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校長より
2018.06.09
丘の学び舎 その26

6月8日(金)イエスのみこころの祝日、ステージII(5・6・7・8年生)の朝礼で、話をしました。聖心で学ぶ児童生徒は「みこころの子供」という名前を創立者聖マグダレナ・ソフィアから頂いているのですから、イエス様の心にふさわしい人になってほしいとの願いを込めて、「心には温度がある」という話をしました。

心には温度があるのですが、私たちの心はどのくらいの温度でしょうか。冷たい、冷めている、なまぬるい、温かい、熱い等、様々に表現することができます。イエス様の心はBurning Heart(燃えている心)と言われますので、温かいどころか、熱いのです。熱い思いで、一人ひとりを慈しみ、幸せを願ってくださいます。

熱いというと何かに夢中になっている様子、例えば、電車の中でよく見る光景、SNSとかゲームに熱中するというようなことも想像できますが、イエス様の熱さは「関心」という熱さです。もちろん、あら探しをするための関心ではありません。周りの人や周りで起こっていること、例えば誰かが苦しんでいるとか助けを必要としているとかいうことを放っておけない、何かしなければ、私に何かできることはないかしらと一生懸命になることです。「別に・・・」とか「関係ない」とかいう冷めた心とは正反対です。小林聖心の子供たちが、イエス様のような熱い心で人の痛みを少しでも理解し、その思いを行動で表すことのできる人になりますように。

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