小林聖心女子学院ブログ 小林聖心
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野菜の苗を植えました

2021年5月11日 小学校

2年生が生活科の授業で、野菜の苗を植えました。
1年生の時に、チューリップを植えていた鉢を使います。土を反すと球根が出てきました。新しい土を入れて、野菜の苗を植え、水をやります。一連の作業をタブレットで写真に撮って記録しました。

プラクティスが始まりました

2021年5月10日 小学校

5月はマリア様の月です。聖母マリアに倣い、沈黙と祈り、周囲への働きかけや我慢などを積み重ね、自分を振り返ったり、よりよい生き方を見出したりするプラクティスを行います。
今朝は、放送によるお祈りのあと、沈黙の時間をもち、神様から自分に与えられた力について考えました。

12年生政治経済の授業より

2021年5月10日 高等学校

12年生(高3)の政治経済の授業では、「なぜ政治が必要なのか?」「なぜ法が必要なのか?」という問いにチャレンジしました。先生が出したアンケートの問いに対してタブレットPCを使って自分の考えを書き、それをクラス全体で分かち合い、メインとなる問いへの答えを皆で考えました。

タブレットPCを活用するようになって、先生からの問いに対して発言したい人だけが考えを表明するのではなく、全員が自分の意見を書いて表明する機会が増えました。お互いの意見を分かち合うことで、たくさんの人が考えていることを知るチャンスになっています。

 

丘の学び舎 その121

2021年5月10日 小学校

初夏の陽気となり、青葉若葉が爽やかな季節を迎えました。「マリア様の月」5月らしい活き活きとした自然に心は晴れ、コロナの憂鬱も吹っ飛びそうです。
ところで、このマリア様の季節になると、思い出す詩があります。茨木のり子さんの「みずうみ」という詩です。「だいたいお母さんてものはさ しいん としたとこがなくちゃいけないんだ」ということばで始まります。通りすがりに耳に入ってきた女の子たちの会話の一部のようです。「何という名セリフ」と綴りながら、「お母さんだけとはかぎらない 人間は誰でも心の底に しいんと静かな湖を持つべきなのだ」と続けておられます。
「心の底のしいんと静かな湖」これはまさに、聖母マリアの心そのものではないでしょうか。どこまでも深い思いを抱え、穏やかに静まっている。その静けさはすべてを受け止める静けさ。風が吹けばそよそよとゆらぐけれど、やがて深い底へと包み込んでゆく。
聖書に描かれた数少ないマリア様の描写の一つに「マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。」(ルカ2:19)というのがあります。イエス様が生まれた時に起こった出来事が何のことかよくわからず、マリア様は思い巡らしていたというのです。自分が神の御子を宿すことになった時から、そのひとり子が十字架上で亡くなる時まで、マリア様の全生涯を貫いていたのは、まさにこの思いめぐらす姿勢でした。
現代は、物事をあるがまま受け止めることが難しい時代なのではないでしょうか。理屈で納得できない限り、受け入れられないといわんばかりです。それはある意味必要なことですが、人間がいくら知恵を絞ったところで、どうにも理解できないことに遭遇するのが人生です。
小さい女の子が教えてくれた通り、人間には「しいんとしたとこがなくちゃいけない」のでしょう。このしいんと静かな湖が私たちの心に広がりますように、マリア様の助けを願いながらお祈りいたしましょう。

高校校舎のマリア様

11年生Comprehensive Englishの様子

2021年5月7日 高等学校

連休の谷間ですが、学院祭が明けてからの最初の授業の日でした。ここからしばらくの間は、学校行事のない時期になりますので、6月の中間考査を一つのペースメーカーとして、学習に励んでいます。

今日の11年生(高2)のComprehensive English(ネイティブの先生による英語が得意な生徒向けの選択授業)では、屋外で広い間隔をとって円卓会議の形を作り、自分たちの考えたテーマで意見交換をしました。

英検Jr.のアカウントを配布しました

2021年5月7日 小学校

5年生の英語の時間に、英検Jr.のアカウントが配られました。
英検Jr.は「育成型ゲーム感覚」のリスニングテストです。英語の授業や宿題だけではなく、家でも自主的に学習できるようになっています。
5年生たちは、一緒に配られたマイク付きのイヤホンをつけて、さっそく取り組んでいました。

丘の学び舎 その120

2021年5月3日 校長室より

4月30日、5月1日は、中高の学院祭でした。といっても三密を避けなければならない状況ですので、オンラインとリアルを並行して行われました。小林聖心始まって以来、初めての、オンライン学院祭です。もちろん、人が集まって、「リアル」に見たり聞いたりできるにこしたことはありません。しかし、生徒たちの創意工夫とエネルギーで実現したオンラインは見事でした。スクリーンの奥には、無限の可能性が広がっているようでした。ICTの技術はもとより、中身の豊かさに、感心させられました。
今年、コミティが掲げたモットー「Reaction」には、「反応すること」と「再び行動すること」の二つの意味が込められています。創立100周年を目前に控え、小林聖心の生徒としてのあるべき姿に向かって応えること。また、コロナの体験を踏まえて再び立ち上がり、行動したい、という思いを表現しています。この、反応したり、再び行動したりするために大事なことは、そもそも何かの呼びかけがあるということでしょう。生徒たちはいったい何に応えて行動しようとしているのかを見つけたいと考えていました。そして、学院祭が終わった今、わかってきました。「希望のつくり手でありなさい」という神様からの呼びかけに、生徒は応えていたのです。コロナ禍にあって、思い通りにできないことが多々ある中、クラブ、企画、教科等の発表の中で、今できることに喜びを感じながら創造的に表現しようとしたこと。そこには希望があふれていました。未来を拓く子供たちの姿が見えてきました。
昨年、学院祭の中止を、涙を呑んで受け止めた93回生。その生徒たちが実現できなかった「sprout」(芽を出す、新芽)というモットーを思い出します。昨年があって、今年がある。今年のコミティは、昨年の生徒の無念さも引き受けて、新しい命の芽を生えさせたくれたのではないでしょうか。まさに小林聖心98年の歴史の1ページに残る学院祭でした。

学院祭2日目

2021年5月1日 中学校高等学校

今日は、学院祭2日目でした。

学院祭コミティーの朝の打ち合わせ

今日は、9年(中3)・10年(高1)・12年(高3)が学年別に分散登校をして、企画の体験・鑑賞をしました。昨日と同じ企画に加えて、バスケットボールクラブが「クラブ員に挑戦!」の企画を行い、10年・12年の中でそれそれバスケットボールの腕に自信のある人がチームを結成し、バスケットボールクラブ員と対戦しました。

バスケットボールクラブの会場準備

対戦風景

各企画とも、コロナ禍の中でできる企画を知恵を絞って出しました。美術工芸クラブは、コロナ禍の世の中をテーマとした作品作りに励み、「小林聖心美術館」として展示を行いました。高校生は、有名な美術作品のオマージュという技術と知性の両方が求められる高度な取り組みを行っていました。

美術工芸クラブの「小林聖心美術館」

書道クラブは、自分たちが書いた巨大作品の上で、大きな筆を実際に滑らせてみる「模擬体験書道」ができるよう工夫してくれました。

書道クラブの”体験書道”

コンピュータクラブの展示

学院祭のしめくくりとしてクロージングのセレモニーを行いました。今年度は、一堂に会することは避け、12年生は各ホームルーム教室で、7~11年生は自宅でそれぞれYouTubeライブ配信を通して参加しました。バザー部門からの収益報告、学院祭実行委員長の挨拶と感謝のことば、そして校長先生のお話で今年度の学院祭はしめくくられました。

クロージングのライブ配信

ライブ配信:校長先生の話

全生徒のメッセージで作ったオブジェと実行委員

次回は通常の形での学院祭Come and see Dayでお目にかかることができますように。

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