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丘の学び舎 その27

2018年7月23日 校長室より

6月中旬に大阪北部を震源とする大きな地震に見舞われ、7月に入ると、今度は、大雨で4日間警報が続くというかつてない経験をしました。西日本で大きな災害が続く中、学校は特に大きな被害もなく、無事に夏休みを迎えられたことに感謝いたします。また地震と水害の被害にあわれた方々には、心からお見舞い申し上げます。

今回の地震の後、100年に一度の規模の南海トラフ地震が近づいてきていると報道されたり、先日の大雨の時のように、数十年に一度のような被害を想定した上での「特別警報」が発令されたりすると、現代の日本は異常が日常化してきているように思えてなりません。多くの児童・生徒の命を預かる学校としては、緊急事態に備えて防災体制の強化を図る日々が続きます。いざという時に備えて、物心両面の準備が必要ですが、予防線を張りすぎてかえって子供たちの不安を煽り、狭い世界に閉じ込めてしまうようなことはしたくないものです。

いよいよ夏休みが始まります。こんな時代だからこそ、液晶画面の奥のバーチャルな体験ではなく、本物とふれあい、よい本や芸術作品と出会い、「生きている」ことのすばらしさを実感できますように。そして、誰かのために役立つ喜びを、何らかの形で体験できる夏休みとなりますようにと、心から願っています。

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