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オンライン読書会

2021年9月6日 中学校

9月2日 (木)、8年生はオンラインにて「読書会」を行いました。

夏休み明けからオンライン授業となっていますが、もともと計画していた8年生の読書会も、オンラインで実施することになりました。PowerPointで夏休み中に読んだ本を紹介するスライドを各自あらかじめ作り、それを持ち寄ってグループ内で紹介しあい、オンライン掲示板を使って意見交換をしました。

 

 

読書に親しむだけでなく、「相手にその魅力をいかに伝えるか」をとことん考えて取り組んでいました。PowerPoint は完成度が高いものが多く期待以上のものでした。オンライン上のスレッドのやり取りも楽しんでいる様子がうかがえました。

オンラインならではのコミュニケーションのメリットに気づいたり、自分の普段のコミュニケーションのあり方を省みたりする機会にもなったようです。

【生徒の振り返りより】

・本を選んだ理由と、おすすめポイント(複数)を書く上で、どうすれば皆さんが興味を持ってくれるかを意識して書くと良いと気づきました。一番印象に残ったことや面白かったことを文章にして書き留めておくことで、より本の内容が理解出来るという学びがありました。

・チャットを使って自分の感想を相手に伝えることができました。私は伝えることが苦手ですが、今回のオンライン読書会をして伝える楽しさを知ることができました。

・以前までのように、実際に話すと、逆に緊張して最低限の事しか言えなかったけれど、オンラインで話すとここが面白かったと気軽にいうことができたのでよかったです

・相手の顔が見れないままの読書会だったのでどうなるかと思いましたが、見えないからこそみんな言葉遣いに気を遣って話合いできたので、これもこれでよかったなと思っています。新しいやり方なので新鮮味がありとても楽しめました。

・対面だと恥ずかしくて言えなかったり、一部の人だけの話し合いで終わってしまう部分が多々ありましたが、オンラインだからこそ自由にコメントできたんじゃないかなと思いました。

・オンラインだったため、話したことのない人ともさほど緊張せずに話せたと思います。また、逆に仲の良い友達とも敬語で、お互いの本についてのみ話したことで今までとは少し違う関係や距離感で心地よく話せました。

・改めて自分の心を打った場面に付箋をつけてみると、すごい量になったので、この本にはこんなにも魅力が詰まっているのだ!と感動しました。こんな本に出会えてよかったと思います。また、自分はこんなたくさん心を動かされている。それにも驚きました。本から受けるものは多い、と気づかされました。

・文を書くときに、間違ってないかとか、失礼に当たらないかとか考えてしまうから、自分の思ったこととか、会話がポンポンできないところが難点です。でもよく考えて打つ分、自分が一番言いたいことをまとめれるので間違いを少なくできました。だから、これに関しては利点でもあるのかなと思いました。

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