デュシェーンタイム(学年縦割り活動)
2月15日(水)、今年度最後のデュシェーンタイムがありました。それぞれの教室に入り、6年生のリードで、一年間の振り返りがスタートしました。ゴルフ場への遠足が楽しかったという声が多く聞かれました。そのあとは5年生が中心となり、楽しいゲームや6年生を贈る言葉で締めくくり、6年生の中には感動して泣きだす児童もありました。縦のつながりを通して高学年はリーダーシップを、低中学年は教室以外の楽しい自分の居場所を感じることができました。
高校卒業式を行いました。
2月18日(土)、高等学校卒業式が行われ、89回生115名が卒業しました。
これまで学校や在校生のことを考えながら過ごしてきた青の学年は、寒さが和らいだこの日、多くの方々に見守られながら卒業証書を受け取りました。
卒業式の後、卒業感謝ミサでは祭壇を全員で囲んで神様に感謝の祈りをお捧げし、謝恩会では共に学んだ友達とさわやかな笑顔で卒業の喜びを分かち合ったり、学校生活を懐かしく思い出して涙する姿が見られました。帰りには、学び舎に虹がかかり、門出を祝福しているようでした。
これからの歩む道で、小林聖心での日々を胸に、一人ひとりが小さな幸せをたくさん見つけることができますようにと願っています。
黙想会を行いました。
高校1年生は2月9日(木)、10日(金)の二日間、黙想会を行い、イエズス会の林尚志神父様からお話をうかがいました。
はじめに「黙想会とは芯に向かうという意味で『芯向(しんこう)』である」というお話があり、自分の芯に向かう、相手の芯に迫る対話をしよう、と呼びかけられました。
林神父様は40年近く本校の黙想会を指導してこられました。ご自分の経験に基づいた力強く明快なお話が生徒達の心に深く響き、実り多い二日間となりました。
5年生 読書会
風邪等による欠席者が増えて延期になっていた読書会が、2月21日(火)に実施されました。
5年生の課題図書は『あしながおじさん』です。保護者の方にも入っていただき、グループに分かれてテーマごとに意見を交流しました。実行委員と司会役のリーダーが中心になって話し合いを進めました。テーマは当日発表され、その場で考えます。主人公の生き方に自分を重ね合わせて考える姿が見られました。
3年生 読書会
2月20日(月)に3年生の読書会がありました。一年を通してたくさん読んできた世界の昔話の中から自分のお気に入りの一冊を選び、ビブリオバトルという形で本の書評会を行いました。ビブリオバトルとは、一人ずつおすすめの本を紹介し、聞いている人が読みたくなった本に投票して、一番多く票を集めた本が「チャンプ本」に選ばれるというものです。「チャンプ本」に選ばれた本は学校の図書館で飾られます。みんな「チャンプ本に選ばれたい!」と一生懸命に取り組みました。一人に与えられた時間は3分間。その中で、物語の面白さを存分に伝えなければなりません。3分間語り続けるということはなかなか難しいもので、練習を始めた時はなかなか2分間に届かないという苦労もありましたが、途中で質問を入れ、聞いている人の気持ちを引くなど様々に工夫を重ね、当日はしっかり語りきることができました。本の紹介を考える中で登場人物の性格や、物語のテーマを読み深めることができ、それぞれの物語の魅力を味わうことができたのではないでしょうか。単に勝ち負けを競うのではなく、「人を通して本を知り、本を通して人を知る」というビブリオバトル本来の目的を達成できた読書会となりました。
Stage I 英語発表会
2月14日火曜日にStage I 英語発表会が行われました。
今回より、Stage Iの英語発表会となり、1~4年生の子どもたちは日頃の英語学習の成果を発表するために一生懸命に取り組み、練習を重ねてきました。
各学年、英語の歌やチャンツを表情豊かに歌い、また、会話文やストーリーの暗唱にも挑戦しました。学年が上がるにつれてレベルが上がり、Stage Iの最高学年の4年生は、聖マザーテレサのお話を一つひとつの言葉を大切に暗唱しました。4年生の発表は下級生のよきお手本になったことでしょう。
帰国子女の児童は、英語での司会、詩の暗唱、オープニングスピーチ、クロージングスピーチを堂々と行いました。帰国子女の子どもたちの英語は聞いている子どもたちの刺激になっただけでなく、自分たちの大きな励みになりました。子どもたちがお互いに刺激しあって成長していく本校のよさが英語の取り組みの中にも表れています。
最後には、子どもたちへサプライズの先生方による歌” Old MacDonald Had a Farm(ゆかいな牧場)”に続き、1~4年生の全員で今回のテーマである”He’s Got the Whole World(すべては神さまの御手の中に)”の歌を歌いました。
子どもたちのふり返りから、多くの低学年の子どもたちがお姉さんたちの美しい発音に憧れ、自分達も学年が上がるにつれて英語が上手になるという自信を持てたことがよくわかりました。また4年生も下級生の発表を見ながら、自分たちが習った表現を思い起こしたり、自分たちの課題を冷静に見つけたりする姿がありました。1年生の「えいごがたのしいってしりました。」のふり返りから、Stage I の英語発表会が子どもたち一人ひとりにとってとても有意義なものとなったことを実感しました。
冬芽見つけ
自然豊かな本校には、春になると色とりどりの花が咲き誇ります。しかし、その準備は、寒い冬の間に、すでに始まっています。一見枯れているように見える木々にも、よく見てみると、小さな小さな芽がついています。これが「冬芽」です。
子どもたちは、虫眼鏡を片手に、春を待つ冬芽を探しに出かけました。1年生は、2年生のお姉さんと一緒に、南庭や運動場などを歩きながら、たくさんの冬芽を見つけました。
「さわってみると、かたかったよ。」「寒いからギュッてなっているんだろうね。」「『早く春になってほしいな』って言っているみたい。」
春を待ちわびているのは自分たちだけではないことに気づくとともに、自然のたくましさに自分たちの姿を重ね合わせている子どもたちでした。
黙想会を行いました。
2月7日(火)と2月8日(水)の2日間、高校3年生は、ロザリオヒルで黙想会を行いました。
一日目は、「十戒」の映画を観ながら、聖書を読み、神様が与えてくださる糧について一人ひとりが沈黙のうちに考えました。
二日目は、神言会の西 経一神父様が、直接目に見えない背景を考えることや今与えられている自分を担っていくことの大切さなどについてお話してくださいました。
卒業を前に今の自分たちを振り返り、向き合い、これからの生活につながる問いに触れることのできた2日間となりました。
黙想会を行いました。
2月9日(木)、10日(金)の2日間、高校2年生はイエズス会の片柳弘史神父様をお迎えして黙想会を行いました。
神父様は学生時代にインドに行き、生前のマザー・テレサのもとで奉仕活動をなさった方で、「世界で一番たいせつなあなたへ ~ マザー・テレサに学ぶ神さまの愛」というテーマでお話し下さいました。「自分の弱さを直視できない人は成長できない。ありのままの自分、現実の自分を受け入れることが成長の第一歩である。」「愛されるために自分と違ったものになる必要はない。それぞれが与えられた役割を精一杯しよう。」「苦しみや困難は自分の可能性を示してくれる、思いがけない自分に出会えるチャンスである。」等々。
神父様のお言葉は、進路選択という大きな節目にさしかかった生徒達に向けての力強いメッセージになりました。