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丘の学び舎 その83(中高生版)

2020年8月17日 校長室より

中高生の皆さんへ
猛暑が続いていますが、楽しい夏休みを過ごしていますか。
先週は、ご先祖の霊をお迎えする行事が行われるお盆でしたので、お墓参りに出かけた人もいることでしょう。すでに亡くなった家族が決して遠くへ行ってしまったのではなく、一緒にいてくださるということを思い起こす時です。そして、先祖から脈々とつながって自分の命があるということに、感謝する機会でもあると思います。
キリスト教にも、同じような考え方があります。もうすでに神さまのもとに召された方々、そして、今はこの地上で生きているけれど、いつか天に帰っていく私たちすべての者が、神様の恵みによって一つに結ばれているという信仰です。そのことを「聖徒の交わり」と呼んでいます。そして、亡くなった方々は、私たちのために神様にとりなして祈ってくださるということを信じています。
ところで、小林聖心の敷地には、25名のシスター方が眠っておられる墓地があるということはご存知ですね。学校に墓地があるというのはとても珍しいことであり、また有難いことでもあります。初代学院長のマザー・マイヤーはこの小林の土地に学校を建てることになった時、何よりもまず先に、「ここを私たちの墓地にしましょう。」とお決めになったとのことです。私の日課の一つは、お墓参りをすることです。もちろんお会いしたこともないシスターたちばかりですが、人から聞いた話や、残っている資料から、どういう方々だったのかを知るようになると、とても親近感が湧いてきます。そして、私を迎えてくださるシスターたちに取り囲まれて色々お話すると、不思議と心が安らいできます。確かにシスターたちは、この学校の児童生徒、教職員、保護者の皆様、そして、小林の丘全体のことを見守っていてくださいます。
どうぞ、この時期、血のつながった先祖はもちろんのこと、戦争で犠牲となられたたくさんの方々、そして、小林聖心の恩人方等、沢山の方々の命につながって今の自分があるのだということも、祈りのうちに思い巡らしてみてください。

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