小林聖心女子学院ブログ 小林聖心
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4年生校外学習~青野ダム・人と自然の博物館~

2022年10月31日 小学校

10月28日青空が広がる秋晴れの中、4年生は校外学習に出かけ、社会の授業で学習したことを実際に見て、理解を深めました。多自然型のダムとして有名な青野ダムでは、まずダムの大きさに子供たちは驚きの声をあげ、ダムの中はひんやりとしていることに気づき、また魚道の工夫から自然と共生していく大切さを学びました。人と自然の博物館では班ごとにスタンプラリーをしながら、クイズに答えながら回りました。自分たちが住んでいる場所に数万年前は恐竜が生きていたかもしれないという生命の歴史の不思議に触れました。友達と一緒に学ぶ楽しさが子供たちを活き活きとさせます。

第1回中学校入試説明会を行いました

2022年10月31日 中学校

10月29日(土)、第1回の中学校入試説明会を開催しました。
入試に関する説明を行った後、秋空のもと、生徒の案内で校内をウォークラリー形式で校内をめぐっていただきました。
次回は、11月12日(土)に行われます。

 

 

 

丘の学び舎 その191

2022年10月31日 小学校

朝晩の冷え込みが徐々に厳しくなってきています。今日で10月も終わり。明日からいよいよ霜月です。
先週、小林聖心のキャンパスでは、様々な学びが展開されました。その一つは、聖心会のシスター・ドナ・コリンズの来校によって実現しました。オーストラリア生まれのシスター・コリンズは、アメリカで2つの学校の校長を務めておられました。また、ローマの聖心会本部で仕事をしておられたこともあり、世界中の聖心女子学院のことに通じておられます。
6年生~10年生まで、各学年の授業に入り、話をしてくださったり、生徒のプレゼンテーションにコメントをしてくださったりと、豊かな学びの機会を提供してくださいました。StageⅡ、StageⅢの朝礼では、みこころの子供たちに向けたメッセージをくださいました。模擬国連(MNU)同好会の生徒たちは、シスターから国連に関する話を伺い、時間が足りないくらい活発なやり取りを楽しみました。
もう一つの学びは、広島から来校してくださった森重昭さんのお陰で、5年生が平和について考え、祈るプログラムを実施できたことです。10月初めの広島でのフィールド・トリップ以来、ご縁を頂いた森重昭さん。アメリカのオバマ元大統領が広島を訪問なさった時に、抱擁を交わした方といえば思い出される方も多いでしょう。8歳の時に被爆し、原爆に関する研究を続けるとともに、体験を語り継ぐ活動を続けておられます。
今回わざわざ小林まで足を運んでくださり、再会が可能となりました。5年生のプレゼンテーションをご覧いただき、森さんからもさらにお話を伺い、交流を深めることができました。また、本校12年生で、被爆の体験談を聞き、それを語り継ぐという活動を続けている生徒との交流も行われ、平和への思いを深めるプログラムが実現しました。
毎日毎日、様々な学年で、また、それぞれのステージで、豊かな学びが展開されています。児童生徒の成長が楽しみな実りの秋です。

5年ソフィー・タイム~聖心Family History報告会「私たちをつなぐもの」~

2022年10月28日 小学校
  5年生は、7月から始まった平和学習の報告会を行いました。
今年はロシアによるウクライナ侵攻もあり、平和について考えることが増えました。
一方、戦後77年目を迎えた日本の戦争について体験を語れる方が減り、記憶は薄れつつあります。
この学習では、歴史として戦争を学ぶのではなく、自分のひいおじいちゃんやひいおばあちゃん、
この学校の先輩たち、言い換えれば自分の「Family」が、戦時中どのように過ごしていたのかを調べてきました。
そして、今の自分がいるのは、その時代を懸命に生き抜いた方々がいたからだということに気づきました。
「Family History」を紐解くことを通して、子どもたちは命のつながりの尊さを強く感じました。
 
4か月にわたるこの学習の中で、子どもたちはたくさんの人とつながりました。
 
7月に、戦時中の本校の様子について教えてくださったシスター景山。
同じく7月、原爆体験者の話を聞く活動を続け、事実を知ることや、昔の人に想いを馳せることの大切さを教えてくださった12年生。
9月、当時の学校生活やマザー、シスターの愛情について教えてくださった26回生の大和幸子さん
10月、宿泊活動で訪れた広島で、40年以上も被爆した米軍捕虜の遺族を探し、真実を伝える活動をつづけた森重昭さん・佳代子さん夫妻。(2016年、広島でオバマ大統領(当時)と抱擁する男性の映像を記憶されている方は多いと思いますが、その男性こそが森重昭さんです。)
同じ広島で、「平和とは、状態ではなく行為です」と教えてくださった大西神父様。
今では、すべての方が自分たちにつながる「Family」だと感じています。
 
さて、今回の報告会では、シスター景山、森さん夫妻、12年生の4名をお迎えして、学習の成果を報告しました。
前半は戦時中の聖心女子学院の様子、戦時中の自分の家族(曾祖父母、祖父母など)の様子、森重昭さんの活動についてまとめたことを発表しました。
 
後半は、森重昭さんから、広島での講話につづいて再びお話を聞かせていただきました。
実は前回のお話を聞いた後、子どもたちが書いた手紙に感銘を受けられ、もっとお話をしたいと言ってくださったのです。
しかも、当初はオンラインでの参加を要請しましたが、森さん本人からぜひ学校に足を運んで話したいと申し出てくださり、わざわざ広島から来校してくださいました。
 
何が森さんの心を動かしたのでしょうか。それは、子どもたちの真摯に学ぶ姿勢です。
そして、その真摯な姿勢は、この学習を通して知った、戦時中を生き抜いた家族や先輩の想い、決して生徒を見捨てなかったマザーやシスターの愛によって生まれてきたのです。
あの戦争を生き抜いた家族、先輩、マザーやシスター方が、80年の時を経て、子どもたちと森さんを強く結びつけてくれたのだと思います。
 
子どもたちの発表を聞いた森さんは、「私も40年以上歴史を調べてきたので分かりますが、みなさんが調べ上げたことはすべて正しい事実です。資料を集めるのは大変だったと思いますが、本当によく調べているなと感心しました。」と褒めてくださいました。
 
私たちをつなぐもの。
それは、時代も国境も越える愛です。平和を願う希望です。
子どもたちが、未来の「Family History」を紡いでくれることを願っています。

シスター・コリンズのお話

2022年10月26日 小学校

今週はシスター・ドナ・コリンズが小林聖心にいらっしゃっています。
シスターはオーストラリア出身で、現在はアメリカの聖心会におられます。
今日は6年生に、世界中の姉妹校のお話をして下さいました。

4年ソフィー・タイム(平和のつくり手となる)

2022年10月25日 小学校

4年生はソフィー・タイム(総合的な学習の時間)を活用して、StageⅠクリスマス・ウィッシングの準備を進めていきます。今年のテーマは「平和のつくり手となる」としました。StageⅠ最高学年として、クリスマスの本当の意味を伝えるための聖劇をこれから創り上げていきます。聖劇に取り組むにあたって、4年生の子供たちは「クリスマスの本当の意味を伝えられるほど、自分たちはクリスマスのことを、クリスマス・ウィッシングのことを深く知らない。」という現実にぶつかりました。そこで、修道院のシスター方、中学校・高等学校のクリスマス・ウィッシングを指導してこられた先生方にインタビューをして、クリスマス・ウィッシングについて学ぶ活動を行っています。4年生の子供たちは緊張しながらも、シスターや先生のお話をメモを取りながら聞くことができました。直接、お話をうかがうことで、理解が深まり、伝統の中で大切に培われてきたものの大きさに、子供たちの中に聖劇をする使命感が燃え始めています。

丘の学び舎 その190

2022年10月24日 校長室より

先週の土曜日、暑くもなく寒くもない体育祭日和の中、StageⅡ体育祭が行われました。5年生~8年生が学年対抗で競いました。12年一貫で、しかも4-4-4制で行事をつくっているからこその、充実した体育祭でした。
小学生と中学生では力の差があって可哀そう、と思われるかもしれませんが、この4学年は発達段階から考えれば、身体能力は拮抗しています。しかも、5年生ぐらいからは、学年として力を合わせて、お姉さんたちにチャレンジしたいという気持ちが芽生えるようになります。とても自然なことです。そして、チャレンジすることを通して、モデルであるお姉さんたちに近づこうとします。
更に、8年生がリーダーシップの経験を積めることは、とても大切なことです。中高6学年で競う時には考えられなかった成長の時となります。4学年をまとめながら体育祭の運営がスムーズにいくように、一生懸命準備して体育祭当日を迎えます。この数日だけでも、8年生はずいぶん成長しました。
5年生、6年生は本当によく頑張りました。得点はかなり接近していました。口々に「楽しかった」「お姉さんたちを負かすぐらいのところまでいった」と満足げに帰っていく子供たちを見送りながら、今回の経験が、やがてチャレンジを受ける側、そして、全体をリードする側に立った時につながることを願わずにはいられませんでした。
今年度の運動会・体育祭はすべて終わりました。どの体育祭でも、生徒が本気の姿を見せてくれました。本気で取り組むことは楽しいことです。小林聖心の体育行事の楽しさは、この本気から来ています。本気で競い合い、また、本気で協力して、一つの行事を作り上げていく。この経験が、子どもたちを成長に導いてくれます。

感ずべき御母のお祝い日

2022年10月20日 小学校

10月20日は聖心女子学院が大切にしている「感ずべき御母」のお祝い日です。「感ずべき御母」は19世紀半ばに描かれたマリア様の絵です。今日の朝は「おめでとうございます」のご挨拶から始まりました。「感ずべき御母」のマリア様に倣って、心をこめてお祈りすること、学ぶこと、働くことを大切にしていきたいと思います。

StageⅡ体育祭の予行

2022年10月20日 小学校中学校

10月19日の午後、StageⅡ(小5〜中2)体育会の予行が行われました。8年生(中2)にとっては、自分たちが中心になって大きな行事を動かす中心になる初めての経験で、戸惑いもありつつも、本番がスムーズに進行するよう丁寧に確認を進め、改善点を確認しました。体育祭本番は10月22日(土)です。よい天気に恵まれますように。

 

 

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