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校長より
2023.05.29
丘の学び舎 その141

いつもこの祝日は、聖心で学ぶ子どもたち「みこころの子ども」への創立者の思いや願いを思い起こす日ですが、今回はいつにもまして、大きなお祝いとなりました。Stage毎での厳かなごミサ、そして、StageⅠはシスター亀岡のお話、StageⅡとⅢはそれそれでシンポジウムが行われました。

シンポジウムには、63回生、70回生、84回生の卒業生が登壇し、中高時代に高校主任や校長として関わってくださった理事長のシスター宇野を交え、「聖心で培われた学び」と題した意見交換が行われました。初めて出会った3人の卒業生でしたが、すぐに打ち解け、和やかな雰囲気の中で自分たちの経験を分かち合い、在校生への力強いメッセージを残してくださいました。

「どの世代の卒業生が語っても、この学校が大切にしてきたことは同じだった。今、自分たちが、日々、学んでいることもまさに同じで、こんなに同じことがずっと大切にされてきている学校なのだということに感動した。」という在校生の声を聞きました。その同じことは、どれも、220年以上前の聖マグダレナ・ソフィアに始まるということを実感した一日となったことでしょう。

この日味わった思いを胸に、1年生から12年生がこれからの小林聖心をつくっていけますように。シスター亀岡と手を繋いで、本当に嬉しそうに、「聖マグダレナ・ソフィア」の歌を歌っていた1年生に未来を託したいと思います。

どのStageのごミサでも、たくさんのキャンドルと記念すべきご絵と写真、そして、特別な「みこころのバナー」で飾られた美しい聖堂に、児童生徒の歌声と祈りが響き渡りました。きっと、聖マグダレナ・ソフィアのもとに届けられたことでしょう。

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