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校長より
2021.12.06
丘の学び舎 その151

今週は待降節第二週に入り、クリスマス・リースのろうそくは、二本目が灯されました。小林聖心の校内も、あちらこちらにクリスマスを準備する飾りが施されました。中でも大切なのが「クリブ」です。クリブとは、厳密には、救い主イエスが、誕生後、寝かせられた飼い葉桶のことを指しますが、飼い葉桶のみならず、馬小屋でのイエスの誕生の情景を再現する人形飾り全体をクリブと呼ぶこともあります。
このクリスマスの飾りは、イタリア語では「プレゼピオ」です。イタリアの聖人アシジの聖フランシスコが初めてつくったといわれています。13世紀の初め頃のことです。その後、この伝統はヨーロッパ各地に広まり、今でも街の一角に、等身大もあるような人形が登場し、救い主が誕生した時の馬小屋の様子や、来訪した羊飼い、博士たちの様子を再現しています。
小林聖心のクリブは、小学校のものも、中高のものも、数十年前にドイツから贈られました。写真は小学校のクリブですが、先日、ゆっくり眺めていると、たくさんの羊がいることに気づきました。羊飼いは夜通し羊の群れの番をしていた時に、「いと高き所には栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」という天使のメッセージを受け、急いで馬小屋に駆けつけました。当然、たくさんの羊も、特別な気配を感じながら、羊飼いと一緒に馬小屋に向かったはずです。羊が群れをなして救い主イエスに向かって集まっていく様子は、何ともほほえましい限りです。きっと13世紀の聖フランシスコの頃は、人形も、実際の人間も動物も一緒になって、一つの場面に溶け込み、救い主の誕生をお祝いしていたのではないでしょうか。
小学校では、先週から、中学校では、今週からプラクティスが始まりました。自分の外側にも内側にも静けさを作りながら、神様のメッセージに耳を傾けて過ごします。そして、そのプラクティスの実りは、目に見えるものに変えられ、国内外で困っておられる方々のもとへ届けられます。今年も、子供たちの心に神様が語りかけてくださるクリスマスとなりますように。

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