小林聖心女子学院ブログ 小林聖心
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合唱の練習

2021年8月31日 小学校

音楽では、合唱することが難しくなっています。
本校では、ワークスペースに立ち位置を決めて、窓を開けサーキュレーターをかけて換気をし、マスクは着用したままで、時間を制限しながら練習しています。
それでも「声を合わせて歌うこと」のすばらしさを体験してほしいと願っています。

分散登校日

2021年8月31日 中学校高等学校

中学校・高校は、明日からオンライン授業期間になります。

それに先だって、昨日は高校生が、今日は中学生が学年別に時差登校をして、必要な荷物を取って帰りました。

始業の日

2021年8月30日 小学校

夏休みが明けた今日、学校に子どもたちの姿が戻ってきました。
しばらくは遅く始まり、早く終わる短縮時程での授業が続きます。
教室に新しくできたプロジェクターを通して、校長先生から始業のお話を聞きました。また生活指導の先生から感染防止のため注意することについてのお話がありました。
帰りも学年ごとに整列して、おしゃべりを控えて帰りました。

丘の学び舎 その137

2021年8月30日 校長室より

いよいよ夏休みが明けて、始業の日を迎えました。残暑というよりは盛夏を思わせられる気候の中、学校が再開します。但し、若年層における新型コロナの感染急拡大の影響を鑑み、小学校では普通の授業を行いますが、中学と高校では、9月1日からオンラインでの授業ということになりました。小学校も、中高も、健康に過ごし、それぞれの形で学びを続けていきます。
この夏、校舎のあちらこちらで模様替えが行われました。そして、北門付近には、新しい小屋が設置されました。マイヤークラブお迎えの駐車場を見守ってくださる、守衛さんのための詰め所です。当初は、既成のものを設置することも考えましたが、緑豊かな小林聖心の景観に相応しいものにしたいということで、「兵庫県立山の学校」(穴栗市)に制作を依頼することになりました。「山の学校」で森林実習などに励んでいる生徒さんが授業の一環として作ってくださることになりました。
先週の金曜日、トラックで搬入された小屋の本体に、窓や屋根、扉がつけられて、完成しました。杉の温もりと、手作りの温もりあふれる作品です。最後の仕上げに取り組む生徒さんの姿には充実感が感じられ、こちらも嬉しくなりました。この時の様子は、8月28日㈯の神戸新聞朝刊に掲載されました。
この小屋のために何度も足を運んでくださった「山の学校」の校長先生をはじめ、指導に当たってくださった先生方、そして7名の生徒さんに心からお礼申し上げます。これからこの小屋を目にする度に、皆さんのことを思い出すことでしょう。小林聖心にまた一つ貴重な建造物が増えました。大切に使わせていただきます。

丘の学び舎 その136

2021年8月23日 校長室より

先週は、毎日、傘マークの天気予報が続きました。猛暑は一時凌げましたが、今週は厳しい暑さが戻るとのことです。
このところのじめじめした気分を、ほんの少し和らげてくれるものがあります。正門を入ったところに咲いている野生の百合の花です。お花屋さんで買うような豪華さはありませんが、控えめで可憐な姿に、まさに野の百合という感じです。子供たちの大好きな「♪ごらんよ空の鳥、野の白百合を~」という聖歌を思い出します。福音書では、「空の鳥をよく見なさい。」「野の花がどのように育つのか、よく注意して見なさい。」(マタイによる福音書6章)とあります。この聖書の箇所の「野の花」を「野の白百合」と歌っているのです。
ところで、何故、イエス様は「空の鳥」や「野の花」を見なさいと仰っているのでしょう。それは、「自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。」(マタイによる福音書6:25)ということを伝えるためです。「空の鳥」や「野の花」を養ってくださっている天の父は、命を生かすために必要なものをすべてご存知ですから、明日のことまで思い悩まず、まずは、神様に心を向けなさい。そうすれば必要なものは全部与えられますよ、と教えてくださっているのです。
日頃、いろいろと思い悩むことの多い私たちです。生きている限り、思い煩いの連続かもしれません。この聖書の箇所は、「その日の苦労は、その日だけで十分である。」と締めくくられています。私たちに苦労があることを、神様は知り尽くしておられます。ですから、その日の重荷と向き合い、それを担いなさい。それ以上のことを、「ああなるかもしれない」「こうなったらどうしよう」と、まだ起こってもいないことを心配するのはやめて、お任せしなさい、と仰っているのではないでしょうか。毎日、正門を通る度に、百合の花を眺めながら、そんなことを思い巡らしています。

丘の学び舎 その135

2021年8月16日 校長室より

8月15日は、毎年、様々なことを考えされられる日です。日本人として忘れてはならない終戦記念日。今年は、76年目を迎えました。そして、カトリック教会においては、「聖母の被昇天」の祭日です。この世の生を終えた後、マリア様のからだも魂も天の栄光に挙げられた、ということを祝います。その姿はキリストを信じる者すべての模範であり、希望です。
今年、特に想いを馳せていたのは、第二次世界大戦中、長崎に抑留されていた16名のミッショナリーのシスター達のことです。連合国側の国籍ゆえに、国外退去か抑留生活かの選択を迫られ、国内に留まることを望んだシスター達です。日本が「ポツダム宣言」を受諾したとの報せは、8月17日の深夜、抑留所を訪れた役人たちによって告げられたとのことです。「これで小林に戻ることができる!」と、どんなに嬉しかったことでしょう。 10月の半ば過ぎ、長崎から二日かけて懐かしい小林の丘に戻ったシスター達は、まるで何事もなかったかのように、次の日から、また学校でそれぞれの務めを果たしてくださったのです。
前線が停滞し、日本全土、記録的な大雨に見舞われました。まだまだ今週も危険な状態が続きそうです。15日の午後、久しぶりに雨が上がり、晴れ間がのぞいたロザリオヒルでは、雨露にぬれた樹々の緑が輝いていました。御旨に従って生涯を全うしたマリア様の全存在を、神様がしっかりと受け止め、からだも魂も天の栄光に挙げてくださったように、日本の子供達をこの上なく慈しみ、最後は日本の土となってくださったミッショナリーのシスター達を、神様は永遠の命の喜びのうちに憩わせてくださっているに違いないと実感した、今年の8月15日でした。

丘の学び舎 その134

2021年8月9日 校長室より

猛暑続きの中、少し涼しい気分を味わった先週の出来事をお話したいと思います。クラブ活動も最後の日のことです。茶道部のお招きに与り、久しぶりにお茶室に座り、生徒のお点前を頂戴しました。セミの声が心地よい、学校のキャンパスとは思えない静寂がお茶室に広がっていました。
四季の変化を巧みに表現する日本の文化。茶道には、もちろん四季折々の楽しみ方がありますが、今回、涼しさを演出する様々な工夫が茶道にあることを知り、深い感銘を受けました。コーチの先生が丁寧に説明してくださったお陰です。
まず、いただいたお菓子は、夏そのものともいえる西瓜をあしらったぜりーでした。口にするのがもったいような美しさです。西瓜を目にしただけで、気分は変わります。お茶を頂いた器は、薄手の焼き物で、やや浅めでした。器によっても、涼しい気分を味わえるのだということを実感できました。さらに、夏には特別な楽しみ方があるようです。平水指(ひらみずさし)に水を張り、涼しさを醸し出すようにします。子供の頃、縁側から打ち水をした時のような感覚を思い出しました。しかも、その平水指の蓋の上に、袱紗(ふくさ)で折った蝉を飾るのだそうです。朱色のかわいい蝉が平水指の蓋の上にちょこんとのっている様子に、茶道の遊び心が感じられ、外から聞こえてくる蝉の声とも相まって、とても心が和みました。
第五波といわれる感染急拡大のニュースに、心も塞ぎがちな二度目の夏を迎えました。オリンピックとコロナの狭間で、悶々とした思いは拭えない今日この頃です。しかし、日常生活の中に自然を取り入れたり、ちょっとした遊び心をもって心を豊かにしたりすることはできるのではないでしょうか。お茶を頂きながら、日本の伝統文化が内包する知恵の奥深さに、今更ながら、思いを馳せたひと時でした。

本館改修工事(4)~全景は見えませんが~

2021年8月5日 中学校高等学校

新しく5~8年生の職員室になる部屋の工事が進んできました。工事はまだまだ続きますが、途中経過を写真でお伝えします。

旧視聴覚室(新職員室)の入口

 

以前との変化、少しは見えるでしょうか?

 

今は換気が大事!廊下には換気ダクトが通っています

 

明日で生徒の登校も終わって、しばらく学校は一斉休業に入ります。猛暑の中、その間も工事は続いていきます。4月から学校のある日はほぼ毎日、このブログは更新してきましたが、8月24日までお休みさせていただきます。

その間もInstagram・facebookの更新は続きますので、どうぞよろしくお願いいたします。

暑さに負けないクラブ活動

2021年8月4日 中学校高等学校

試合が近いバスケットボール部とテニス部は、暑い中、毎日クラブ活動を続けています。体に気をつけながら、技術やチームワークを磨いていってほしいものです。

バスケットボール部の様子

 

テニス部 球出しマシーンのところより撮影

 

自分で課題を設定し、いい練習をしています

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