小林聖心女子学院ブログ 小林聖心
女子学院
ブログ

聖心の祝日記念行事

2013年6月27日 中学校

 6月25日(火)の聖心の祝日記念行事では、中学生はミサに与ったあと、小グループに分かれて全部で6種類の奉仕作業に取り組みました。

 この日の作業の結果は、それぞれ必要とされている団体に送られ、役立てていただくことになっています。この行事では人々に仕えられたキリストに習い、自分の手作りの品や作業の結果を受け取ってくださる方々のことを思い、沈黙で作業を行うことを伝統的に大切にしています。

 そのため、作業の種類によっては前もって集会を開き、当日の作業手順の説明を行うなどの準備をしてきました。今年は例年行っている雑巾縫い、古切手整理、ベルマーク整理に加え、フィリピンで貧しい子供たちの幼稚園を運営しておられるシスター有田のご依頼で単語カード、数字カード、手の洗い方を示したカードの作成も行いました。

 この作業時間中、中学校校舎内は深い静けさに包まれます。いつもは賑やかな中学生たちが、人を思う気持ちと向き合いながら作業に取り組む光景は、昔と変わらぬ最も聖心らしい光景の一つです。

1306271910-1 1306271910-2

聖心の祝日記念行事

2013年6月27日 高等学校

 6月25日(火)、高2は障害者支援施設「希望の家」に訪問しました。

 施設見学の後、利用者の方と交流会を行いました。ウィーンでの演奏経験のある方が左足一本でサイミス(障害者支援楽器)を奏でてくださったクラシック音楽に感動しました。

 演奏会の後に行ったビンゴ大会では生徒とともに大変盛り上がり、楽しい交流会となりました。

1306271906-1 1306271906-2

聖心の祝日記念行事

2013年6月27日 高等学校

 6月25日(火)、高3は「共生」をテーマに、高1、高2での体験学習の経験を振り返ってパネルディスカッションを行いました。

 午前中は各活動の代表11人の発表、午後は宗教、家族、災害支援等について4人のパネリストによる発表を聞き、それぞれ活発な意見交換を行いました。

 そして「共生」とは何か、「共生」社会に向けて私たちにできることは何か、各体験を踏まえて真剣に話し合い、充実した時間を過ごすことができました。

1306271858-1 1306271858-2

聖心の祝日記念行事

2013年6月25日 高等学校

 6月25日(火)、高校1年生は「みことばの祭儀」の後、二つのグループに分かれ、車椅子体験と高齢者擬似体験を交互に行いました。

 車椅子体験では、ボランティアの方々のご指導のもと、車椅子に乗る人・押す人の役割をそれぞれ体験。見たことのある車椅子でも、実際に乗ったり動かしたりしてみると、初めて気づくことがたくさんありました。とりわけ段差に乗り上げるときが大変でしたが、ボランティアの方々の助けを得て無事にできました。

 高齢者擬似体験では、身体の片側が麻痺になった状態を作るために重りをつけ、目にはゴーグル、耳にはヘッドフォンを装着。小銭の勘定や新聞を読むといった活動を交えながら、高校校舎内を往復しました。仲間がついていても、声が聞き取りにくく、視野も狭くなり、階段の昇降にも一苦労でした。

 午後は活動しながら感じたことを、じっくり振り返りました。班ごとに話し合い、これから車椅子の方や高齢者と接する際にどんなことに気を配ればよいのか考えました。普段の生活においても、今まで以上にさまざまな立場の人の身になって行動することができるよう願っています。

1306251615-1 1306251615-2 1306251615-3 1306251615-4

聖心の祝日

2013年6月20日 小学校

 19日(水)は、聖心(みこころ)のお祝い日でした。

 朝からごミサがデュ・シェーンホールでありました。
 聖心女子学院は、イエスの聖心(みこころ)より学校の名前をいただいているので、
イエス様の大きな愛を感じた特別なごミサでした。

 その後、音楽鑑賞会が聖堂で行われました。

 今年は、テレマンアンサンブルの演奏を聴きました。
 バロック・古典派音楽の名曲の数々に加え、本校校歌の原曲をドイツ語で歌っていただき、
最後には全員で校歌を一緒に歌いました。

 音楽の大好きな聖心の子どもたちにとって、とっても素晴らしい一日となりました。

1306201950-1 1306201950-2

学校公開

2013年6月20日 中学校高等学校

 6月15日(土)、学校公開が行われました。

 まず、説明会では小林聖心の学校生活や教育方針、卒業後の進路についての話があり、その後、小4から小6の人を対象に体験授業が行われました。

 英語ではネイティブの先生による、カードや小道具を使いながらの英会話、美術ではモールを使ったカード作り、数学では、単純な計算で数の持つ巨大なパワーを体感し、宗教では、生き物に働く「いのち」について考える、という授業内容でした。

 体験授業に続いて、校内見学ツアーやクラブ見学、高3の生徒が応対する個別相談会も実施されました。

 普段の活動や、生徒の自然な様子に興味を持たれた方が多かったのか、校内ツアー案内役の中学校生徒会役員と楽しく話をする方も見られました。

 ご来校くださった皆様、ありがとうございました。

1306201120-1 1306201120-2 1306201120-3 1306201120-4

球技大会

2013年6月20日 中学校高等学校

 6月12日(水)に球技大会を実施しました。バスケットボール、ハンドボール、ドッジボール、バドミントン、バレーボールの5つを中1から高3までの学年対抗で競いました。

 総合優勝は高3。ピンクの学年の優勝は初めてで、最後の球技大会を有終の美で飾りました。2位は高2、高1は僅差で3位という結果でした。4位は中3、中2と中1は同率5位でした。

 種目別では、バレーボール、バドミントンが高3、ハンドボール、ドッジボール、バスケットボールは高1という結果でした。

 前日まで心配されていた台風も問題なく、天候にも恵まれ、早朝、昼休みの練習の成果を十分発揮できた一日となりました。

1306201111-1 1306201111-2

陸上記録会

2013年6月11日 小学校

 晴天に恵まれた6月8日(土)、甲南小学校で第18回兵庫私小連陸上記録会が行われ、
選手37名と応援4名の合計41名が参加しました。

 選手の人たちは、朝と昼に練習を重ねた成果を発揮できるように、
力一杯頑張りました。特に学校対抗リレーでは、予選、決勝ともに見事に1位でゴールし、
小林聖心にとって嬉しい一日となりました。

1306110708-1 1306110708-2

丘の学び舎 その14

2013年6月6日 校長室より

マザー・バラの願い

 創立者聖マグダレナ・ソフィアのお祝い日は、皆様もご存知の通り、5月25日です。教会で聖人を祝う日は、亡くなられた日、つまり神様のみもとに帰り新しい命に与られた日となっています。マザー・バラは1865年5月25日に神様に召されましたが、その16日前の5月9日、パリの聖心女子学院(ビロン邸)の小学生たちを学校に隣接するご自分の修道院に招かれた、という記録が残っています。子どもたちに神様のお話をし、真っ赤なりんごをプレゼントなさいました。そして最後に、子どもたち一人ひとりに祝福を与えてお別れとなりました。マザー・バラが、生涯をかけてこよなく愛された子どもたちと過ごされたた最後の時間。どんなに慈愛に満ちた表情で子どもたちを眺めておられたことでしょう。そして、そのマザーが与えられた祝福に、限りなく深い思いを感じます。

 祝福とは、旧約聖書に描かれている通り、まず「生まれてきてよかったね。おめでとう。」ということです。すべての命の創造の始めに注がれた、神様の心です。マザーは、あなたが生きているということはどんなにすばらしいことか、その思いを伝えたくて、一人ひとりの上に手を置いて祝福なさったのでしょう。

 もう一つ、祝福は「幸せでありますように。」という祈りです。人生にどんなことが待っているかは誰にもわからず、社会もどんどん変化していく。そんな中で、自分も人もかけがえのない存在として尊び、互いに支えあいながら、生きることの意味や喜びを見出していく幸いを、マザー・バラはどんなに願われたことでしょう。

マザーバラは 目にうつる かたちには
まどわされませんでした。
なぜなら マザーバラには 見えるのでした。
すべてのひとの なかに かがやく 
とくべつな ひかりが・・・
どんな ひとの なかにも
きえることなく かがやきつづける
神さまの すがた・・・
愛にあふれた マザーバラの 目には
見えるのでした

「聖マグダレナ・ソフィア・バラ」児島なおみ著

 小林聖心の皆様一人ひとりは、愛にあふれたマザー・バラのまなざしで、今も見守られています。そして、「生まれてきてよかったね」「幸せでありますように」と祝福していただいているということをどうぞ忘れないでください。今度のお祝い日には、是非、マザー・バラのそのあたたかい祝福を感じ取ってほしいと心から願っています。

このページのトップへ