小林聖心女子学院ブログ 小林聖心
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クラブ活動撮影

2021年1月19日 小学校
5,6年生が行っているクラブ活動に4月からは今の4年生も参加することになります。どのクラブに入るかを決めるために、去年までは4年生が実際の活動場所まで見学に行っていました。今年は感染防止のため、活動のようすを撮影しておいて、4年生に見てもらうことになりました。撮影されるとなると、ちょっと緊張するようです。

丘の学び舎 その105

2021年1月18日 校長室より
新たな寒波がやってきています。この土日は、大学入学共通テストが実施されました。報道によれば大きな混乱もなく終了できたようですが、試験の内容はずいぶん変わってきているようです。寒さとコロナ、そして、共通テスト第一回目と、いろいろ緊張が多い中、小林聖心の受験生たちもよく頑張ってきました。 先日、小学校の校舎を歩いていて、三階のオープンスペースに入った瞬間、4年生が図工の時間に描いた自画像が目に飛び込んできました。「4年生の私」という表題がついています。表情といい、ポーズといい、まるで、そこに全員いるかのように、存在感をもって迫ってきます。4年生も終わりに近づいている子供たちの自我の芽生えを感じさせられます。 自画像を描くには、自分と正面から向き合うことが必要です。自分の顔のそれぞれの部分をしっかり眺めるとともに、全体も捉え、見た通りに描くことが大切です。しかし、そこに表れてくるのは、単なる顔かたちではありません。自分の内面が見事に表れてくるのです。小林聖心では、4年生だけでなく8年生も自画像を描くことになっています。年齢が上がるにつれて、子供たちの内面に複雑さや豊かさが芽生えていくのを、はっきりと見て取ることができるのは本当に嬉しいです。 聖心会の第6代総長、天性の教育家といわれたマザー・スチュアートは、子供たちが学校の教育を終えて巣立っていく時に、「ある程度の自己認識、能力、目的を持っていなければなりません。これらの3つのものを持たずに学校を出ると、人生の流れのなかで漂流してしまうことになります。」という言葉を残しています。 自画像を描くことは、この自己認識を育む機会となります。これに限らず、小林聖心では、日常の学校生活において、「自分を見つめる」とか、「自分と向き合う」ということを度々、いわれる学校です。日々の祈りや振り返りは、まさにその時間です。 この閉塞感溢れる不安な時代に、子供たちがしっかりとした自己認識を育み、世の流れに漂うことなく、しっかり立って歩いていけますように。4年生の自画像を眺めながら、そんなことを考え、祈っていました。

マナー講座と華道講座を行いました。

2021年1月17日 高等学校

1月15日(金)に12年生はオンラインで、マナーについての講座と華道の講座を受けました。 マナー講座では、株式会社オフィスマーメイドの大利今日子先生より、「愛されるべき人になるために覚えておきたいマナー」というテーマでお話を伺いました。大利先生は、笑顔や身だしなみ、敬語表現や手紙・電話におけるマナーまで、これから社会に出ていく12年生に不可欠となるマナーを分かりやすく教えてくださいました。予め用意してくださったテキストもあり、生徒たちはそれを読みながら熱心に聴いていました。 引き続いて行われた華道講座では、未生流笹岡の家元笹岡隆甫先生がご指導くださいました。華道の考え方に関するお話を伺ったのち、生徒たちは各自に用意された花と花器を使って、実際に花を活ける体験をしました。笹岡先生は画面を通してお手本を見せてくださったり、生徒たちの様子をじっと観察しながら助言してくださったりと、オンラインであることを忘れてしまうほどの細やかなご指導でした。それぞれが活けた花は、終了後に持ち帰りました。 どちらの講座においても、大切にすべき心が具体的な行動や形に表れるということを12年生は学んだはずです。

 

インドネシアの大学生と交流しました。

2021年1月17日 高等学校
1月14日(木)、インドネシアのナショナル大学日本語学科の学生・先生方と12年生の生徒がオンラインで交流しました。 テーマは「文化と宗教を通してインドネシアと日本との相互理解をより深める」。本校校長とナショナル大学日本語学科長、文学部長の挨拶に続き、互いの国の宗教を双方の代表者が紹介しました。インドネシアではイスラム教を中心に多様な宗教が信仰され人々のアイデンティティとなっていること、日本では仏教や神道に根差した考えが生活の中に取り込まれていることなどを分かち合いました。 次に、互いの国の文化を紹介し合いました。日本からは書道や華道といった伝統的な文化、インドネシアからは民族ごとに特徴のある服装や踊りなどの紹介がありました。 セッションごとに設けた質疑応答の時間には、画面越しに生徒・学生同士が質問を投げかけては、その答えを一生懸命考えて話す姿が伝わり、充実した交流ができました。ナショナル大学日本語学科の学生の皆さんはとても流ちょうな日本語と分かりやすい画像で発表してくださり、これから大学で学ぼうとする12年生にとっていい刺激になりました。  

読書会を行いました。

2021年1月15日 中学校
1月14日(木)のHRで9年生は読書会を行いました。 今年の課題図書は、宮下奈都著「羊と鋼の森」、佐川光晴著「おれのおばさん」、八束澄子著「明日につづくリズム」、須磨久善著「医者になりたい君へ 心臓外科医が伝える医者の仕事」、ブレイディみかこ著「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」、池上彰著「池上彰とホセ・ムヒカが語り合った ほんとうの豊かさって何ですか?」の6冊。 話題の新書から映画化もされた物語まで、バラエティー豊かなこれらの中から冬休み中に2冊選んで読んできてもらいました。いつもの読書会であれば班で輪になって語り合うのですが、今回はコロナ対策の為、My Sophie のスレッド機能を利用してチャット形式で感想を語り合いました。    

凧あげコマまわし

2021年1月14日 小学校
今日はおだやかな陽射しの暖かい日となりました。 1年生は凧あげとコマまわしを楽しみました。 どちらもあまり経験がないのでしょう。 初めはなかなかうまくいかなかったようですが、だんだんと凧を風にのせたりコマをうまく回したりできるようになってきました。

雪の朝

2021年1月12日 小学校
雪の朝となりました。 木々は白い粉をふりかけたよう、小学校の前庭も一面真っ白になりました。 足跡を残しながら、子どもたちが登校してきました。 寒さをものともせず、さっそく校庭で元気に雪遊びをする姿が見られました。

丘の学び舎 その104

2021年1月11日 校長室より
感染症拡大第三波の勢いが、増加の一途を辿っています。その上、日本列島は記録的な寒波に見舞われています。大雪の被害に関する情報が各地から届き、胸が痛みます。1月17日もやってきます。阪神淡路大震災から、26年目。2021年は、気持ちも塞ぎがちなスタートです。 学校は先週から始まりました。子供たちが息を切らしながら坂道を登ってくる姿は、元気そのものです。新しい学校生活への好奇心に満ちています。子供たちから元気をもらって、私も新しい年の学校生活を始めました。入学試験のシーズンもやってきます。今回から新たに始まる大学入学共通テスト、そして、中学校、高等学校の入学試験を間近に控えた全国の受験生にとっては、例年にも増す緊張感の中での試験となります。無事に終わりますようにと祈らずにはいられません。 カトリック教会では、昨年の12月8日からの1年間を、「ヨセフ年」と定めています。イエスを育てた父、聖ヨセフが教会の保護者として宣言されてから150年を迎えることを記念して定められた「ヨセフ年」です。このパンデミックの渦中、聖ヨセフを思い起こして祈ることは、とても意義深いと改めて感じさせられます。 聖ヨセフは教会において、聖マリアほど脚光を浴びることはありません。しかし、実際のところ、ヨセフの存在なくして、マリアが神の子の母となるという救いのみわざは成就しませんでした。イエスは日常生活において、天の御父の愛をかたどる人間の父の愛を、ヨセフから学ばれたはずです。ヨセフは、優しく愛情深く、日々の困難を耐え忍びながら慎ましく誠実に生きた人です。創造的な勇気を持ち合わせていたことも、聖書から垣間見ることができます。マタイによる福音書では、「正しい人」という最高の表現で、ヨセフの人間性を伝えています。「普通の人」として、誠実に生きたがゆえに「聖なる人」となった「聖ヨセフ」を、この一年、模範として仰いでいきたいと思います。制約の多いコロナと共に生きる日々、地に足をつけ、希望をもって生きるために大切なことを、教えてくださることでしょう。 ムリリョ「小鳥のいる聖家族」

氷柱

2021年1月8日 小学校
今朝はずいぶん冷え込みました。 気温は氷点下まで下がったようです。 通学路の坂道の途中に氷柱(つらら)のできている場所がありました。 苔むした壁や草の茎から滴る水滴が少しずつ凍ってできたのでしょう。 朝陽がさして、その尖った先から再び水となって滴っていました。

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