小林聖心
女子学院
ブログ
図書の時間
1,2年生は週に1回、図書の時間があります。
今日は1年生が昔話を読んでもらっていました。
みんな、お話に夢中になっています。
「おもしろかった!」
感想を言い終わった後は、自分で本を選んで読み始めました。
ぎんなん募金
小林聖心女子学院の小学生は、校庭にある銀杏の実を拾って、きれいに洗い、募金をしてくださった方にお礼として差し上げるという取り組みを、40年以上続けてきました。
きょうは、StageⅡ奉仕委員会とStageⅠ奉仕部がぎんなんの袋詰めの作業をしました。
募金は主に中米のハイチへ送られます。
丘の学び舎 その157
先週の木曜日、創立100周年記念コンサートが、兵庫県立芸術文化センターの大ホールで行われました。指揮は田中祐子氏、演奏は兵庫芸術文化センター管弦楽団で、ソロのバイオリニストとして、小林聖心88回生の木ノ村茉衣さんを迎えました。会場を埋め尽くした1年生〜12年生の児童生徒全員と、保護者、卒業生の皆で、心ゆくまで演奏を楽しみました。
小林聖心の音楽教育の伝統を残してくださったのは、マザー・マイヤーをはじめとする、創設の頃のマザー方です。周年行事には、必ずコンサートでお祝いするのも、その伝統から来ているのでしょう。
田中祐子氏のしなやかな手の動きに合わせて、あるときには柔らかく、またあるときには力強く響き渡る演奏に、時間が経つのも忘れて聴き入りました。木ノ村茉衣さんは在学当時から学院祭などで活躍していましたが、専門の道を歩んで、現在はドイツ留学中です。さらに磨きのかかった演奏を披露してくださいました。
最後は、本校のオーケストラクラブとグリークラブも舞台に上がって仲間入りし、会場一体となっての校歌大合唱となりました。みこころに結ばれた、まさに「Home」でした。
帰り際に、11年生のある生徒が満面の笑顔とともに、「シスター、今日は本当にありがとうございました。」という学校へのお礼を述べてくれました。児童生徒にとって、小林聖心での思い出に残るいい日であったのなら、幸いです。
聖劇のオーディション
StageⅠでは、クリスマスのお祝いに聖劇を演じます。
今年の台本は、小林聖心の初代学院長であるマザーマイヤーのお話です。
今日は劇の配役を決めるオーディションが行われました。
これまでの学習をもとに心のこもった台詞読みをしました。
丘の学び舎 その156
いよいよ今日から11月です。100周年記念コンサート、記念式典と続き、記念行事もクライマックスを迎えます。小林の丘は、深まりゆく秋の気配に包まれています。日々、樹々の葉っぱの色が変わっていくみこころ坂は、一年の中で最も美しい季節に入っていきます。四季折々の変化を目の当たりにしながら坂道を上り下りする子どもたちの心には、何が育っていくのでしょう。
毎朝、この坂道を上ってくる小学生と、校門から校舎まで一緒に歩きながら言葉を交わすのは、私の大きな楽しみです。よく出くわす子どもたちとは、顔馴染みになります。
それにしても、子どもたちは遊び上手です。先日、3人の1年生が「ニャーニャー」と言って笑い転げながら歩いてきたので「何をしているの?」と尋ねると「ニャンコごっこ」と言います。そこで、「じゃあ次は、ワンチャンごっこしよう」と私がいうと、口々に「ワンワン」「キャンキャン」と様々な鳴き声で応えてくれます。すると今度は誰かが「カーカー」と言い始めました。「それは何?」と尋ねると、「今度はカラスごっこ!」だそうです。こうして次々と生きものごっこが展開されていきます。おもちゃもゲームも何もなくても、こんなに楽しめるのです。
月曜日には、よく、「お休みはどうしていましたか?」と尋ねてみます。すると日曜日にやったことを丁寧に話してくれます。先日は、「ただただ遊んでいた!」という1年生の返事にとても驚きました。「ただただ」という表現が見事でした。
朝の何気ない会話を、これからも楽しみたいと思います。こんな小学生も、やがておすまし顔で挨拶する中学生になっていきます。それも成長の一つの過程です。
避難訓練
地震を想定した避難訓練がありました。
今日は授業中ではなく、昼の掃除の時間に緊急放送が入りました。
教室ではない場所にいる子供たちも、とっさに姿勢を低くして身を守ります。
揺れが収まったという放送で、手近なところにあるヘルメットをかぶり、運動場に避難しました。
はね返した日光
3年生が理科の実験をしていました。
手鏡で日光を校舎に反射させています。
はね返した光がどこにあるのか、わからなくなると、足元からやり直します。
「近くだと四角い光なのに、遠くに映すと丸くなるよ」という発見をした子供もいました。
マイマーテル絵画コンテスト表彰
夏休みに募集していた絵画コンテストの表彰が行われました。
世界中の聖心にある「感ずべき御母」のマリア様を、自分なりのイメージで描いた絵がたくさん集まりました。
1年生から4年生のStageⅠでは2つの作品が選ばれました。
わたしの木
本校内には、さまざまな木が植えられています。
4年生は、理科の授業の中で「わたしの木」を決めて、1年間を通して観察しています。
今日もまた、タブレットをもって「わたしの木」に会いに行きました。
葉の色が変わっていたり、小さな実がついていたり、夏に比べて少しずつ変わっていっているのがわかりました。