聖心女子大学聖心女子専門学校札幌聖心女子学院聖心女子学院不二聖心女子学院聖心インターナショナルスクール聖心女子学院本部

2013年6月20日 11:20

 6月15日(土)、学校公開が行われました。

 まず、説明会では小林聖心の学校生活や教育方針、卒業後の進路についての話があり、その後、小4から小6の人を対象に体験授業が行われました。

 英語ではネイティブの先生による、カードや小道具を使いながらの英会話、美術ではモールを使ったカード作り、数学では、単純な計算で数の持つ巨大なパワーを体感し、宗教では、生き物に働く「いのち」について考える、という授業内容でした。

 体験授業に続いて、校内見学ツアーやクラブ見学、高3の生徒が応対する個別相談会も実施されました。

 普段の活動や、生徒の自然な様子に興味を持たれた方が多かったのか、校内ツアー案内役の中学校生徒会役員と楽しく話をする方も見られました。

 ご来校くださった皆様、ありがとうございました。

0615学校公開1.jpg    0615学校公開2.jpg
0615学校公開3.jpg    0615学校公開4.jpg

カテゴリ:

2013年6月20日 11:11

 6月12日(水)に球技大会を実施しました。バスケットボール、ハンドボール、ドッジボール、バドミントン、バレーボールの5つを中1から高3までの学年対抗で競いました。

 総合優勝は高3。ピンクの学年の優勝は初めてで、最後の球技大会を有終の美で飾りました。2位は高2、高1は僅差で3位という結果でした。4位は中3、中2と中1は同率5位でした。

 種目別では、バレーボール、バドミントンが高3、ハンドボール、ドッジボール、バスケットボールは高1という結果でした。


 前日まで心配されていた台風も問題なく、天候にも恵まれ、早朝、昼休みの練習の成果を十分発揮できた一日となりました。

0612球技大会1.jpg    0612球技大会2.jpg

カテゴリ:

2013年6月11日 07:08


 晴天に恵まれた6月8日(土)、甲南小学校で第18回兵庫私小連陸上記録会が行われ、
選手37名と応援4名の合計41名が参加しました。

 選手の人たちは、朝と昼に練習を重ねた成果を発揮できるように、
力一杯頑張りました。特に学校対抗リレーでは、予選、決勝ともに見事に1位でゴールし、
小林聖心にとって嬉しい一日となりました。

 IMG_6765.JPG IMG_6782.JPG


カテゴリ:

2013年6月 6日 09:37

マザー・バラの願い

 創立者聖マグダレナ・ソフィアのお祝い日は、皆様もご存知の通り、5月25日です。教会で聖人を祝う日は、亡くなられた日、つまり神様のみもとに帰り新しい命に与られた日となっています。マザー・バラは1865年5月25日に神様に召されましたが、その16日前の5月9日、パリの聖心女子学院(ビロン邸)の小学生たちを学校に隣接するご自分の修道院に招かれた、という記録が残っています。子どもたちに神様のお話をし、真っ赤なりんごをプレゼントなさいました。そして最後に、子どもたち一人ひとりに祝福を与えてお別れとなりました。マザー・バラが、生涯をかけてこよなく愛された子どもたちと過ごされたた最後の時間。どんなに慈愛に満ちた表情で子どもたちを眺めておられたことでしょう。そして、そのマザーが与えられた祝福に、限りなく深い思いを感じます。

 祝福とは、旧約聖書に描かれている通り、まず「生まれてきてよかったね。おめでとう。」ということです。すべての命の創造の始めに注がれた、神様の心です。マザーは、あなたが生きているということはどんなにすばらしいことか、その思いを伝えたくて、一人ひとりの上に手を置いて祝福なさったのでしょう。

 もう一つ、祝福は「幸せでありますように。」という祈りです。人生にどんなことが待っているかは誰にもわからず、社会もどんどん変化していく。そんな中で、自分も人もかけがえのない存在として尊び、互いに支えあいながら、生きることの意味や喜びを見出していく幸いを、マザー・バラはどんなに願われたことでしょう。

       マザーバラは 目にうつる かたちには
        まどわされませんでした。
        なぜなら マザーバラには 見えるのでした。
        すべてのひとの なかに かがやく 
        とくべつな ひかりが・・・
        どんな ひとの なかにも
        きえることなく かがやきつづける
        神さまの すがた・・・
        愛にあふれた マザーバラの 目には
        見えるのでした
              「聖マグダレナ・ソフィア・バラ」児島なおみ著

 小林聖心の皆様一人ひとりは、愛にあふれたマザー・バラのまなざしで、今も見守られています。そして、「生まれてきてよかったね」「幸せでありますように」と祝福していただいているということをどうぞ忘れないでください。今度のお祝い日には、是非、マザー・バラのそのあたたかい祝福を感じ取ってほしいと心から願っています。


カテゴリ:

2013年6月 6日 09:31

「創立90周年」を祝う心

いよいよ、創立90周年を記念するお祝いが近づいてきましたが、「記念する」という言葉には、「思い起こす」という意味が込められていますので、今度のお祝い日には全校を挙げて、この学校で語り伝えられ、ずっと大切にされている物語(Story)を思い起こしたいと思います。また、「思い起こす」とは単に過去の話を記憶に甦らせるということではありません。今の小林聖心でその物語に命を与えて生きたものとし、未来につなげるということです。そんな「創立90周年」のお祝いにしていきたいですね。

 大切な物語のまず最初は、イエス・キリストという方についてです。2000年以上も前のこと、イエス様は私たち一人ひとりの存在の根本に神様の愛があるのだということを、生涯をかけて、身をもって示してくださいました。この方がいらっしゃらなければ、何も始まりませんでした。イエス様の心に強く惹かれ、イエス様のように生きたいと願って実行された聖マグダレナ・ソフィア・バラというフランスの一人の女性によって、この学校が始まったからです。この女性がいらしたお蔭で、「イエスの聖心」という名前の学校が212年前に始まりました。そして、現在、世界30カ国に広がる、149の学校というネットワークが出来上がったのです。

 次は、聖マグダレナ・ソフィアの思いを受け継いで日本に渡ってきてくださった、欧米からのシスター達のお話です。この話は105年前に始まります。そのシスター方の中に、小林聖心の初代学院長となられ、たくさんの精神的・物質的遺産を残してくださったマザー・マイヤーがいらっしゃいます。小林聖心の子どもたちをこよなく愛し、二度と祖国に帰ることなく教育に献身し、日本の土となってくださったシスター方は100名を超えます。小林聖心の90年という歴史を、天国で一緒に喜んでいてくださることでしょう。このシスター方の存在を決して忘れてはなりません。さらに、そのシスター方の教育に対する篤い思いに心動かされ、小林聖心のためにご尽力くださった恩人の皆様。そして、この学校で教えてくださった先生方と7000名を超える卒業生。本当に多くの方々の心が今もこの学校に生き続けています。そのことに気づき、未来につなげていくのは、2013年の今を共有している私たちの責任であり使命であると言えますね。

 今年の学校の目標「今 ここに 立つ」が示しているとおり、小林聖心の生徒としてしっかりと今を生き、この学校を愛する多くの方々から受け継いだものを皆様らしく表現しながら、過去と未来をつなげていってください。それこそが本当の90周年の記念だと思います。


カテゴリ:

2013年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

ウェブページ