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小学校
2022.08.30
願いをこめて ~はがきの名文コンクール~

5・6年生の国語では、「はがきの名文コンクール」に応募するはがきを書きました。
奈良県御所市にある一言主神社の神様は、一言の願いであれば何でも叶えてくれると言われているそうで、このコンクールはそれに因んで行われているものです。「賞金も出るよ」というと子どもたちは喜ぶのですが、願いを書く時間になると真剣モードに。一人ひとりの願いを読んでいると、普段は見えない、心の奥底を感じることができます。願いが届きますように。

【5年生の願いから】
私は仲良くなりたい友達がいます。でも、他に仲良しな友達がいて話しかけるチャンスがありません。神社に行ったときやねる前には「仲良くなれますように」とお祈りしています。でも仲良くなれなくて少しショックです。神様、どうか仲良くなりたい友達と仲良くなれますように。

神様、私は今年の夏に曾祖父、曾祖母が経験した戦争について学びました。神様は、日本が戦争している時、見ておられましたか? その時に比べて今の日本は何て平和で幸せなのだろうと思います。でも世界には、今でも戦争で苦しんでいる人がいます。神様、国と国が争わず、お互いが相手の考えを理解しようとする気持ちをもって話し合える世界にしてください。

私は動物と関わる仕事をしたい。動物が好きなので、研究したり守ったりすることができるようになりたい。特に好きな動物はペンギン。地球がどんどん暑くなっていくとペンギンの住む南極の氷がとけて住めなくなってしまう。人間も動物も幸せに暮らせる世界を作りたい。

【6年生の願いから】
パパへ。いつも一緒に本屋さんへ連れて行ってくれてありがとう。もう私も思春期です。私に反抗期が来たら、一緒に本屋さんへ行くこともなくなるのかな。本屋さんまで話をしたり、ママに内緒で食べるアイスクリームおいしかったね。私に反抗期が来ませんように。

お腹いっぱい食べられていますか?あなたは私の前にかわいくておっとりしていて、ちょっと太ってるハムスターとして現れてくれました。あなたは、私より早くいなくなっちゃったね。私の家には今、犬が住んでいます。その子も、かわいくておっとりしていて、ちょっと太っています。今、家にいるのがあなただったらいいな。

家族のみんなへ伝えたい言葉。
「どうしてそんなに怒るの?」私はお父さん、お母さんに言ってしまった。だって、どうして起こるのか不思議に思っていたから、二人に想いをぶつけてしまった。「それはあなたの将来のためなんだよ。」私は、はっとした。はずかしくて「いつも私のために怒ってくれてありがとう」とは言えない。神様、私が素直になれるようにしてください。

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