受験生ガイダンス
夏休みが間近になった7月8日、12年生(高3)では受験生へのガイダンスが行われました。先日返却された第1回の全統記述模試の結果を見ながら、進路指導主任の先生から、夏休みに向けて自分が頑張るべきところ、どれぐらい頑張ればいいのかなどを見つける方法について話を聞き、自分の成績を分析する時間を持ちました。
丘の学び舎 その178
先週は、小学校でも中高でも、願い事を書いた短冊や、色とりどりの吹き流しで飾られた笹竹を、あちらこちらで見ることができました。みこころ坂には竹林が広がっていますし、校内で手軽に笹竹が手に入るからでしょうか。年に一度の星のまつり、七夕を、小林聖心の子供たちは楽しんでいるようです。どんな願い事を書いているのかしらと、一枚一枚眺めながら、私も、毎年、楽しんでいます。
ところで、そもそも日本には、「五節句」と呼ばれる習慣があります。江戸時代には、定まっていたようです。1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日。節句とは、「季節の節目となる日」のことで、奇数が重なる日です。季節の節目に邪気を祓うための行事を行ったことに由来するようです。
現代の私たちは、節句というと、まずは、3月の桃の節句と5月の端午の節句を思い浮かべますが、七夕も五節句の一つです。梅雨から本格的な夏に向かっていく、確かに季節の変わり目といえるのでしょう。
学校も、夏休みを目前に控え、大きな節目の時を迎えています。4月からの新しい学年での生活を振り返る時です。宿泊行事が待っている学年もいくつかあります。しかし、ここへきて、コロナの第七波到来とのニュースに、再び、学校の中には、緊張感が広がってきています。しかもこの暑さの中、熱中症との狭間で、マスクを取らせたり、つけさせたりと、頭を悩ませることになります。「コロナと共に」の3度目の夏。この2年半のコロナの影響を痛感しながら、子供たちができる限り良い体験を積んで成長できるよう、行事を実践していきたいと考えています。
願いごとがかないますように
昨日は七夕でしたが、12年生(高3)の教室では、学校の敷地の笹をいただき、色紙を持ち寄って七夕の飾りが作られていました。発案したらすぐに、自分にできることをそれぞれが探し、あっという間に完成させていくチームワークは、さすが高3でした。短冊には、自分の願い、仲間への願いなど、思い思いの願いが綴られていました。みんなの願いごとがかないますように。
StageⅠ朝礼
1年生~4年生が体育館に集い、今年度2回目のStageⅠ朝礼を行いました。来年は小林聖心女子学院が創立100周年を迎えます。その時の自分が、伝統を大切にしながら未来に向かっていけるように、学校の好きなところを分かち合いました。1年生~4年生の発表児童は「自然が豊かで、心が落ち着く」「お姉さんが優しい」「授業が楽しい」など自分の思いを語りました。司会をした4年生児童会役員のリードもすばらしく、笑顔と拍手に包まれた和やかな時間となりました。
七夕まつり
1年生と2年生が七夕まつりをしました。
それぞれペアになって、短冊にお願い事をかき、飾りといっしょにワークスペースの笹に紙縒りで結びました。
「楽しく勉強できますように」という身近なものから「コロナがはやくおわりますように」「ロシアとウクライナがなかよくなりますように」といった時事的なものまで、さまざまなお願いの短冊が笹に結ばれました。
中学校三者面談開始・高校生になる前に
今日から、中学生は三者面談期間に入りました。これまでの学習・生活の状況を担任の先生とご家庭の方、本人が共有し、より充実したこれからの生活につなげる話し合いをしています。
さて、9年生(中3)は、これから高校生になるあたってこの先の見通しをもつために、先生方から将来や高校生活についてのガイダンスを受けています。先日の進路指導主任の先生からの話に続いて、7月5日は教務主任の先生・StageⅢの生活指導主任の先生からお話をうかがいました。
お手紙係~1年生~
StageⅠのお手紙BOXは職員室の中にあります。これは家庭への配布物を入れておく棚です。6月からペーパーレス化が進み、全員にお手紙が配布されることはなくなりました。しかし、在校生専用サイトにアップされているお手紙がどんな内容か分かるようにクラスに1枚配られることになっています。お手紙係は学年、クラス、名前を言ってから、職員室に入り、お手紙BOXに取りに行きます。7月に入り、1年生も係の仕事に慣れ、緊張しながらも大きな声で言えるようになりました。
レストランでのロールプレイ
9年生(中3)のオーラルコミュニケーションの授業では、レストランでの会話のロールプレイを行いました。さまざまな種類のレストランを設定し、店員になったり、お客さんになったりして、レストランでの会話を何度も練習しました。
丘の学び舎 その177
あまりにも早い梅雨明けと、猛暑の到来。熱中症との闘いの一週間を、児童生徒は何とか無事に過ごすことができました。
先週の木曜日、StageⅡ(5年~8年)とStageⅢ(9年~12年)では、10月に発足する次期生徒会の立会演説会と選挙が行われました。密を避けての立会演説会とあって、どちらのStageもオンラインで立候補者の演説が配信されました。流石に現代の子どもたちです。カメラに向かって話をするのは、すっかり板についてきている感じです。舞台上での演説と変わらぬ迫力を見せていました。
ところで、ステージごとの生徒会は、小林聖心の歴史上初めての取り組みです。今回の立候補者募集から正式にスタートしました。9年生はStageⅢの仲間入りです。そして、5年生・6年生も、中学生と一緒に活動します。どちらのStageも積極的に責任を担おうとする児童・生徒が沢山立候補しました。
記録によれば、小林聖心では1967年に高等学校生徒会、中学校生徒会、小学校児童会が発足したとのこと。同じ年に、プールや第一体育館が完成しましたので、まさに、学校全体が新しい時代に向けて動き出していた頃でしょう。
創立99周年の今年、後期には、4-4-4制に基づく児童会生徒会に移行していきます。StageⅠは7年生、StageⅢは11年生がそれぞれ会長となって、来年の9月まで4学年をリードしていくことになります。100周年を担っていく生徒会として、それぞれのStageらしく、主体的に活躍することができますように。
「生徒会という組織の一員として、仲間と力を合わせて働いた経験は、自分のキャリアにおいてとても大きな力となっている」と、卒業生はよく話してくれます。将来のそれぞれの道において、新しい生徒会での経験が大きな力となることを期待しています。