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2012年10月アーカイブ

2012年10月26日 17:43

 10月20日(土)平成25年度第一回中学校入試説明会が本校で行われました。

 校長シスター棚瀬から建学の精神・教育方針についての話の後、入試教科主任より各受験科目の勉強方法などについて、教頭より平成25年度入試の募集要項についての説明がありました。

 説明会終了後、中学1年生の授業公開がありました。英語文法・英語オーラル・数学・宗教の4つの授業を来校者の方々に見て頂きました。

 本校の中学3年生による校内ツアーでは、部活動の様子や授業公開、校舎の様子などを見学して頂きました。1家族に1名の生徒がついて案内をするという形態で、生徒も緊張しながらも精一杯頑張り、来校者の方々にご好評を頂きました。また、校内の14箇所にチェックポイントを設置し、ウォークラリーも行いました。迷路のような校内を見て歩きながら、お楽しみ頂けたのではないでしょうか。

 11月10日(土)の第二回説明会では、卒業生が来校し、本校在学中のことや現在の活躍についてなどをお話する予定です。また違う角度から本校のことをお知り頂けると思いますので、多くの方のご来校をお待ちしています。


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2012年10月23日 11:09

 10月13日(土)に体育祭が行われました。

 優勝は高校3年生。最後の体育大会を涙の初優勝で飾りました。続いて高1、高2、中3、中2、中1という順でした。中1から高3までの学年対抗で競いますが、中学生も先輩達に負けないくらい力を出し切りました。早朝、昼休み、放課後の練習の成果が存分に発揮されました。

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 高校生は学年ごとにダンスの演技があります。高3のダンスは舞扇とともに和太鼓の音に合わせて時には力強くそして優美に舞いました。「鼓」というタイトルの通り「和」をテーマにダンスの構成を考えました。風に乗って新たな場所で花を咲かせる綿花のように、これからそれぞれの道へ進んでいく自分たちを表現しました。

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 高2のダンス「GO into Action」ではお宝を盗んだ怪盗たちがPoliceから逃げるために世界中を巡るというストーリーを展開しました。一つ一つの隊形や個人の表情など細部にまでこだわった素晴らしい作品に仕上がりました。昨年に比べ演技時間も長く、一段と成長した姿を見せてくれました。

 高1のダンスは「First Stage」です。初めて全員で創るダンスに、これから挑戦するであろういろいろな場面を重ね合わせました。16才の溢れる元気が見ている人に届くようなダンスを披露してくれました。快晴のもと、気持ちも清々しくなる体育祭でした。


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2012年10月19日 18:08

「しっかりと立つ」


 小林聖心では、中高それぞれで、または合同で、毎日朝礼を行なっています。朝の祈りと先生方のお話という10分弱の時間ですが、その間、「しっかりと立つ」ということはとても大切なことです。今日は皆さんに、その「立つ」ということの意味を考えていただきたいと思い、お話します。

 よく、列を揃えて真っ直ぐにと言われますが、まずは、全体の中で自分はどこに立てばよいのか、自分の立ち位置を自分で見極められるということが大切です。そして、自分の場が定まったら、二本の足でしっかりと立つこと。足が開いていたり、手を組んでいたりというのではなく、背筋も手足も頭もすっと伸びて、「私が立っている」という落ち着いた姿を見たいですね。

 生物的に考えても、二本の足で立てるということは、とてもすばらしい人間の能力です。というよりは、むしろ人間は二本の足で立つことによって、人間になったといった方が正しいですね。直立姿勢を取るようになったことで、手が自由になり、手を用いた作業ができるようになりました。そして、脳が発達し、言語も生まれてきました。ですから、人間であることの意味は、堂々とした立ち姿で表すことができると言っても過言ではありません。

 しかし、人間にとって「立つ」ことの意味はそれだけではありません。例えば、「独り立ち」というような言葉がありますね。赤ちゃんが一人で立てるようになることを意味すると同時に、大人になり、自立していくことも意味します。また、皆さんもよく知っている孔子という中国の思想家は、「われ、三十にして立つ」という言葉を残しています。それはもちろん30歳になって初めて足で立つという意味ではなく、自分の道を決め、気持ちを固めて人生をしっかりと歩んでいこうという決意を表しています。つまり、「立つ」ということには、身体的な姿勢と同時に、人間の内面的な姿勢、生きることに真剣に向き合う姿勢が表れてくるのです。

 スポーツ選手は「コート」や「マウンド」に立ち、役者は「舞台」に立ちます。そこが自分の生きる場で、そこにすべてをかけます。「樹」は植えられた場にしっかりと立ち、空に向かって真っ直ぐに伸びていきます。皆さんが、毎日朝礼で立つ姿がその日の自分をつくり、人生全体を方向付けていきます。皆さんの立つ姿は、まさに生きる姿そのものになっていくのです。どうぞ、今日からの毎日、朝礼で「立つ」皆さんの姿が、そんな真摯な生きる姿の表れとなりますように、心から願っています。


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2012年10月 5日 16:31

10月4日(木)7限のHRで、海外体験学習に参加した高2・高3生徒19名が、夏休み中のそれぞれの体験学習について発表を行いました。

台湾Cultural Exchange Programでは、世界中の姉妹校からの参加者や台湾聖心生と、台湾の文化や言語について学び、グローバルな問題について語り合いました。「国が違っても、聖心の生徒が集まれば、マザーバラの望んでおられた一つの家族になれること」を実感しました。

韓国体験学習では、韓国聖心や現地の多くの場所を訪問し、文化や歴史、社会について様々な考え方に触れ、「いろんな視点から物事を見ること、その上で自分の意見を持つこと」の大切さを学びました。

オーストラリア短期留学では、メルボルンのサクレクール姉妹校で5週間学んだ生徒3名が発表しました。学校行事や授業などに積極的に参加し、体験を通して学んだ現地の学校生活を紹介しました。「言葉は違ってもお互いに理解し合うことができるという素晴らしさ」に気づくことができました。
 
本校主催のフィリピン体験学習参加者14名は、訪問先での出会いや出来事を通して、家族の絆の強さ、貧富の格差といった社会の矛盾の中でも、信仰心をもって、神様への感謝のうちに、力強く生きているフィリピンの方々の生き方にふれ、自分の価値観や人生観について深く考える機会を得たことを発表しました。

海外体験学習は例年大変参加希望者が多く、全員の希望を叶えることができないが、参加者が見聞を広め、帰国後の発表をすることで、少しでも多くの生徒の学びの機会になることを願っています。

なお、今年度、カンボジア体験学習は現地の事情で中止となったことは大変残念でした。学年で集めた、寄付のノートや鉛筆などはすでに東京の聖心女子学院に送り、東京聖心より現地へ送っていただくことになりました。

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