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丘の学び舎 その161

2024年1月17日 校長室より

阪神淡路大震災から、29年目の日を迎えました。今年は元日に能登半島地震が起こり、とても悲しい年の始まりになってしまいました。コロナが解禁となり、4年ぶりで再会を楽しまれていたご家族も多かったことでしょう。阪神淡路大震災で地震を経験された方々、東日本大震災を経験された方々にとっては、過去のご自身の経験とも重なって、特に心痛む新年を過ごされたことと思います。一年中で最も、普通でいいので何事もなく穏やかに過ごしたい、そんな日が、地震と津波によって一転してしまいました。心より、お見舞い申し上げますとともに、一日も早く、落ち着いた場所での生活を始められますように、被災なさった方々のためにお祈りいたします。

日本国内で初めて新型コロナウイルス感染症第一例目が出たのは、2020年の1月15日でした。あれからの騒動は、忘れることができません。その4年後、ちょっとほっとした矢先、今度はまた大地震です。自然災害に感染症。一つ終わったかと思うと、また、次がやってくる。これが私たちの時代、と受け止めるには、あまりにも難しい現実です。

こんな時代に大人になっていく子どもたちには、例えどんなことがあっても、「生きるに値するいのち」の喜びを知ってほしい、というのが心からの願いです。そして、私たち教育者の務めは、まさにそのためにあるといっても過言ではありません。感染症も、災害も、つながりの中で生かされているいのちの尊さを学ぶ経験です。一人でも多くのいのちを救おうと奔走してくださる災害救援従事者の方々の姿を見ていると、いのちの重さを感じずにはいられない年明けでした。

2024年。今年も、子どもたち一人ひとりのいのちと向き合いながら、小林聖心は101年目に入っていきます。

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