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6年生 Field Trip 第3日目

2021年11月23日 小学校

3日目は気温がぐっと下がったものの、雨が上がり、澄んだ空気が心地よい朝を迎えました。

午前中は、高山陣屋を訪れました。高山陣屋とは江戸時代、飛騨国が幕府直轄領となった際、飛騨国を治めるために、それまで藩主だった金森氏の屋敷を今でいう「役所」として利用したものです。その陣屋を見学した後、陣屋前で毎朝開催されている「朝市」でお買い物をしました。飛騨の方言で優しく話しかけてくれるおばさんとのコミュニケーションも楽しみました。さらに、昨晩、一位一刀彫についてお話をしてくださった津田さんが営む津田彫刻を訪れ、お土産を買ったり、実際の製作現場を見学したりしました。

その後、バスに乗って「まつりの森」へ移動。ユネスコ無形文化遺産にも登録されている高山祭を彩る絢爛豪華な「祭屋台」のミュージアムを見学しました。高さ8mの屋台に圧倒され、精巧な作りのからくり人形の動きに驚嘆しました。

午後は、子どもたちが楽しみにしていた高山グループ散策。自分たちで立てた3時間の活動計画に沿って町歩きをすることにワクワク、ドキドキ。地図を片手に美しい町並みを歩きながら、日下部民芸館や山桜神社、高山昭和館などにも足を運びました。そして、飛騨牛コロッケや団子など飛騨の食文化もたっぷり堪能しました。

素晴らしかったのは、どのグループも集合時間に遅れることなく、きっちりと宿舎に戻ってきたことです。3日目に入り、グループの結束力が強まってきました。

夕方、宿舎に戻り、地元の方に教えてもらいながらのさるぼぼ作りも楽しみました。

歴史、祭り、伝統工芸、町並み、食文化など、いろいろな飛騨を味わう一日となりました。  

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