小林聖心女子学院ブログ 小林聖心
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夏休み自由研究

2022年8月31日 小学校

教室前の廊下やワークスペースで、子どもたちが夏休みに取り組んだ自由研究、自由工作の展示が始まりました。興味関心を持って、意欲的に取り組んでいる様子がうかがえます。友達の研究、作品から学び合う機会も大切にしたいと思います。

願いをこめて ~はがきの名文コンクール~

2022年8月30日 小学校

5・6年生の国語では、「はがきの名文コンクール」に応募するはがきを書きました。
奈良県御所市にある一言主神社の神様は、一言の願いであれば何でも叶えてくれると言われているそうで、このコンクールはそれに因んで行われているものです。「賞金も出るよ」というと子どもたちは喜ぶのですが、願いを書く時間になると真剣モードに。一人ひとりの願いを読んでいると、普段は見えない、心の奥底を感じることができます。願いが届きますように。

【5年生の願いから】
私は仲良くなりたい友達がいます。でも、他に仲良しな友達がいて話しかけるチャンスがありません。神社に行ったときやねる前には「仲良くなれますように」とお祈りしています。でも仲良くなれなくて少しショックです。神様、どうか仲良くなりたい友達と仲良くなれますように。

神様、私は今年の夏に曾祖父、曾祖母が経験した戦争について学びました。神様は、日本が戦争している時、見ておられましたか? その時に比べて今の日本は何て平和で幸せなのだろうと思います。でも世界には、今でも戦争で苦しんでいる人がいます。神様、国と国が争わず、お互いが相手の考えを理解しようとする気持ちをもって話し合える世界にしてください。

私は動物と関わる仕事をしたい。動物が好きなので、研究したり守ったりすることができるようになりたい。特に好きな動物はペンギン。地球がどんどん暑くなっていくとペンギンの住む南極の氷がとけて住めなくなってしまう。人間も動物も幸せに暮らせる世界を作りたい。

【6年生の願いから】
パパへ。いつも一緒に本屋さんへ連れて行ってくれてありがとう。もう私も思春期です。私に反抗期が来たら、一緒に本屋さんへ行くこともなくなるのかな。本屋さんまで話をしたり、ママに内緒で食べるアイスクリームおいしかったね。私に反抗期が来ませんように。

お腹いっぱい食べられていますか?あなたは私の前にかわいくておっとりしていて、ちょっと太ってるハムスターとして現れてくれました。あなたは、私より早くいなくなっちゃったね。私の家には今、犬が住んでいます。その子も、かわいくておっとりしていて、ちょっと太っています。今、家にいるのがあなただったらいいな。

家族のみんなへ伝えたい言葉。
「どうしてそんなに怒るの?」私はお父さん、お母さんに言ってしまった。だって、どうして起こるのか不思議に思っていたから、二人に想いをぶつけてしまった。「それはあなたの将来のためなんだよ。」私は、はっとした。はずかしくて「いつも私のために怒ってくれてありがとう」とは言えない。神様、私が素直になれるようにしてください。

夏休みが終わりました

2022年8月29日 中学校高等学校

夏休みが終わり、8月29日から学校が再開しました。今年の夏休みは暑い日の続く日々でしたが、始まりの日となった今日はいくぶん秋の気配が感じられた1日でした。今日は、放送朝礼で校長先生のお話を聴き、その後各担任の先生のお話がありました。

再開1日目ではありますが、さっそく授業や夏休みの課題テストも行われていました。無理のないペースで少しずつ、日常のペースを取り戻していってほしいものです。

 

 

 

始業の日(小学校)

2022年8月29日 小学校

小学校の校舎に子供たちの元気な声が帰ってきました。みんな久しぶりの再会を喜び、笑顔いっぱいの一日でした。始業の集いのテレビ放送の後は、夏休みにがんばって取り組んだ課題を提出し、新たな気持ちで学年、学級の活動をスタートさせました。2年生は学年のつながりを深めるために、「じゃんけん列車」を楽しんでいました。 

 

 

 

 

 

丘の学び舎 その182

2022年8月29日 校長室より

「Welcome Home!おかえりなさい!」一か月余りの夏休みを終えて、今日から学校生活が再開しました。3日後はもう9月です。まだまだ残暑は厳しいものの、流石に朝晩は凌ぎやすくなってきました。セミの声も変わってきています。秋の虫の声が聞こえ始めました。
「Welcome Home!」夏休みは家庭というhomeでゆっくりと過ごす時です。しかし、毎回の休み明けは、子どもたちにとってもう一つのhome、学校に「ようこそお帰りなさい」という気持ちで、児童生徒を迎えます。
このhomeは「学びのおうち」です。子どもたちも先生も、色々な人がいて、一緒に学びます。同じ空間で過ごすことを通して、対話、遊び、行事を通して、そして、もちろん授業の中で、一緒に学びます。失敗も、うまくいかないことも、あるいは、すれ違いもあるかもしれませんが、すべて一人ひとりの成長につなげることができます。また、そのためには、互いの存在が無くてはなりません。
7月以降、急激に感染が拡大し、第七波は高止まり状況です。しかし、この2年余りの経験を踏まえ、一人ひとりの成長のため、「学びのおうち」はhomeであり続けたいと願っています。人格の基礎をつくる小中高の段階で、こんなに長い間、マスク生活や黙食・ディスタンスを余儀なくされている子どもたちにとって、学校が本当の意味で「学びのおうち」となるよう、先生方と共に励んで参ります。
今年は、行動制限が課せられない3年ぶりの夏休みでしたので、子どもたちは感染予防に努めながらも、何らかの新しい出会いに、心躍らせたことでしょう。一人ひとりの成長が、今日からの学校生活を豊かにしてくれますように。

丘の学び舎 その181

2022年8月22日 小学校校長室より

あっという間に、夏休みもあと一週間となりました。久しぶりに行動制限のない夏休みでしたので、子どもたちは感染予防に努めながらも、楽しい夏を過ごせたことでしょう。そろそろ宿題が気になっている人がいるかもしれませんね。
先日、学校の正門を入ってすぐ右手の崖の上の方に、百合が一輪咲いているのを見つけました。野生の百合です。ここ数年、崖の下には何本か咲いていたのですが、これ程高いところに、それも、真っすぐ天に向かって咲いているのを見て、思わず写真を撮ってしまいました。ところが、なんと、二日後ぐらいには、3本に増えていたのです。本当に驚きました。
旧約聖書のイザヤ書には、「神様が救いに来てくださる時、荒れ野に水が湧きいで、荒れ地に川が流れる。砂漠は花を咲かせる。」と書いてあります。この百合の花を見た時に、そんな荒れ地に生え出た花、喜びのしるしを見る思いがしました。
百合の花は、小林聖心の校章にも描かれているように、真っすぐで清らかな心の象徴として用いられます。マリア様の心が百合の花にたとえられる通りです。このところ、お花屋さんには、たいそう立派なカサブランカばかり並んでいて、テッポウユリは注文しなければお目にかかれない程です。やはりテッポウユリがいいですね。しかも、崖から突然生え出で、力強く天に伸びていく、このシンプルな野の百合に、心洗われる思いがしました。こんな崖で、どうして百合の花が増えていくのかはわかりませんが、きっと自然の摂理で運ばれたところで、一生懸命咲いているのでしょう。
始業の日が近づいてきます。実りの秋もやってきます。1年生~12年生、それぞれの課題に向かって、しっかりと伸びていきますように。

「クラフトあそびをしよう」を開催しました

2022年8月21日 小学校

2021年度より始まった一般向けの親子イベント「聖心の丘であそぼう」も第5回目を迎えました。
今回は「クラフトあそびをしよう」ということで、木工材料を使った工作をしてもらいました。
夏休みの日曜日、この自然豊かな小林聖心のロザリオヒルで、親子の時間を楽しんでもらえました。

卒業生企画「進路の見つけ方と実現の仕方」

2022年8月8日 中学校高等学校

8月8日、92~94回生の卒業生有志が企画してくれた「卒業生に聞いてみよう!小林聖心の生徒だからこそできる進路の見つけ方と実現の仕方」が実施されました。

対面でぜひ先輩の話を聞きたい人は登校し、オンラインで参加したい人はZoomで参加するハイブリッドの形でおこないました。

最初に、5人の卒業生が自分がどういういきさつで進路選択をし、今どんなことを学んでいるのかについて話をしてくれました。その後、「大学に行って気がついた小林聖心の特徴」について5人でディスカッションをしてくれました。

その後、さらに3人の卒業生を加え、「国公立文系」「国公立医学部」「私立文系」「私立理系」『リベラルアーツ」「指定校推薦」「海外大学進学」に分かれ、それぞれ聞いてみたいことを個別に聞く時間を持ちました。

休み中にかかわらず、80人ほどの生徒・保護者が参加してくれました。この企画は、卒業生有志が提案から計画・実施まですべてを担ってくれたものです。こうした「縦のつながり」を大切にできる充実したひとときでした。

 

 

 

丘の学び舎 その180

2022年8月1日 校長室より

いよいよ8月です。先週に引き続き、夏の学校の風物詩をお届けします。今日は、小学校校舎前のヒマワリです。いよいよ出番という感じで、咲き誇っています。残念ながら、小学生は夏休み中登校しませんので、このヒマワリは子供たちに見てもらえないかもしれません。せめて、ブログで紹介します。
ヒマワリという名前が、太陽に向かって咲く花の姿に由来するように、小学校校舎前のヒマワリは、ギラギラの太陽のもと、元気な顔をあげて、しっかりと立っています。まさに、顔ということばがぴったりです。そばに近づくだけで、まん丸の元気な顔で、挨拶してくれます。
しかし、今年は、ヒマワリを見ると、あの不朽の名作、映画「ひまわり」のラストシーンを思い出してしまいます。ウクライナで撮影されたヒマワリ畑です。黄色い花が揺れる一面のヒマワリ畑が、悲しい結末を包み込むかのようなテーマソングとともに、今でも鮮やかに蘇ってきます。ロシアによるウクライナの軍事侵攻以来、この映画が再び注目を集めているのが、何かわかる気がします。
ヨーロッパの穀倉地帯として知られるウクライナは、世界最大のヒマワリ油生産国でもあります。ですから、ウクライナでヒマワリといえば食用です。かの地の戦闘の影響が、私たちの食卓にも出始めているようですが、あのヒマワリ畑の辺りは、今頃、どうなっているのでしょうか。黄色い花が揺れていることを願うばかりです。
学校は、中高生が、クラブ活動や自習のために登校してきています。今週は、近畿カトリック学校連盟の試合が各地で行われます。本校は、ソフトボールの試合の担当校となっています。ヒマワリのように元気で熱戦を繰り広げてくれることでしょう。私も暑さに負けず、応援したいと思います。

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