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小学校
校長より
2022.05.09
丘の学び舎 その169

青葉の季節、5月を迎えました。4月29日、30日は、3年ぶりに、通常に近い形での学院祭が行われました。一日目はあいにくの雨にもかかわらず、たくさんの方にご来校いただきました。心よりお礼申し上げます。今回は保護者の方と受験希望の方のみとなりましたが、来年は、是非、広く皆様にご来校いただける「Come and See Day」が実現することを心から願っております。
今回の学院祭テーマ「TORCH ~Shining Again」は創立99周年の年に相応しいテーマでした。そして、テーマ通り、5年生~12年生が、自分の中に輝く光を見出し、神様からいただいた賜物を活かし、舞台での発表、展示発表、奉仕のお店、小さい子供たちを遊ばせるゲーム等、様々な分野で工夫を凝らし、知恵を絞って、大活躍しました。コロナ禍で思う存分表現できなかったものが、一気に溢れてきたようです。お客さんとして参加した1年生~4年生も含めて、児童生徒一人ひとりの温もりと輝きを感じさせられる学院祭でした。
学院祭は、読んで字の如く、学院のお祭りです。今回、そのことを痛感しました。学校生活には、このようなお祭りが必要ですね。普段と違った形で、それぞれがそれぞれの方法で参与し、学院という一つの共同体として祝う時です。そして、共同体の一員であることの喜びを味わう時です。児童生徒たちが、準備の日も含めて、3日間、本当に嬉しそうで活き活きとしていたことが、そのことを物語っていました。一人ひとりの喜びが、訪れてくださった方々に希望のしるしとして伝わっていたのであれば、幸いです。
いよいよ、12年生から11年生へと、学院祭のトーチは受け継がれました。今年の学院祭を経験した11年生が、そのトーチを受け取って、どのように走り出すでしょうか。また楽しみに見守りたいと思います。

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