宗教教育宗教教育

宗教教育は学院のあらゆる教育活動の基盤

宗教教育は学院のあらゆる教育活動の基盤イメージ

学院生活全体において祈る心を養い、キリスト教的価値観を身につけます。自分という存在の根底に、人間を超える大きな存在、無条件の愛があることを知り、自分自身が「かけがえのない存在」であると気づくことは、人が生きるうえで大きな支えとなります。
宗教教育を通じて、自分と他者とを大切にする心や内省する力を育むとともに、主体的に自分の生き方を考え、実際に行動できる力へとつなげます。

祈りの心を養い、内面を磨き、魂を育てる

学院生活の1日は、朝のお祈りで始まり、帰りのお祈りで終わります。各学年、週1時間の宗教の授業や、年間を通してのさまざまな宗教行事を通して内面を磨き、魂を育てます。
宗教行事では、創立者が願った祈りの心を養い、自分の生活のなかで人間を超える大きな存在に耳を傾け、いただいた生命を感謝とともに生きることを学びます。
また、聖書の教えやさまざまな人の生き方を参考に、生きることの意味や、人のために尽くす喜びを受け止め、自分自身の内面と向き合い対話することで、人間にとって大切なものは何であるかを考えます。

小学校の宗教教育

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うれしいとき、悲しいとき、謝りたいとき、感謝したいとき……子どもたちは祈ることを通して自分の心を見つめ、成長することができます。学校生活の中では、一日のスタート、お食事の前後、一日の終わり、また週1回の宗教の時間など、日々、心静かに祈る時間があります。
また、「ゆりの行列」「感ずべき御母の祝日」「クリスマス・ウィッシング」など、さまざまな宗教行事を通して祈りの心を育て、人のために役立つことを喜びと思えるような子どもを育てることを大切にしています。

中学・高等学校の宗教教育

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祈ることを通して、「聴く」力を養い、人に対する「感謝の心」や「ゆるす心」、また、困難を乗り越え未来を歩む「希望の心」を育てます。
6年間を通して毎年2日間にわたって行われる「黙想会」や、高校1年生の「錬成会」では、自分自身を見つめ、人や社会とのかかわりについて考えます。こうして自らの体験を「ふり返り」、他の人と「分かちあう」ことで、自分の体験がより深められるとともに、人とのつながりのなかで生きていることの喜びが実感できます。

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