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StageⅢ
2025.07.30
フィリピン体験学習(7/30更新その2)

【7日目】(7/30更新その2)

フィリピンを出発する日になりました。フィリピンにお住まいの日本人の神父様の司式のもと、宿舎の小聖堂で御ミサに与りました。フィリピンで出会った全ての方、体験学習を支えてくださった方に感謝の祈りを捧げました。

無事、全員、マニラ空港に着きました。これから日本に向かいます。

一人ひとりに蒔かれた種をどのように生徒たちは育てていくのでしょうか。フィリピンで、行動を通して隣人愛を実行される方に出会いました。生徒たちは心を開き、自分を越えて、成長することができました。神さまが私たちに与えられている使命は何なのか。生徒たちの学びは続きます。

体験学習を支えてくださった全ての方に感謝し、フィリピンからの報告を終えさせていただきます。
Salamat po!

 


 

 

【6日目】(7/30更新)

フィリピンでの5日間の心揺さぶられる体験を通して学んだこと、考えさせられたことをふり返り、分かち合いました。生徒たちは、フィリピンでの人との交流を通して、「絶望の中にも希望を見い出していくこと」「今を全力で生き、現実を変えていこうとする姿勢」「神さまの愛が根底にある安心感」を知りました。また、自分自身を見つめて、「自分の考え方が変わった」「自分たちの日常に感謝しなくてはいけない」「不自由なく生きられる環境にたまたま生まれた者としての義務を考えていきたい」とこれからの生き方を考え始めました。分かち合いの中では、タガログ語で「Sa pagmamahal naroroon ang Dyos」(愛のあるところに神さまがおられる)を歌い、一人ひとりの思いを受け味わいました。心に渦巻く思いに言葉を選びながら、時には涙ながらに語る生徒の姿に熱い思いを感じました。分かち合いのしめくくりに、日本に持ち帰りたい思いを寄せ書きにして、書き留めました。

夕食後は、明日の帰国の前に、体験学習を導いてくださったシスターに感謝の気持ちを伝えました。シスターからは、神様から与えられたmission(使命)を、自分のために、フィリピンのために、世界のために生きて、よい世界を仲間とともにつくってほしいとお言葉をいただきました。シスターの目を見つめる生徒の真剣な表情に、この体験学習の実りを感じました。

 

   

 

 

 

【5日目】(7/29更新)

体験学習後半の今日は生徒たちにとって、考えさせられる一日となりました。

午前中はストリートチルドレンの自立支援をしている団体の施設、午後は人身取引被害少女の一時的保護施設を訪問しました。施設の方の説明を真剣に伺い、この現実がどのようにしたら改善されていくのか、生徒たちはたくさん質問しました。

お昼は、生徒たちが楽しみにしていた、フィリピンで一番人気のファーストフード店Jollibeeに行きました。

夕食は、マニラの聖心会修道院にて、様々な国籍のシスター方と食卓を囲ませていただきました。修練期を日本で過ごされたシスターも多く、私たちの訪問を歓迎してくださり、神さまのお恵みに溢れた心温まる時間を過ごさせていただきました。

フィリピンでたくさんの人に出会い、人の優しさ、温かさに触れました。過酷な現実を背負っていても、彼らはいつも笑顔で迎えてくれました。生徒たちの心が今、大きく変容しています。

 

      

 

 

【4日目】(7/28更新)

今日は日曜日、パヤタス(数年前まではマニラ中のゴミが集まり、ゴミの山があったところ)に行き、タガログ語の御ミサに与りました。その後、2016年のDrug Warで家族を失った方が生計を立てるための施設に行きました。午前中は社会の抱える問題、矛盾に直面しました。

 

午後からは再び、モンタルバンを訪れ、「みこころの家」の幼稚園児、識字向上プログラムに参加する小学生と交流し、折り紙や紙風船で一緒に遊びました。また、聖心の祝日で作成した教具が実際に使われている様子も見ることができました。

 

体験学習も折り返し地点になりました。フィリピンで出会った大好きな人たちのために、何かをしたいという熱い気持ちが芽生え始めています。

 

      

 

 

【3日目】(7/27更新)

今日は朝からコースター(マイクロバス)に約1時間揺られてモンタルバンに向かいました。

聖マグダレナ・ソフィア基金(SMSF)で運営されている「みこころの家」では、10代〜20代のユース(SMSFの支援を受けて活動している)がはじける笑顔で迎えてくれました。ユースに案内してもらい、彼らの住むモンタルバンの町の中を歩き、想像を越えた現状に大きなショックを受けました。連日の雨にぬかるんだ道に、家と家がひしめき合い、細い路地が入り組み、湿った風とともにやってくる臭い。言葉少なく、トライシクルに乗って、みこころの家に戻りました。

午後からはユースと交流し、トークやゲームをして、親睦を深めました。ホスピタリティ溢れるユースの盛り上げにより聖心の生徒たちも笑顔いっぱいになり、最後はフィリピンの曲に合わせて一緒に踊りました。過酷な生活を少しも感じさせないユースの心の広さと温かさに、同じ瞬間を生きる若者として、自分には何ができるのか考えずにはいられませんでした。生徒たちの心に生まれ始めた何かが、何なのか、残りの体験学習の日々も見つめ続けたいと思います。

 

 

  

 

 

【2日目】(7/26更新)

フィリピンでの初めての朝を迎えました。前夜の雨の音の大きさ、水だけのシャワーに戸惑った生徒も多く、やや緊張した面持ちで本日のプログラムを始めました。

フィリピンは台風の影響で今週は休校になっている学校が多い中、聖テレサ学院の生徒、先生方は朝早くから、聖心の生徒たちを迎える準備をしてくださっていました。満面の笑顔で私たちを熱烈歓迎してくださいました。聖テレサ学院の生徒によるスピーチ、民族楽器の演奏やダンスパフォーマンスのあと、グループごとに親睦を深める時間を持ちました。初めは固かった聖心の生徒たちも、聖テレサ学院の生徒の温かさ、おもてなしの心により、おいしいミリエンダ(おやつ)と共に楽しい時間を過ごすことができました。

 

 

 

【1日目その2】(7/25更新)

1時間遅れでフィリピンに到着後、宿舎につきメリエンダをいただきました。お腹が空いていたので、みんな完食です。夕飯が、16時30分なので、それまでの間は、明日の聖テレサ学院にお披露目する歌やリコーダーの練習にいそしんでいます。

 

 

【1日目】(7/24更新)

今日からフィリピン体験学習がスタートしました。関西国際空港を出発後、台風の影響を受けて約1時間遅れでマニラ空港につきました。外は雨模様ですが、これから始まる様々な体験活動にわくわくしています。

 

姉妹校の先生、生徒たちとも合流してバスに乗り込みます。

 

 

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