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教育の特色・
12年一貫教育・学習指導

全人教育を基盤に、賢明な女性を育てる
3つのステージ

12年間を3ステージに区分した4-4-4制のカリキュラムを導入し、児童・生徒の発達段階を踏まえながら、独自の教育課程で、確かな力を育みます。また、学年の垣根を越えての学び合いは、新しい発見や刺激があり、より実りのある学習を生んでいます。

<小中高連携の具体的な取り組み>

12年間一貫教育の女子教育を特色のひとつとする本校では、Stageの枠を越えて、あるいは、Stage内の異学年間で、異なる学年が学び合う機会をつくっています。これらの学習・活動では、異学年での交流を通して、自尊感情を高めるために「お姉さんの姿をモデルにする」「下級生にお手本を示す」等を大切にしています。

3つの教育方針を実現する多彩な学び

本学院では、「魂を育てる」「知性を磨く」「実行力を養う」という3つの教育方針を掲げ、祈る心を育てて内面を磨く「宗教教育」や、国際的なコミュニケーション能力を身につける「英語教育」、「国際理解教育」など、さまざまな教育を実践しています。

宗教教育
英語教育
国際理解教育
ICT教育
総合的な学習(ソフィータイム)
図書館(ソフィーセンター・学習センター)
奉仕活動

すべての学習の土台となる「ことばの力」

本校は、「ことばの力」の育成を大切にしています。すべての教科を通して、感じたことや考えたことを論理的にまとめ、豊かな文章を書く力が身につく教育を展開。さらに、読書会やスピーチなどのプログラムでは、自分自身の言葉で表現する楽しさを知り、人間性を磨くためにも大切なコミュニケーション能力を養います。また、行事などの体験をふり返り、文章に表すことを実施。言語活動を通して自分を見つめ直し、次の自分づくりへと向かうことをめざします。
一貫した取り組みによって育まれる言語表現能力は、大学でのプレゼンテーションや論文作成、卒業後の社会生活において大いに生かされています。

小林聖心の学習指導

2022年度から新しく
「学習指導プログラム」を
立ち上げています。
現在さらなる進化に向けて
プロジェクト進行中です!

StageⅠ

各教科の基礎・基本の習得を徹底します。

① 学年相当段階の「読み」「書き」「計算」がきちんとできるようになることに力を入れています。

② 授業では、自由な発想でじっくり考えたりする時間や、情緒面を育んだりする時間も大切にしています。

  • ● 年4回、その学年で必ずつけておくべき計算の力がついているかの確認テストを行っています。確認テストは、周りとの競争を目的としたものではなく、100点をとれることを目標とし、習得・定着が不十分な分野を各児童が知り、その後、教員によるフォローを行っています。
  • ● 週1~4回、放課後の時間に、自分の力とペースに合わせた自学課題を行い、部屋にいる先生に教えてもらえる時間(レベルアップタイム)をとっています

StageⅡ

熱意のある授業を展開し、学びに向かう主体性を養います。

① 学年相当段階の「読み」「書き」「計算」能力をもとに、自力で納得できる答えを導き出せる力をつけていきます。

② ソフィアノート(自己管理のための手帳)を使った日々の振り返りをしたり、計画したりすることで、自己管理の力と自ら継続的に学習する習慣がつけられるようにしています。

  • ● 自己肯定感の下がり始めるこの時期だからこそ、「できるようになりたい」「解決したい」と子ども自らが思えるような授業を大切にしています。
  • ● 月1~2回、単元テストを行い、スモールステップで定着を自覚できるようにしています。5・6年生では、日々の小テストに加えて年3回のまとめのテストを、7年生(中1)からは、年4回の定期テストを行って、ある程度広い範囲の学習定着度を再確認しています。
  • ● 週1回、7時間目に「週間テスト」を設定しています。ここでは、これまでに学習した事項をそれぞれの習熟度に合わせた問題演習を行います。学習したことがきちんとアウトプットできているという経験を通して、自信を持って、次の学習につなげられるようにしています。
  • ● 終礼・終わりの会では、5分間の復習タイムを設定し、その日の学習を振り返る時間を取り、今日、家に帰ってからするべき学習を整理させています。
  • ● 学校から手帳(ソフィアノート)を配布し、手帳の活用を通して、1日単位・1週間単位のスケジュール管理のやり方を身に着け、学習習慣や生活リズムを自分で整えられる力をつけています。
  •  
  • *英語では、2023年度から帰国生の生徒と特別選抜のテストに合格した生徒のみが参加できる「英語特別選抜講座」が始まります。

StageⅢ

“学び方を学び”、進路実現の可能性を
広げる学力を育てます。

① 「対話」を通した授業を大切にし、学力の向上を図っています。

  • ・高校の教科書に書かれているテキストは、実は奥が深く、そこに学ぶべき本質が詰まっています。しかし、教科書を一読しただけで、それを理解するのが難しいのも現実です。高校では学ぶべきことが多いですが、教科書を表面的・網羅的にさらって知識を詰め込んだり、パターン化された問題だけを解く力をつけたりしないよう、心がけています。
  • ・小林聖心の授業の中では、生徒と教員、生徒同士の対話を大切にしています。対話の中で単元の本質に迫る、ということを繰り返す中で、受験生になる頃には、自分で本質にたどりつけるようになります。
  • ・本校には多くの大学推薦枠があるため、推薦での大学進学を希望する生徒は、学校での勉強に集中することで進路を確実に決められるだけでなく、“学び方を学ぶ”経験を通して、進学先、そしてその先の人生でも自ら学び続ける力をつけることができます。

② 受験生には希望者対象の補習や演習講座を開講しています。

  • ・受験で大学進学を希望する生徒には、放課後、夏休み・冬休みには希望者対象の補習や演習講座を開講しています。また、理系志望の生徒には、土曜日に理科・数学の講座を開講して、アウトプットの機会と質を保障しています。

③ 幅広い教養を身につけ、社会への問題意識を養っています。

  • ・小林聖心のカリキュラムは、進路実現に必要な科目の力をつけるのはもちろんのこと、幅広い教養と豊かな知性を身につけることを大切にして組まれています。
    *英語では、特に「聞く」「話す」力を鍛えながら、英語で「考える」ことを大切にしています。
    *授業中だけでなく、朝礼での先生からの話や生徒有志が立ち上げたグループからの発表を通して、社会で起きている問題に関心を持ち、今の自分にできることを考え、実行する意識を持てるようにしています。

フィリピンオンラインチューター

11・12年生(高2・高3)の有志がフィリピンの小学生に、オンラインで勉強を教えるプロジェクトを進めています。お互い英語でやりとりしています。

「学習プログラム」はこれから
ブラッシュアップを
続けています。
このページで、
随時お知らせいたします。
今後の進化にご期待ください!
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