4年生校外学習~青野ダム・人と自然の博物館~
10月28日青空が広がる秋晴れの中、4年生は校外学習に出かけ、社会の授業で学習したことを実際に見て、理解を深めました。多自然型のダムとして有名な青野ダムでは、まずダムの大きさに子供たちは驚きの声をあげ、ダムの中はひんやりとしていることに気づき、また魚道の工夫から自然と共生していく大切さを学びました。人と自然の博物館では班ごとにスタンプラリーをしながら、クイズに答えながら回りました。自分たちが住んでいる場所に数万年前は恐竜が生きていたかもしれないという生命の歴史の不思議に触れました。友達と一緒に学ぶ楽しさが子供たちを活き活きとさせます。
第1回中学校入試説明会を行いました
10月29日(土)、第1回の中学校入試説明会を開催しました。
入試に関する説明を行った後、秋空のもと、生徒の案内で校内をウォークラリー形式で校内をめぐっていただきました。
次回は、11月12日(土)に行われます。
丘の学び舎 その191
朝晩の冷え込みが徐々に厳しくなってきています。今日で10月も終わり。明日からいよいよ霜月です。
先週、小林聖心のキャンパスでは、様々な学びが展開されました。その一つは、聖心会のシスター・ドナ・コリンズの来校によって実現しました。オーストラリア生まれのシスター・コリンズは、アメリカで2つの学校の校長を務めておられました。また、ローマの聖心会本部で仕事をしておられたこともあり、世界中の聖心女子学院のことに通じておられます。
6年生~10年生まで、各学年の授業に入り、話をしてくださったり、生徒のプレゼンテーションにコメントをしてくださったりと、豊かな学びの機会を提供してくださいました。StageⅡ、StageⅢの朝礼では、みこころの子供たちに向けたメッセージをくださいました。模擬国連(MNU)同好会の生徒たちは、シスターから国連に関する話を伺い、時間が足りないくらい活発なやり取りを楽しみました。
もう一つの学びは、広島から来校してくださった森重昭さんのお陰で、5年生が平和について考え、祈るプログラムを実施できたことです。10月初めの広島でのフィールド・トリップ以来、ご縁を頂いた森重昭さん。アメリカのオバマ元大統領が広島を訪問なさった時に、抱擁を交わした方といえば思い出される方も多いでしょう。8歳の時に被爆し、原爆に関する研究を続けるとともに、体験を語り継ぐ活動を続けておられます。
今回わざわざ小林まで足を運んでくださり、再会が可能となりました。5年生のプレゼンテーションをご覧いただき、森さんからもさらにお話を伺い、交流を深めることができました。また、本校12年生で、被爆の体験談を聞き、それを語り継ぐという活動を続けている生徒との交流も行われ、平和への思いを深めるプログラムが実現しました。
毎日毎日、様々な学年で、また、それぞれのステージで、豊かな学びが展開されています。児童生徒の成長が楽しみな実りの秋です。
5年ソフィー・タイム~聖心Family History報告会「私たちをつなぐもの」~



シスター・コリンズのお話
今週はシスター・ドナ・コリンズが小林聖心にいらっしゃっています。
シスターはオーストラリア出身で、現在はアメリカの聖心会におられます。
今日は6年生に、世界中の姉妹校のお話をして下さいました。
4年ソフィー・タイム(平和のつくり手となる)
4年生はソフィー・タイム(総合的な学習の時間)を活用して、StageⅠクリスマス・ウィッシングの準備を進めていきます。今年のテーマは「平和のつくり手となる」としました。StageⅠ最高学年として、クリスマスの本当の意味を伝えるための聖劇をこれから創り上げていきます。聖劇に取り組むにあたって、4年生の子供たちは「クリスマスの本当の意味を伝えられるほど、自分たちはクリスマスのことを、クリスマス・ウィッシングのことを深く知らない。」という現実にぶつかりました。そこで、修道院のシスター方、中学校・高等学校のクリスマス・ウィッシングを指導してこられた先生方にインタビューをして、クリスマス・ウィッシングについて学ぶ活動を行っています。4年生の子供たちは緊張しながらも、シスターや先生のお話をメモを取りながら聞くことができました。直接、お話をうかがうことで、理解が深まり、伝統の中で大切に培われてきたものの大きさに、子供たちの中に聖劇をする使命感が燃え始めています。
丘の学び舎 その190
先週の土曜日、暑くもなく寒くもない体育祭日和の中、StageⅡ体育祭が行われました。5年生~8年生が学年対抗で競いました。12年一貫で、しかも4-4-4制で行事をつくっているからこその、充実した体育祭でした。
小学生と中学生では力の差があって可哀そう、と思われるかもしれませんが、この4学年は発達段階から考えれば、身体能力は拮抗しています。しかも、5年生ぐらいからは、学年として力を合わせて、お姉さんたちにチャレンジしたいという気持ちが芽生えるようになります。とても自然なことです。そして、チャレンジすることを通して、モデルであるお姉さんたちに近づこうとします。
更に、8年生がリーダーシップの経験を積めることは、とても大切なことです。中高6学年で競う時には考えられなかった成長の時となります。4学年をまとめながら体育祭の運営がスムーズにいくように、一生懸命準備して体育祭当日を迎えます。この数日だけでも、8年生はずいぶん成長しました。
5年生、6年生は本当によく頑張りました。得点はかなり接近していました。口々に「楽しかった」「お姉さんたちを負かすぐらいのところまでいった」と満足げに帰っていく子供たちを見送りながら、今回の経験が、やがてチャレンジを受ける側、そして、全体をリードする側に立った時につながることを願わずにはいられませんでした。
今年度の運動会・体育祭はすべて終わりました。どの体育祭でも、生徒が本気の姿を見せてくれました。本気で取り組むことは楽しいことです。小林聖心の体育行事の楽しさは、この本気から来ています。本気で競い合い、また、本気で協力して、一つの行事を作り上げていく。この経験が、子どもたちを成長に導いてくれます。
感ずべき御母のお祝い日
10月20日は聖心女子学院が大切にしている「感ずべき御母」のお祝い日です。「感ずべき御母」は19世紀半ばに描かれたマリア様の絵です。今日の朝は「おめでとうございます」のご挨拶から始まりました。「感ずべき御母」のマリア様に倣って、心をこめてお祈りすること、学ぶこと、働くことを大切にしていきたいと思います。
StageⅡ体育祭の予行
10月19日の午後、StageⅡ(小5〜中2)体育会の予行が行われました。8年生(中2)にとっては、自分たちが中心になって大きな行事を動かす中心になる初めての経験で、戸惑いもありつつも、本番がスムーズに進行するよう丁寧に確認を進め、改善点を確認しました。体育祭本番は10月22日(土)です。よい天気に恵まれますように。