南極教室が開催されました
国立極地研究所が本校の6年生を対象に「南極教室」を開催しました。「南極教室」は、南極・昭和基地で活動を行っている南極地域観測隊員とリアルタイムで交信して、南極観測の様子を勉強しようという取り組みです。6年生たちは、昭和基地の窓から見た今の南極の様子や隊員の方々からそれぞれの専門の話に感心していました。
体育祭に向けた準備
今日は前期の最終日でした。授業終了後にホームルームを行い、後期のクラスの係を決めました。その後、放送で終業式を行い、校長先生から、この半年を振り返りながら「自分の中心軸を大切にしてほしい」という年度後半の生活を有意義に過ごすためのヒントになるお話がありました。
StageⅢ(9~12年生)の体育祭が近づく中、準備が進んでいます。本校の体育祭は、運営のすべてを生徒が行います。今日の放課後は、体育祭の会場となるグラウンドで、競技や演技に使うライン引きや、心地よく安全に競技が行えるようグラウンドの小石拾いを係の生徒が行っていました。体育祭は2年ぶりの実施ですが、先輩が後輩に運営のノウハウを協働しながら丁寧に伝える姿は、「未来へ続く大切なバトン」を渡しているように映りました。

フィールド競技のライン引きです

トラック競技のライン引きです

みんなの安全を思って石拾いをしています
図書館で紙芝居
2年生が図書館で紙芝居を見ていました。
紙芝居の内容は「百科事典の引き方」。
「背」「爪」「柱」などの用語といっしょに、調べたい事柄を探す方法を学びました。先生が問います。「アルパカはアリーナよりも?」「後!」子どもたちが元気に答えました。紙芝居の後は、実際に百科事典を引いてみました。
テスト返却日
今日は、前期期末考査の返却日でした。受けたすべての科目のテストが担当の先生の解説のもと、ひたすら返される1日でした。
中高生にとって、夏休み後学校で午後まで過ごした最初の1日がテスト返却日であったことは、少々こたえた人もいることと思いますが、明日から始まる平常授業に、心新たに臨んでほしいものです。
学校では、これからStageⅢ(9~12年生)・StageⅡ(5~8年生)の体育祭に向けて準備が本格化していきます。その様子は、またお伝えします。
丘の学び舎 その141
先週の土曜日は、小学校の合唱祭でした。といっても、保護者の皆様にはご覧いただくことができず、動画を配信することになりました。今年は、中高の講堂に一学年ずつ入って発表ということになりましたので、毎日、校長室に居ながら、練習の歌声を耳にしていました。だんだん上手くなっていく過程を知っていただけに、本番がとても楽しみでした。
そして、土曜日の本番。練習の成果が十分発揮され、最高の発表となりました。学年が一つ上がるだけで、声の質が変わり、歌う姿が変わっていくことを楽しみながら、一つひとつの曲を味わい深く聴きました。一人ひとりを眺めながら、子供たちの成長に感謝するひと時でした。
小林聖心は、創立以来、ずっと音楽を大切にしています。それは何よりも、初代学院長マザーマイヤーが優秀なピアニストで、音楽を担当しておられたからです。音楽の専門家のマザーは、その他にもおられました。マザーハミルトンは、少女の頃、母国イギリスで一流のピアニストになることを夢見ていたマザーです。聖心会に入る前はプロのオペラ歌手であったというマザーウォーディ もおられました。
もう一人忘れてはならない日本人の先生がおられます。作家遠藤周作のお母様、遠藤郁先生です。1935年~48年の間、音楽を担当してくださいました。1935年に小林聖心の聖堂で洗礼をお受けになり、マザーマイヤー、マザーハミルトンと力を合わせて、小林聖心の音楽教育にお尽くしくださいました。合唱の発表が近づいてくると、「こんな歌ではマザーマイヤーをお喜ばせできません」と、情熱をこめて指導なさったようです。
コロナ禍で、すっかり合唱が難しくなってしまいました。クリスマス・ウィッシングでのハレルヤの大合唱等、いつになったら聴けるのかしらと淋しく感じる日々です。今日の子供たちの歌声を聴いていると、歌うことは生きる喜びそのものであるということが伝わってきて、私も元気をいっぱいもらいました。
高校生平和大使のお姉さんのお話を聞く 〜平和学習をする5年生へ〜
高校生平和大使の12年生(高3)の岡本美里さんが、ソフィータイム(総合的な学習の時間)で「平和学習」に取り組んでいる小学校5年生にお話に来てくださいました。
「高校生平和大使とはどんなことをするものなのか」「今、自分たちが日本中の高校生と一緒に平和を広めていくためにしている活動」というお話を聞かせてくださいました。熱のこもった語り口に、5年生は惹き込まれていました。「お話を聞いて、私も高校生平和大使になりたいなと思ったのですが、どうやったらなれますか。」という質問が5年生から出るほどです。
また、「高校生平和大使になろうとしたきっかけは何ですか。」という質問には、「長い話になるのですが、聞いてくれますか? 小林聖心の小学校には、おにぎり募金がありますよね。私もそういう募金をして育ったのですが・・・・」というように、岡本さんのライフヒストリーの一部を聞かせてもらいました。
小学校から高校まで同じ敷地にあるからこそ、このような機会を作り、小学生と高校生が交流できます。「平和」を軸とした縦のつながりを、今後も続けていきたいと思います。
マイヤークラブ駐車場の小屋
学校の北門にマイヤークラブ駐車場の管理小屋があります。
兵庫県立山の学校の皆さんが建ててくださったものです。
本日また木山校長先生が、看板、ベンチ、小屋のステップを設置してくださいました。
学習センターの蔵書点検
前期期末考査の期間を利用して、「読書の秋」に向けて学習センターでは蔵書点検の作業が進んでいます。書架の整理、書棚に並ぶ本の見直し、日頃行き届かないところへの清掃などを行っています。作業を進める司書の先生方の後ろ姿からは、再開館した後に楽しそうに利用する生徒の姿を想像しているのがよく伝わってきます。

司書の先生の様子

普段は見られない、「作業済」の張り紙です

英語の多読に使われる本の書棚です
風で車を動かそう
4年生の理科です。
風には物を動かすはたらきがあり、風が強いと物を動かすはたらきも強くなることを確かめました。
ワークスペースで、サーキュレーターで風を当てた車がどこまで走るかを調べました。