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6年生校外学習 ~京都の世界遺産と伝統文化にふれる~

2019年12月3日 小学校
11月27日(水)、6年生は校外学習で京都を訪れました。 最初に向かったのは世界遺産・鹿苑寺(金閣寺)。 北山文化の象徴として国内外から多くの観光客が訪れる名刹。 社会科の資料集で見たことはあっても、本物を目にすると、思わずその美しさに惹きこまれてしまいます。 子供たちは、室町幕府の第3代将軍・足利義満の権力の大きさを実感しました。 次に向かったのは、二条城。 徳川家康が1603年に京都の拠点として建てた平城で、1867年には江戸幕府の第15将軍・徳川慶喜が大政奉還を行った場所として、こちらも世界遺産に登録されています。 子供たちは、鴬張りの廊下の音に耳を澄ましながら、延々と続く長い廊下、豪華絢爛な襖絵に見入っていました。 京都御苑で昼食をとった後、午後からは大江能楽堂にて能を鑑賞しました。 国語の授業で能や狂言について事前学習をしていましたが、実際に能楽堂に足を踏み入れた瞬間、子供たちからは思わず「わあ」という声が上がりました。 全員で「高砂」の一節を歌ったり、能舞台の上で面や衣装を付けさせていただいたり、所作を教えていただいたりした後、最後に「敦盛」の一部を鑑賞しました。 子供たちは、面をつけた敦盛の圧倒的な存在感、そして能楽堂に漂う緊張感を味わいました。 その後の質疑応答では、予定時間を超えてたくさんの質問が飛びだし、心と頭で伝統文化を味わうことができました。 6年生は、12月中旬にオーストラリアからの留学生を招き、日本の伝統文化を紹介する「Japan Festival」を行います。その前に、自分たちが日本の伝統文化にふれ、意味のある一日となりました。

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