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小学校
2022.10.31
丘の学び舎 その191

朝晩の冷え込みが徐々に厳しくなってきています。今日で10月も終わり。明日からいよいよ霜月です。
先週、小林聖心のキャンパスでは、様々な学びが展開されました。その一つは、聖心会のシスター・ドナ・コリンズの来校によって実現しました。オーストラリア生まれのシスター・コリンズは、アメリカで2つの学校の校長を務めておられました。また、ローマの聖心会本部で仕事をしておられたこともあり、世界中の聖心女子学院のことに通じておられます。
6年生~10年生まで、各学年の授業に入り、話をしてくださったり、生徒のプレゼンテーションにコメントをしてくださったりと、豊かな学びの機会を提供してくださいました。StageⅡ、StageⅢの朝礼では、みこころの子供たちに向けたメッセージをくださいました。模擬国連(MNU)同好会の生徒たちは、シスターから国連に関する話を伺い、時間が足りないくらい活発なやり取りを楽しみました。
もう一つの学びは、広島から来校してくださった森重昭さんのお陰で、5年生が平和について考え、祈るプログラムを実施できたことです。10月初めの広島でのフィールド・トリップ以来、ご縁を頂いた森重昭さん。アメリカのオバマ元大統領が広島を訪問なさった時に、抱擁を交わした方といえば思い出される方も多いでしょう。8歳の時に被爆し、原爆に関する研究を続けるとともに、体験を語り継ぐ活動を続けておられます。
今回わざわざ小林まで足を運んでくださり、再会が可能となりました。5年生のプレゼンテーションをご覧いただき、森さんからもさらにお話を伺い、交流を深めることができました。また、本校12年生で、被爆の体験談を聞き、それを語り継ぐという活動を続けている生徒との交流も行われ、平和への思いを深めるプログラムが実現しました。
毎日毎日、様々な学年で、また、それぞれのステージで、豊かな学びが展開されています。児童生徒の成長が楽しみな実りの秋です。

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