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2012年9月アーカイブ

2012年9月15日 17:22

 
 前日が雷雨だったのでお天気が心配されましたが、すっきりと晴れた青空のもと、小学校の運動会が行われました。

 1年生は、小学校で初めての運動会で、「元気いっぱい1年生」の演技など力いっぱい頑張りました。

 2年生は、本校伝統の「アニマル体操」を、きれいな隊形移動を見せながら上手に踊っていました。

 3年生、4年生は「どっこいしょ ソーラン!」を、大きなかけ声とともに威勢よくのびのびと演技できました。

 5年生、6年生は「組体操?羽・輪・和?」を、高学年らしく息を合わせて大技にも取り組み、大きな拍手をいただきました。


 2学期に入って2週間という短い練習期間でしたが、どの学年も集中して練習した成果を存分に発揮し、素晴らしい運動会を行うことができました。

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2012年9月 7日 17:09

 9月6日(木)5限から7限に、高1はキャリアガイダンス・大学ミニ体験を行いました。
 姉妹校の聖心女子大学から4名の先生方にお越し頂き、大学での学びについてお話を伺った上で、国際交流・心理学・教育学(情報学)の3分野のうち希望した2分野の体験授業を受講しました。
 今日の体験が各自の将来について考えるきっかけとなり、幅広い視野で進路を選択して欲しいと思います。

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2012年9月 4日 14:08

「オリンピックの聖火のように」


 お帰りなさい。よい夏休みを過ごしましたか。毎日、皆さんのことを思い出しながら、修道院のシスター達と心を合わせ、神様が一人ひとりを守ってくださるようにお祈りしていました。今日は、久しぶりに皆さんの元気な顔を見ることができて、本当に嬉しいです。
 夏休み前の終業の日、谷川俊太郎さんの「こころから」という詩を皆さんに贈りました。心は入れ物で、そこに蓄えたものから自由に出すこともできるし、また無意識に出てしまうものもあるのだという内容でしたね。この夏休み中、皆さんはどんなものを心に蓄えましたか。美しい芸術に触れましたか。よい本に出会いましたか。すばらしい人やすばらしい自然に出会い、祈りを通して神様と心を通わせることができましたか。また、世界で起こっていることに目を向け、自分の時間やエネルギーを誰かのために使うこともできましたか。今日からの学校生活で、皆さんが夏休みの間に心に蓄えたいいものを出し合って、互いを高めあうことができればと願っています。 

 ところで、この夏の話題は何といっても、オリンピックでしょうか。私はこの夏、25カ国から70名ほどのシスター達が集まった聖心会の国際会議のため、約3週間メキシコに滞在していました。スケジュールの合間を縫って開会式を見た時には、互いの国が出てくると大変な声援で盛り上がりました。また、アメリカの聖心の姉妹校ストーンリッジの15歳の生徒が水泳で金メダルだったとの報告に、みんな自分の国の生徒のことであるかのように喜びました。
 今回、何よりも心に残ったのは、開会式での聖火です。覚えていますか。204の国と地域を表す一本一本のトーチに火が灯され、それらがやがて一つにまとまって、大きな大きな聖火となりました。世界の人々があの聖火を一緒に見ていたと思うと、本当に感激します。それぞれの国が独自のアイデンティティーを大事にしながらも、つながりあって一つになれるそんな世界の姿は、私たちの夢であり理想です。この夏も、世界各地では色々なことが起りました。シリアは今も大変ですね。エジプトのシスターと話をしましたが、これから自分の国がどのようになっていくのか、本当に心配していました。同じ言葉で話していても互いを理解しあうことは難しいのですから、ましてや世界というレベルになった時には、本当に難しいです。しかし、自分の姿勢は変えることができます。互いを、神様から贈られた存在として「尊ぶ」という生き方こそ、今、最も求められているのではないでしょうか。

 皆さん一人ひとりは、神様から贈られた命を燃やす、あのオリンピックの聖火のようです。今日からまた始まる学校生活の中で、互いの炎、内側から輝く光を尊び、クラスで、学年で、そして、学校全体で大きな一つの聖火を燃やしていきましょう。いつも心の中に愛の炎を燃やしておられた聖マグダレナ・ソフィアの心を受け継ぎ、周りの人の炎とつながって大きな炎をつくっていきましょう。


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