放課後の図書館
小林聖心女子学院小学校の放課後の図書館は、本好きの子どもたちでいっぱいです。借りたい本を探す人、じっくり座って読む人、友達と雑誌の前で談笑する人、勉強する人など、それぞれ楽しみながら過ごしています。
約3万冊の蔵書のある図書館の本は、読んでも読んでも読み終わることはありません。そして、司書の先生の季節ごとのお勧めの本のコーナーがあり、NDC(日本十進分類)に基づいて分類された本棚があり、くつろげる椅子もあちらこちらにあり、本好きにはたまらない場所のようです。
子どもたちが帰った図書館は、ほっとした雰囲気に包まれていました。また、明日、元気に子どもたちを迎えるために、司書の先生が黙々とお仕事をなさっています。本好きの聖心の子どもたち、また明日図書館で会いましょう。
学校のまわりを探検しよう!
朝は激しく降っていた雨も、探検が始まる時間にはぴたりと止みました。探検に行きたいという2年生の気持ちが、雨雲を吹き飛ばしたようです。
今日の探検は、おうちの方もサポーターとして参加してくださり、小さなグループに分かれて活動することができました。
小林駅から学校までの坂道のことはよく知っている子どもたちですが、坂道以外の学校のまわりに何があるのかは、ほとんど何も知りません。今日はたくさんの発見があったようです。
「こんなところに公園があったんだ。」 「道に書かれた『ゾーン30』って何だろう?」 「宝塚の家に水を配るための大きなタンクがあったよ。」 「すっぽりと草に包まれた家があったよ。」 「ここからもアンジェラスの塔が見えているよ。」
どれも、2年生にとっては大発見です。
それらの発見を通して、自分が住む町との共通点を見つけたり、町を支えている人の思いに気付いたりしてくれればと思います。
スポーツテスト
9月26日(月)、運動場でスポーツテストが行われました。
午前中はどんよりとした曇り空で、時折小雨が降ったりもしましたが、午後からは日差しが暑いほどに晴れました。全学年が予定通り、50m走、ソフトボール投げ、立ち幅跳びの3種目を終えることができました。
このうち50m走のタイムは、10月に行われる運動会の地区対抗リレー(2年生以上が出場)の選手の選考タイムになります。みんな精一杯自分の力を出し切って、すがすがしい笑顔を見せていました。
フィリピンからSr.ベスが来校されています。
9月12日(月)より、フィリピンからSr.ベスが来校されています。
Sr.ベスはSr.有田の後を引き継ぎ、SMSF(聖マグダレナ・ソフィア基金)にて、みこころの家幼稚園の運営や青少年の学習支援、親の世代への職業支援を始めとした様々な活動を行っており、本校が毎夏行っている海外体験学習でもお世話になっています。
初日は昨年と今年にフィリピン体験学習に参加した生徒が、Sr.ベスを囲んで分かち合いを行いました。Sr.ベスからは改めてフィリピンの子ども達の現状をお話しいただき、生徒からは現地で感じたことを中心に体験学習の思い出を振り返りました。
2日目には、中学校生徒会とのランチミーティングを行いました。
Sr.ベスが行っているSMSFでの様々な活動を紹介していただき、生徒からは現地の子ども達の様子やプロジェクトの内容などについての質問が上がりました。日頃の募金活動をしているフィリピンの様子を詳しく知るきっかけとなり、今後の生徒会の活動にも存分に活かしていけそうです。
「大学での学び体験」行いました。
高校1年生は、9月8日(木)、聖心女子大学の先生方4名をお迎えし、お話をうかがいました。
最初に、大学での学問とはどのようなものかを、人間関係学科の小城先生からお話いただきました。本校の卒業生でもある小城先生のお話は、具体的で、生徒の聞きたかった話題をたくさんお聞きすることができました。
その後、グループに分かれて、英語英文学科の杉本淳子先生、心理学科の岸本健先生、人間関係学科の大橋正明先生の授業を受けました。最先端の学問に触れ、高校の授業とは違った刺激を受けて、「学ぶ」ことへの意欲が高まった一日となりました。
SNS講演
9月6日(火)、聖心女子大学より、本校卒業生でもある、小城英子先生にお越し頂き、5年生は「SNSとコミュニケーション」について、6年生は「SNSと法律」についてお話いただきました。
インターネットを介してのコミュニケーションになるだけで、自分の責任が軽くなったように感じてしまいがちですが、人と人との繋がりや関わりがある場面では、責任の大きさは変わりません。また、軽はずみにやってしまったことが、法律で罰せられる可能性があるということも知りました。
講演を通して、「知らなかった」では済まされないSNSの怖さを学び、便利に安全に利用するために守るべきルールを確かめることができました。
第二回進学ガイダンスを行いました。
9月10日(土)に中3以上の保護者を対象として、第二回進学ガイダンスを実施しました。
今回は、大学入試の現状と本校の進学指導の流れをテーマとし、進学の基本情報についてお話しました。また、事前に質問として頂いたAO入試・推薦入試に関する具体的な情報も紹介いたしました。
秋に入り、特に高校1年生・2年生は次年度の選択科目決定のために、進路について考える時期を迎えます。ガイダンスが親子で話し合う際の助けになれば幸いです。
黙想会を行いました。
9月8日(木)と9月9日(金)の2日間、高校3年生は、ロザリオヒルで黙想会を行いました。
イエズス会の竹内修一神父様が、「いのち」のお話をしてくださいました。
ものごとの本質とは何かという神父様からのご質問に向き合い、いのちのかけがえのなさやありがたさ、また真心の込め方について考える時間を持つことができました。
朝の正座や祈りの時間など、静けさに包まれたこの黙想会を学年全体で共に迎え、祈り、深めていくことができた2日間となりました。
Saturday Seminarを行いました。
9月3日(土)、中3~高3の希望者対象Saturday Seminarが開催されました。
今回は、聖心インターナショナル・スクールでコンピュータ・サイエンスを教えておられるChristian Thompson先生に、”Introduction to Computer Programming in Python”というテーマで、英語で授業をしていただきました。2時間があっという間に過ぎるほど、先生の説明もわかりやすく、自分でプログラミングする楽しさを味わうことができました。
最後には、一人ひとりの個性溢れる作品がスクリーンに表れ、授業を終えた生徒達からは「楽しかった」という声があがっていました。