小林聖心女子学院ブログ 小林聖心
女子学院
ブログ

丘の学び舎 その145

2023年7月3日 校長室より

先週はとても梅雨らしい天気が続きました。毎年慣れているとはいえ、不快指数の高まる季節です。先週お迎えした、オーストラリアのLoreto Collegeからの23名の生徒は、冬から夏への季節の変化に、大変辛そうです。週末は小林の生徒のホストファミリーと楽しく過ごし、今日は一緒に登校です。

この季節の楽しみは何といっても、紫陽花でしょう。今年はことのほか、花が大きく、美しく感じます。ロザリオヒルの谷の斜面は、紫陽花畑と化し、校庭のあちらこちらにも、様々な種類、様々な色合いの紫陽花が咲き誇っています。そして、校舎の中も、至る所に紫陽花が活けられていて、私たちの目を楽しませてくれています。

保護者会にいらしたあるお母様が、思わず、「校内の紫陽花が本当にきれいですね。」と声をかけてくださいました。何か、最高のおもてなしができたようで、嬉しくなりました。

小林聖心の卒業生で、高浜虚子のご令孫でいらっしゃる稲畑汀子先生(2022年2月逝去)が詠まれた、紫陽花にまつわる美しい俳句があります。
「紫陽花に色めく風となりにけり」 稲畑汀子
色とりどりの、不思議な紫陽花色に染まった風。そんな風が、今、小林聖心に吹いているようです。どんよりと、重くて暑い空気に汗をぬぐいながらも、紫陽花色に色めく風に、心を憩わせたいものです。

いよいよ7月。夏休みはもうそこまで来ています。

あじさいガーデン ~図工

2023年6月30日 小学校

4年生は図工の時間に、あじさいの花を作っていました。
淡い色をつけた画用紙を形に切り、土台の上に貼りつけていきます。
丹念に作業を続けて、だいぶんできてきました。
来週は花の中心にビーズ球を貼って完成です。

植物のからだ ~理科

2023年6月29日 小学校

実験室では、6年生が植物の根や茎、葉のようすを顕微鏡で観察していました。
赤く色をつけた水を吸わせた植物を、カッターで薄く切ってスライドガラスに載せます。
根から吸った水の通り道が赤く染まっているのが観察できました。
6年生たちは、それぞれのタブレットで写真を撮って記録しました。

オーストラリアより生徒・先生方が来校されました

2023年6月29日 中学校高等学校
6月29日(木)オーストラリアのLoreto Collegeより、生徒23名との先生方4名が来校しています。本校生徒の家にホームステイをするほか、いろいろな学年の授業に入って交流を行う予定です。
写真はStageⅢ朝礼でのご挨拶の様子と、9年生の英語の授業で行った交流会の様子です。

茶道体験

2023年6月27日 小学校

校内にあるお茶室で、5年生が茶道を体験しました。
お辞儀の仕方をはじめ、茶室でのお作法をたくさん教えていただきました。
水屋では、茶筅を使ってお茶を点てることも体験しました。
木曜日には、6年生が体験します。

丘の学び舎 その144

2023年6月26日 校長室より

先週の水曜日は、1年生~12年生まで、学校がその名を頂いている「イエスのみこころ(聖心)」を、お祝いしました。「私の中にはいつも二つの炎が燃えています。イエスの聖心に対する愛の炎と生徒に対する愛の炎です。」聖心女子学院は、創立者聖マグダレナ・ソフィア・バラのこの思いを受けて始まりました。

みこころの祝日は、「イエスのみこころ」がどんな心なのかを学ぶ日、そして、「みこころの子ども」という名前を頂いたこの学校に集う生徒が、「みこころ」に似たものとなるように祈る日ともいえます。そして、奉仕体験を通して、人を大切にするという生き方を具体的な行動で実行できるよう、学びます。

コロナ禍にあったこの3年間、十分に行事を行うことができませんでしたが、今年は、それぞれの学年らしい取り組みを行うことができました。ごミサやみ言葉の祭儀と前後して、Stage Ⅰは、日頃お世話になっている物や場所を丁寧に磨きました。Stage Ⅱは、フィリピンの子どもたちのための布の教具づくり、また、様々な施設で使っていただくための雑巾縫いを、沈黙のうちに、心を込めて行いました。

Stage Ⅲは、それぞれの学年に相応しい体験を取り入れながら、福祉について考え、学びました。11年生は、4年ぶりに、身体障がい者支援施設「希望の家」を訪れ、利用者の方々と交流する機会を頂きました。

イエス様は弟子たちに、「ただで受けたのだからただで与えなさい」(マタイによる福音書10:8)と仰いました。みこころの子供も、無償で、見返りを求めることなく、自分自身と自分にできることを、惜しみなく与えることのできる人になれますように。

実がなった

2023年6月23日 小学校

「オクラが2つもできました!」
2年生が植えた野菜の苗があるテラスにいました。
それぞれがお世話をしている鉢には、かわいい実がついていました。
今はまだ小さいですが、これから立派な夏野菜に育っていくでしょうね。

9年生聖心の祝日ボッチャ体験

2023年6月22日 中学校
6月21日(水)の聖心の祝日記念行事で、9年生はパラスポーツの一つ、「ボッチャ」を体験しました。障がいのある人も無い人も一緒になって楽しめるボッチャについて、講師の方からレクチャーを受けつつ競技、審判の両方を生徒たちで行いました。途中からは校長Sr.棚瀬をはじめ3名のシスターにも合流していただき、試合は大盛り上がりでした。ボッチャを楽しみつつも、障がいのある人と共に生きるとはどういうことかを考え、生涯を貧しい方、弱い立場にいらっしゃる方のために心を尽くされた、イエスの聖心について学ぶ半日となりました。

聖心(みこころ)のお祝い日

2023年6月21日 小学校

カトリック教会では伝統的に6月を「聖心(みこころ)の月」としています。
聖心の名を戴いた本校では、今日をお祝い日として、イエス・キリストの聖心にならい、他者のために惜しみなく働き、共に生きる喜びを伝える1日としました。

このページのトップへ