小林聖心について

Top > 小林聖心について > 校長あいさつ・校歌・学院の歴史

校長あいさつ

いよいよ創立100周年の年を迎えました。阪神の地で聖心の教育を始めたのが1923年。爾来、多くの方々のご支援と
ご尽力のお陰で、ここまで来ることができました。心より感謝申し上げます。
100年の道のりは、平坦とは言い難いものでした。戦時下において、マザー方は想像を絶する苦難を体験されました。
また、大震災のように、避けることのできない天災にも見舞われました。その時々において、深い信仰のうちに現実と
向き合い、勇気と信頼を持って教育活動を続けてくださったマザー・シスター方、先生方、そして、恩人の方々の命は、
今日に至るまで、学院に生き続けています。
100年の先を託されている私共は、変化の激しい、先の読めない時代の只中にあります。創立者聖マグダレナ・ソフィアの
カリスマを受け継ぎ、勇気と信頼を持って時代に応えるべく、聖心の教育を続けていきます。そして、これからも、他者とともに、他者のために、希望と喜びをもって生きる女性を世界に送り出していきたいと心から願っています。

校長 棚瀬佐知子

校長 棚瀬佐知子

校長 棚瀬佐知子

学院の歴史

聖心女子学院は、1800年にフランスで創立されたカトリック女子修道会「聖心会」を母体としています。創立者聖マグダレナ・ソフィア・バラはフランス革命の混乱期に成長するなかで、女性の担う社会的責任の大きさを痛感し、女子教育を目的とする聖心会を創立しました。その名称は、キリストの愛の象徴である「聖心(みこころ)」に由来します。

住吉にあった創立当初の校舎

学院の沿革

1908年(明治41年) ○聖心会会員来日
○東京に「聖心女子学院」創立
1923年(大正12年) ○兵庫県岡本に修道院開設
○兵庫県武庫郡住吉鴨子ヶ原に「住吉聖心女子学院」創立
1926年(大正15年) ○現在地に移転「小林聖心女子学院」と改称
1948年(昭和23年) ○東京に聖心女子大学開学
1949年(昭和24年) ○聖心女子大学小林分校開設
1966年(昭和41年) ○聖心女子大学小林分校、東京の本校に併合
1967年(昭和42年) ○東京に「聖心女子学院専修学校」創立、1976年(昭和51年)専門学校に改称
2000年(平成12年) ○聖心会創立200周年を祝う
2023年(令和5年) ○学院創立100周年

小林に移転当時の本館校舎

1930年代の寄宿舎スタディールーム

院長様のフィースト(伝統的な行事)

マザーテレサ来校(1982年4月)

聖心会について

日本における120人余の聖心会会員は、学校での教育はもとより、さまざまな仕事を通して創立者が抱いたヴィジョンを受け継ぎ、人間育成に努めています。
聖心会は、創立当初から「国際性」をひとつの特色とし、世界の現実に目を向け、そのなかに示されているキリストの呼びかけを、祈りを通して聴いています。現在は、40カ国に2,600人余の会員が国際共同体として、世界のニーズに応えるよう尽力。聖心会日本管区は、2008年に、来日100周年を迎えました。

pagetop