2011年3月29日 13:20
3月24日(木):4日目
3月25日(金):5日目
3月25日:修学旅行もとうとう最終日を迎えました。午前中は日本二十六聖人記念館を訪問し、苦難に満ちた迫害の道行きを、神様が共に歩んで下さる「旅」と捉えた二十六聖人の信仰心についてレンゾ神父様からお話を伺いました。リニューアルされた展示室と教会の聖堂を拝見し、その後バスで「シュガーロード」沿いに博多駅へ。新幹線で無事帰阪しました。
長いようであっという間に時間が過ぎた5日間。私達を温かく受けいれて下さった天草、長崎の方々、旅に同行して下さった旅行社の添乗員さん、バスの運転手さんガイドさん、その他多くの方々に支えられて、楽しく充実した研修旅行となったことを感謝いたします。そして帰宅して、「我が家」の心地よさと、いつも通りの日常生活をあらためてありがたく思いました。九州では桜花の蕾がほころびはじめ、まだ残る肌寒さの中にも春の到来が確かに感じられました。東北関東大震災で被災された方々の様子に胸を痛めながらの旅路でしたが、悲しみ苦しんでおられる方々にも必ず「春」が訪れますように、そして私達が支える力となれますようお祈りいたします。
本校中学校が、第3回田辺聖子文学館ジュニア文学賞の学校賞(財団法人文字・活字推進機構賞)を受賞しました!
3月23日(水)、大阪樟蔭大学で授賞式が開かれました。田辺聖子先生も同席された式場で、賞状と副賞、ガラス製の素敵な盾を頂きました。
こちらの賞は、「読書向上推進に尽くし、特に優秀な成果を挙げた学校」(応募要項より引用)に贈られる賞です。本校では、中学生全員に「私の本棚」という読書記録ノートを配布し、読んだ本を記録させる活動を行っています。また、毎月学年ごとに課題図書を3冊紹介し、生徒が入手しやすいよう図書館に必要な冊数をそろえてもらっています。毎年9月にはHRにて読書会を行い、生徒たちは同じ課題図書を読んで考えたことを互いに話し合っています。こうした取り組みが認められ、受賞につながりました。
田辺聖子文学館ジュニア文学賞には個人賞もあります。今年度が3回目ですが、本校では第1回から積極的に生徒作品を応募し、毎年エッセイ部門や読書体験記部門で入賞を果たしています。
課題図書をきっかけに、読書の苦手な人が本に興味を持つことはもちろん、読書好きな人も、自分の知らないジャンルの本を知ってくれることを期待しています。多感な中学生が読書の幅を広げてくれるよう、これからもこの取り組みを続けていきます!
3月10日(木)本校講堂にて、コンサートが開催されました。
前半は、大阪フィルハーモニー交響楽団首席コンサートマスターの長原幸太さんとピアノの藤井快哉さんにより、クライスラー作曲「愛の喜び」やタルティーニ作曲「悪魔のトリル」などが演奏されました。
後半は、ヴァイオリンの田中美奈さん、ヴィオラの小野眞優美さん、チェロの近藤浩志さんを加え、ドヴォルザーク作曲弦楽四重奏第12番へ長調「アメリカ」やシューマンのピアノ五重奏変ホ長調作品44などが演奏されました。
長原さんが本校の創立85周年記念音楽会で大阪フィルハーモニー交響楽団と共に素晴らしいヴァイオリンソロを聴かせて下さったことは、多くの在校生にとって思い出深いこととなっています。今日の演奏を鑑賞した中1から高2の生徒は、長原さんの表現豊かなヴァイオリンソロに感銘を受け、弦楽アンサンブルではメンバーの方の息の合った演奏を存分に楽しむことができました。
期末考査も終わり一年の締めくくりの時に、心穏やかに本物の芸術を味わうひとときを持てたことに感謝します。
2月4日(金)、中学校英語暗誦大会が行われました。
中1は、カエルの男の子Froggyを主人公にした絵本をクラスごとにリズミカルに暗誦し、1年間の英語学習の成果を披露しました。中2、中3は、各学年のオーディションを勝ち抜いた生徒による発表が行われました。
オリジナルスピーチ部門では、クラブ活動・家族・趣味など、身近な話題から、日本の難民受け入れ問題まで、幅広いテーマの英語スピーチを、発表者が熱く語りました。また暗誦部門では、中2は「オズの魔法使い」からの一節、中3はキング牧師の演説 I Have a Dream の一部を力強く発表しました。
下級生が上級生の発表を見ることで大きな刺激を受けました。