小林聖心女子学院ブログ 小林聖心
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調理実習

2023年9月27日 小学校

6年生の家庭科で、調理実習がありました。
献立は、おにぎりと豚汁です。
牛蒡のささがきや大根と人参のいちょう切りにも挑戦しました。
先生の指示に従って、段取りよく進めることができました。

考えるチームワーク

2023年9月6日 小学校

体育館では、6年生が少し変わった競技をしていました。
6人でまるく向き合って手をつなぎます。
その中心にある6個のボールを少しずつ蹴りながら移動していき、早くゴールに着くのを競います。
うっかりと、6人の輪の外へボールが転がっていってしまうこともありました。
どうすれば、ボールをうまくコントロールしながら速く移動できるか。
それぞれが意見を出して話し合います。
いろんな意見を試しながら、再び挑戦しました。

水の中の小さな生き物を観察しよう

2023年8月31日 小学校

6年生が実験室で顕微鏡をのぞいていました。
たまり水から採取したプランクトンを観察しています。
「見えた!」「動いた!」
小さな発見の感動が生まれていました。

Summer English

2023年7月24日 小学校

今日から3日間、Summer English が行われます。
4年生から6年生の希望者が、外国人の講師とさまざまな活動をします。
第1日目の今日は、互いのことを知るための活動や、講師の国に関するクイズを楽しみました。

6年 錬成会1日目

2023年7月18日 小学校

錬成会1日目の活動では、大西勇史神父様をお迎えし、これまで出せなかった新たな自分が発見できるよう様々な活動に取り組みました。「班の仲を深めるゲーム」や「相手を知るためのインタビュー」などから、普段あまり話をしたことのない友達との関わりが深まります。学年目標の「内へ深く、外へ力強く」をさらに深化していけるよう、明日は祈りへとつなげていきます。

  

植物のからだ ~理科

2023年6月29日 小学校

実験室では、6年生が植物の根や茎、葉のようすを顕微鏡で観察していました。
赤く色をつけた水を吸わせた植物を、カッターで薄く切ってスライドガラスに載せます。
根から吸った水の通り道が赤く染まっているのが観察できました。
6年生たちは、それぞれのタブレットで写真を撮って記録しました。

6年Field Trip 最終日

2023年6月16日 小学校

最終日を迎えました。今朝も時間通りに朝食会場に集まり、気持ち良く一日をスタートさせることができました。この4日間、一度も集合時間に遅れることなく集まることができたのは、今後も大切にしてほしい、この学年の力です。

そんな子供たちに神様もご褒美をくださったのでしょう。4日間、宿舎にいる時間や移動中は雨が降るものの、いざ活動をする時間になるとピタリと雨が止みました。

さて、午前中は白川郷・荻町の散策です。昨日、森の中で見た植物が、合掌造りの中でどのように使われているのかを確かめました。実際に見る合掌造りの屋根は想像以上に大きく、屋根裏もとても広いものでした。子供たちからは「雨漏りはしないんですか?」「なぜどの合掌造りも同じ向きに建てているんですか?」など、新たな疑問が出され、学びがさらに深まりました。

午後は、美濃和紙で有名な美濃の町を訪れました。美しいうだつの上がる街並みを歩きながら、提灯作りの職人さんのお話を聞いたり、和紙小物を買ったりしました。かわいい和紙の人形作りにも挑戦し、この旅最後の素敵なお土産ができました。

日本の宝を探すという目的を持って始まった今回のField Trip。まだはっきりと言葉にはなっていませんが、それを考えるための心は十分に耕されたと思います。

嬉しかったことは、この4日間、どこに行っても「素直な子供たちですね」と言っていただいたことです。それは、ただ静かに話を聞けるという意味ではなく、相手の話をしっかりと受け止めて、尽きることなく質問を返してくれるという意味です。しおりはメモでびっしりになりました。素直な人は謙虚に学び続けることができ、真っ直ぐに伸びていきます。

バスの中では大合唱し、時間はしっかりと守り、班の中で声をかけ合い、活動中は素直に学ぶ。いつでも、誰にでも心を開いているこの学年の良さが発揮され、磨かれた旅となりました。

行く先々でお世話になった方々、支えてくださった全ての方々に感謝いたします。ありがとうございました。

6年Field Trip 3日目

2023年6月15日 小学校

3日目を迎えました。午前中は、江戸幕府直轄領時代の高山陣屋、その陣屋前で毎朝開かれる朝市、そして、昨晩お話をしてくださった津田さんのお店を巡りました。

津田さんのお店では、昨晩、一つの作品が出来上がるまでの細かな作業や、津田さんの想いを教えていただいたばかりなので、子供たちも一つ一つの作品を熱心に見ていました。津田さんが実際に彫るところも見ることができました。守り継がれてきた匠の技も、その裏側を教えていただくことで、より深く味わうことができます。一位一刀彫の魅力や価値を味わいながら、気に入った作品を購入する子供もたくさんいました。改めて、知ることの大切さを感じます。

午後は、いよいよ世界遺産・白川郷に到着しました。早速、森のガイドウォークに出かけ、合掌造りを生み出した白川郷の自然について学びました。例えば、太い柱と柱を、釘やネジを使わずに、マンサクという植物で結束していることや、冬の大雪に押されることで根元が曲がってしまった「根曲り」の部分は強度があるので、梁として使われていることなどを実物を見ながら教えていただきました。さまざまな植物を適材適所に使い分けた昔の方々の知恵に驚かされます。

その後、白川村役場の方、村の猟師さん、白川八幡神宮の方、白川郷の自然環境を守る会の方の4名を招いてのインタビュー学習を行いました。さまざまな視点から白川郷の魅力を語っていただくことを通して、日本の宝とは何かについて考えを深めました。小グループに分かれての活動なので、子供たちは質問したいことを存分に聞くことができました。インターネットやガイドブックでは伝わらない、そこに住む方々の想いに触れることができました。

食事後は企画係によるエンジョイタイム。館内を巡るスタンプラリーをみんなで楽しみました。バスでのレクリエーションにおいてもそうですが、係の友達が一生懸命準備してくれたことに対して、参加する子供たちも全力で楽しむことで応えるところが、この学年の良いところです。

楽しんだ後は最後のミーティング。少しずつ改善されてきたこと、まだ課題として残っていることを言葉にしていきます。疲れのたまった時でも、こうして丁寧に取り組むことが自己を見つめる心を育みます。

明日は最終日。素敵な一日となりますように。

6年Field Trip 2日目

2023年6月14日 小学校

雨音で目が覚めた2日目。午前に予定していた散策は、雨が止むのを待ち、コースを一部変更して実施しました。散策が始まる頃には雨も上がり、雲の隙間からは青空も見えました。雨に濡れた緑はとても美しく、子供たちは何度もiPadで写真を撮っていました。

午後からは、子供たちがFTで一番楽しみにしていた高山散策。日下部民藝館で昔の暮らしを学んだり、古い街並みの景観を見たりしながら、同時に、高山グルメを味わったり、いろんなお店で買い物を楽しんだりしました。

あるお土産屋さんでは、小林聖心の子供たちだと分かると随分と値引きしてくれました。実はこのお店、現10年生が6年生の時、ある班が雷雨を凌ぐために雨宿りをさせていただき、さらに、教師に連絡するために電話まで貸していただいたお店なのです。その時の礼儀正しい子供たちの姿をよく覚えてくださっていて、今日の出来事につながりました。とても誇らしい気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は夕食後も活動が盛りだくさんです。

まずは高山の伝統工芸、一位一刀彫師の津田さんのお話を伺いました。子供たちの成長が見えたのは質問コーナー。これまでたくさんのインタビュー学習を経験してきた子供たちは、次々と手を挙げました。核心をつく質問に、津田さんも思わず「いい質問ですねえ」とおっしゃってくださいました。「感動を忘れないことが大切。そこから次のものが生まれる」「うまくいかない時は、それを目の前から隠す。そればっかり見ない」など、一位一刀彫に限らず、子供たちの生活にもつながるお話でした。

最後は、さるぼぼ作りです。飛騨の言葉で「さるの赤ちゃん」を意味するさるぼぼは、健康や縁結びなどの願いがこめられたお守りです。子供たちは針と糸を器用に使い、とても上手に仕上げました。同じように見えても一つ一つ個性があり、みんな自分のさるぼぼが一番かわいいと思っていることでしょう。

2日目を終え、疲れも見え始めています。疲れてくると心の余裕も失いがちです。子供たちの心が試される時。いい思いも苦い思いも、すべて友達と共有(sharing)することを通して、心を磨いてほしいと思います。

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