修学旅行 4日目
天草から長崎に到着してから2日目の朝、どんよりとした雲が広がる中でしたが、予定通りの行程を終えることができました。
以下、午前の『外海』『聖母の騎士修道院』『長崎歴史文化博物館』の3コースに分かれておこなった研修と夕食後に訪れた『大浦天主堂』でのみことばの祭儀について、生徒へのインタビューをお届けします。
○外海地区を周り、ド・ロ神父様が当時の人たちの生活の基盤を作る為に授産所を作られたお話や、熱い信仰心をもつ地域の人たちのために教会を作られたお話を伺い、誰かの幸せのために行動する事の大切さを感じました。M.O
○聖母の騎士修道院の神父様に、この修学旅行で長崎の歴史、キリスト教の歴史を学び、平和のために私たち高校生が今何ができるのについて教えていただきました。自分の家族を大切にする事で平和が広がり、日本へそして世界へと広がって行くことを学びました。来年から選挙権を持つ者として責任を持ち、自分たちの未来を託す人へ投票することの大切さを感じると同時に、自らが平和のために立ち上がれる人になりたいと思いました。S.K
○長崎歴史文化博物館では、坂本龍馬についてや、南蛮貿易、キリスト教に関係するものなどの展示を見たり、実際に触れたりすることで、楽しみながら学ぶことができました。普段見られないものや、資料集などで見ていたものを実際に目にすることで、歴史を身近に感じることができて楽しかったです。Y.K
○修学旅行最後の夜に学年全員で大浦天主堂で
みことばの祭儀にあずかり、その後二十六聖人の絵やサンタマリアの御像を見学しました。信徒発見という日本のキリスト教の歴史において大きな意味をもつ場所でお祈りを捧げることができて感無量です。N.I
修学旅行 3日目
朝、雨の音で目を覚まし、今日は一日傘の出番だと覚悟しましたが、夕方まで降ったり止んだりの小雨程度で済んだ3日目でした。大きなけがや病気もなく、毎回おいしいお食事をいただきながら元気に過ごしている生徒たちです。
以下、午後に訪れた『浦上天主堂』と『長崎原爆資料館』について、生徒へのインタビューをお届けします。
○浦上天主堂を訪れ、長崎のキリシタンの熱い思いが詰まった天主堂を一瞬で破壊してしまう原爆の恐ろしさを身にしみて感じました。神父様からお話を伺い、この悲惨な過去をあってはならないものとして強く受け止め、さらに私たち自身が次の世代に伝えていきたいと思いました。Y.T
○日本史の授業で長崎の原爆について学んだ時は、どこか現実離れした教科書の中の過去の話と感じていました。しかし被爆者の方に実際にお話をお聞きして、唯一の被爆国である日本の若い世代として私たち一人ひとりが平和を祈り、作り出していきたいと強く実感しました。M.K
修学旅行 2日目
昨日の天気予報では「曇り一時雨」でしたが、 晴れ間も見える絶好のコンディションで1日がスタート。 雨がパラパラと降り出したのは本日最後の訪問地、 崎津天主堂からホテルに向かうバスに乗った時で、 大変ラッキーな1日となりました。
午前中のイルカウォッチングでは、多くの野生イルカにも出会え、 ボートの真横で本物のドルフィンキックに大歓声を上げる生徒たち でした。
以下、午後に訪れた『大江天主堂』と『崎津天主堂』について、 生徒へのインタビューをお届けします。
○大江天主堂の入り口に掛かっていた「 2人の小さい子供を連れたお母さんの絵」を見て、 キリスト教への信仰心を持ちつつも、子供への愛情から踏み絵を決断した母親の覚悟が感じられました。H.K
○ 崎津天主堂では、当時絵踏みが行われていた場所の上に祭壇を 作ったというお話を伺い、 当時の人の信仰の深さに心を打たれました。また、財政難から鉄筋 と木造を組み合わせて作られた教会とお聞きして、驚きました。
W.Y
修学旅行 1日目
3月21日、雲行きのあやしい中、11年生(高2)は元気に修学旅行へ出発しました。
九州新幹線「さくら」に乗り、いざ熊本へ! 道中終始楽しく過ごす生徒たちでした。雨の中での移動でしたが、有明海の風景を見ながら、バスの中ではガイドさんから天草の歴史のお話を伺い、これからの行程がより一層楽しみになりました。
以下、最初に訪れた『天草キリシタン館』について、生徒へのインタビューをお届けします。
○今まで宗教の時間で学んできましたが、直接自分の目で見られたことでさらに魅力的な学びが深まりました。S.T
○今日見て聞いたことと学校で学んだ日本史とを結びつける事ができました。館長さんがおっしゃった「教会は観光地ではなく祈りの場所」というお言葉が特に印象に残りました。H.S
生活科 チューリップの観察
だんだん暖かくなる日に合わせるかのように、1年生の植えたチューリップが大きくなってきました。 生活科の時間にテラスで、それぞれの植えたチューリップを観察しました。 「黒い線がある」「ピンクになっているところがある」など、細かく観察できました。 啓蟄も過ぎたせいか、ダンゴムシやアリが出てきて、そちらに興味をひかれた1年生もいました。
感謝の気持ちを伝える会
小学校の卒業を目の前にした6年生が、小学校でお世話になった方々に感謝の気持ちを伝える会を開きました。 1年生の時からの思い出を順に語った後、全員で歌を披露しました。 最後は花道を作ってお見送りしました。 いっぱいの笑顔の中にも、別れの涙が少し見えた集いでした。
StageⅠ修了式
本校が取り組む4-4-4制では、最初の修了が4年生の終わりとなります。 今日、そのStageⅠ修了式が行われ、一人ひとりに修了証書が渡されました。 式典の厳粛さを保ちながらも、次のStageへ羽ばたこうとする力と希望がにじみ出た式となりました。 在校生代表として参列した3年生にも、これからの目標として映った姿でした。
丘の学び舎 その135
いよいよ、2022年度の学校生活、最後の週を迎えました。小中高で、学年を締めくくる様々な行事が続きますので、学校の中は、いつもにも増して活気が溢れています。やがて、小学校と中学校の卒業証書授与式が行われ、全学年終業の日を迎えます。
小林聖心の春休みは、休みとはいえ、生徒の活動が続きます。4月に行われる学院祭に向けて、大忙しの時です。特に、創立100周年を祝う2023年度は、小学校から高校まで、学院を挙げて、3日間の記念学院祭となります。コロナ禍で中止になったり、オンライン化されたりと、変則的な学院祭が続きましたが、2023年度は一挙に通常が戻ってきます。保護者と一般のお客様向け「Come and See Day」に加え、同窓会と旧職員皆様が集う「Homecoming Day」も開催されます。一体どんな日になるのでしょうか。考えるだけで、ワクワクしてきます。
学校生活の一日を支える朝の祈りで、毎日耳にするアンジェラスの鐘の音も、今週でしばらくお休みとなります。神様に向かって心を挙げ、遠くの人ともつなげてくれる鐘の音。その日その時の、一人ひとりを励まし、癒し、温めてくれる鐘の音の響きに、「今学年もありがとう」という気持ちを込めて、今週は特に、心を込めて耳を傾けたいと思います。創立の頃からずっと鳴らされてきたアンジェラスの鐘。新型コロナで一斉休校の3年前も、この鐘の音が生徒の端末で配信され、不安な子どもたちの心を学校へつなぎ、また生徒同士をつなぐという大切な役割を果たしてくれていました。
いよいよ、コロナも新たな局面に入っていくことになります。2023年度、創立100周年の年度の始業の日では、この鐘の音とともに、一学年ずつ進んだ児童生徒が、神様の祝福とともに、新たな気持ちで学校生活を始めることができますように。
感謝のお手紙
今週、小学生は、一年間、学校生活を支えてくださった方に感謝の気持ちを言葉や行動で伝える感謝週間の集大成として「感謝ミサ」に与りました。その後、児童会役員が全校児童の書いた「感謝の手紙」を届けに行きました。自分を取り巻く方々の中での自分自身を振り返り、感謝することで、大きな成長につながっていきます。