クリスマス・ウィッシング
毎年、全校生でクリスマスのお祝いをする「クリスマス・ウィッシング」。5年生が劇を担当し、他の学年が歌やリコーダーを演奏します。今年の劇は、「クリスマスのりんご」というお話でした。こんなお話です。
舞台は、近世ヨーロッパ。主人公は時計作りのヘルマン。ヘルマンは、時間やお金を誰か困っている人のために使うことを厭わない、心優しい人だった。ヘルマンの住む町には、古くから伝わるクリスマスの伝説があった。それは、他の贈り物よりもイエス様を喜ばせるものがあれば、その贈り物をイエス様がお取りになる、というものだった。
ヘルマンは、クリスマスにイエス様に捧げるために、何年もかけて贈り物の時計を作っていたが、近所に住む少女トルーデのために、その大切な時計を売ることになってしまった。そんなヘルマンがクリスマスの晩、イエス様に捧げることができたのは、りんご一つだけだった。りんご一つだけを祭壇に捧げに行くヘルマンに向かって、聴衆から非難がわき起こる。ところがイエス様は、ヘルマンが捧げたりんごをお取りになったのだった……。(原作:ルース・ソーヤー再話)
クリスマスとは、イエス・キリストのお誕生をお祝いする日であり、イエス・キリストへのプレゼントを捧げる日です。では、どんなプレゼントを捧げるのか。例えば、今回の劇のヘルマンのように、自分の大切なものを使ってでも誰か困っている人のために何かすることもそうでしょう。家族、友達、あるいは世界中の困っている人々。そんな人達に目と心を向け、自分のできることは何か考え、実行するクリスマスにしましょう、と子どもたちには話しました。
外はとても寒かったのですが、ホールがとても温かく感じたのは、クリスマス・ウィッシングで心も体も温まったからかもしれません。
無原罪の聖母の祝日行事を行いました。
高校の無原罪聖母の祝日行事は、今年度から第3ステージである中学3年生も加わり、12月8日(月)の4時間目に行われました。
いつも自分の信じるものにまっすぐに心を向けていらしたマリア様に心を寄せ、私たちもマリア様の清い心に少しでも近づけるよう、白い百合の花をお捧げしました。
また、高校生活も残りわずかとなった高3の生徒の代表3名が、将来女性としてどのような生き方をしたいかということを分かち合ってくれました。
あと数ヶ月で卒業を迎える生徒たちが目指す将来の生き方は、確実に聖心で培った土台の上にあることがよくわかり、下級生にとっても心に響くものがあったことでしょう。
第2回入試説明会を行いました。
11月15日(土)、平成27年度入試第2回説明会が本校で行われました。
説明会では第1回と同様に、小林聖心の学校生活や教育方針、各受験科目の勉強方法、平成27年度入試概要についての話がありました。
今回は説明会の途中に 中学入試で入学した、中学3年生による英語のスピーチがありました。説明会終了後には卒業生二名が小林聖心で学んだことなど、自らの体験談を話しました。また、現在の様子や受験希 望の方へのメッセージなども話してくれました。中学から入学した生徒がどのような経験を積み、どのように成長していくのかをご覧いただきました。
本校の中学3年生による校内見学ツアーや校内のチェックポイントをまわるウォークラリーも実施されており、校舎内の見学やクラブ活動での生徒の姿を見て頂くことで、学校生活を感じていただけたのではないかと思います。
説明会で各教科主任よりお話し致しました受験内容については、12月1日(月)以降、HPにて御覧頂けます。
【次回公開行事のお知らせ】
「クリスマスキャロル」 12月20日(土)13時30分 から15時 本校講堂にて
高校3年生の歌を中心に、来校者の皆様と共にクリスマスをお祝いする行事です。ぜひお越しください。
京都東山方面に行きました。
10月31日(金)、爽やかな秋晴れのものと、高校3年生は京都の東山方面へ校外学習に行きました。
銀閣寺に集合し、その後、班に分かれて事前に計画したルートに従って永観堂、南禅寺、青蓮院などを拝観しました。色づき始めた紅葉に感動しながらも、その下でお茶を楽しむ姿が見られたり、南禅寺の三門からは元気に手を振る姿が見られたりと、それぞれに秋の古都を満喫したようでした。
午後3時に円山公園に集合した時の皆の顔には、一日を楽しんだ後の充実感と疲れ、そして少しの寂しさが見られました。高校生活も残り少なくなり、それぞれの進路に向かって闘う日々がまた始まります。
落ち葉はき
子どもたちが楽しそうに向かっているのは・・・。
「南庭の落ち葉はき」です。
小林の伝統行事の一つである落ち葉はき。
姉妹学級ごとに、担当日を決めて毎日南庭の落ち葉を集めています。
南庭にはクヌギやサクラなど落葉樹がたくさんあります。
落ち葉を両手いっぱいにもって、ビニール袋に入れていました。
「集めた落ち葉で焼きいもができたらいいのにな。」
風が冷たい1日でしたが、たくさん動いてポカポカ温かいお昼休みになりました。
子ども郵便局開局しました。
水曜日から子ども郵便局が開局しました。
2年生が小学校のみんなのお手紙を、責任もってとどけます。
子ども郵便局のハガキは、3枚までもらうことができます。
いつも仲良くしているお友だちや、お世話になっている先生に心を込めて書いたハガキの表面に、教室ごとに決められた郵便番号を書き、廊下のポストへ。
2年生の郵便屋さんが、教室にとどけに来てくれるのを、みんな楽しみに待っています。
待降節がはじまりました.
カトリック教会では今週の日曜日から待降節がはじまりました。イエス・キリストの誕生を待ち望む期間です。
子どもたちは、静かな心でイエス様をお迎えできるように、毎日の登下校では沈黙で過ごします。また、授業開始のチャイムの後にも30秒間の沈黙し祈りの時間を持ちます。この30秒間は、学校全体が静けさに包まれます。
玄関には、アドベントリースとクリブが飾られイエス様の誕生を喜び祝う準備が少しずつ整ってきました。
どの子どもの心の中にもイエス様が生まれてくださいますように。