StageI ゆりの行列
12月8日はカトリックで無原罪の聖マリアの祝日にあたります。
本校では、7日にお祝いの行事がありました。
「ゆりの行列」と呼ばれる聖心の伝統の行事であり、私たちの信仰の模範であるマリアさまに、一人ずつゆりの花をおささげする儀式です。
この日は特別に、学校のホールに美しいマリアさまが飾られます。
青い布と百合の花、ろうそくの光に照らされたマリアさまは、うっとりするほどきれいです。
「マリアさま わたしの こころのゆりを おささげいたします。いつまでも きよく うつくしく おまもりくださいませ。」
心は見えないので、代わりにゆりの花をおささげします。
小さな手を合わせて唱える子どものひとり一人に、神さまのお恵みがありますように。
プラクティス(小学校)
今年も、聖心の伝統であるプラクティスが始まりました。
プラクティスとは、クリスマスにお祝いの気持ちをおささげできるよう、何かを我慢したり、祈りや沈黙の時間を重ねたりして、クリスマスを待つ準備のことです。
子ども達は電車の中での沈黙や授業の最初の祈りをプラクティスとして行い、それらが守れたらクラスごとにツリーにシールをはります。こうして形になったプラクティスをお祝いの日であるクリスマスウィッシングでおささげします。
クリスマスの華やかさやウキウキした気分とは少し違って、校舎にしーんと静けさや、子どもの手を合わせる姿が見られる12月です。