒達は聖堂で一人になり、神父様のお話を自分自身と重ねて心のあり方を考えました。最後のミサではこれからの自分に向けての決心を捧げました。
初めての黙想会でしたが、「一人になる」ことを学び、神の前で正直に自分を見つめた2日間でした。
2年生読書会
本校では、本との出合いを大切にしています。
1月23日は、保護者の方も交えての2年生読書会でした。
今年の2年生のテーマは「外国の人が書いた本に親しもう」です。
同じ本を読んだ人たちとグループになって、心に残った場面とそのわけを話し合いました。
保護者の方々も同じ本を読んで、日常の暮らしや体験からお話してくださったのですが、交流がすすむうちにグループの輪が小さくなっていき、質問や感想などが飛び交い、充実した時間となりました。
友だちや家族で同じ本を読んで交流すると、発見があったり、考えが広がったり、深まったり・・・本を囲んで、楽しい時間を過ごすことができました。
校内マラソン大会
6日間の耐寒駆け足を終え、いよいよ1月19日(金)は校内マラソン大会でした。
朝に全校生でマラソンコースの下見を行い、午後のマラソン大会へ気持ちを高めていきました。
1年生にとっては初めてのマラソン大会。
6年生にとっては、小学校生活最後のマラソン大会。
それぞれの学年が様々な思いをもって、マラソンに挑む姿はとても逞しく感じられました。
また、子どもたちは「続けて努力する大切さ」と「自分自身の気持ちに向き合うこと」が学べたと思います。
震災お祈り会
1995年1月17日の阪神淡路大震災から、23年が経ちました。
子どもたちは体験していない阪神淡路大震災ですが、今日はそろって体育館に集い、当時のお話を聞きました。
この震災の被害の大きさとともに、今暮らしている私たちの町や生活が、当たり前ではなく、たくさんの人の努力により取り戻され、つくり上げられてきたことなど、多くのことを改めて考える機会になりました。
このことを忘れず、これからを歩んでいってほしいと思います。