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校長より
2022.06.13
丘の学び舎 その174

先週で中高の中間試験が終わり、試験明けの木曜日、StageⅢは球技大会、7・8年生はドッヂボール大会で、楽しい時を過ごしました。StageⅠは、今週土曜日の運動会に向けて、毎日元気に走ったり、踊ったり、準備に余念がありません。熱中症に注意しながら、行事に取り組める嬉しさを体全体で味わっているようです。
小林聖心の伝統の一つに、中学生、高校生それぞれの通用口に書かれた言葉があります。聖書の一節、著名人のことば等、登下校の際、必ず目にする言葉です。生活指導主任の先生が書いておいてくださいます。生徒たちは、何気なく通り過ぎているようですが、意外と読んでいるのだと思わせられることが度々あります。大人の方も、通る度に読み直し、味わっています。
先日、中学校の通用口に、こんな風に書かれていました。「紫陽花の色 よくみてごらん 似ているようで似ていない 似ていないようで似ている 美しいね」先生のオリジナルだそうです。こんな言葉が添えられています。「一つ一つの花びらは、一つ一つの個性があって、でも一つの花として調和がとれています。あなたの学年、クラスもそうであって欲しいです。」
「似ているようで似ていない、似ていないようで似ている。」先生の言葉を何度も心の中で、繰り返してみました。
紫陽花の花は、まるで聖心の教育が大切にしている、個と集団(共同体)を表しているようです。一人ひとりの独自性があってこそ、共同体は可能であるというのが、キリスト教の考えです。同調圧力でまとまっているだけということでは、本当の共同体とはいえないのでしょう。ポストコロナの持続可能な社会に向けて、大切なことは、「DiversityとInclusion」だと仰っていた、慶応大学宮田裕章教授のことばが、紫陽花に重なって響いてきました。

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