小林聖心女子学院ブログ 小林聖心
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前期期末考査

2021年9月22日 中学校高等学校

昨日で7~12年生(中学校・高校)の前期期末考査が終わりました。前期締めくくりの時期はオンライン授業となり、テスト前という緊張感を周りと分かち合いにくい日々でしたが、ひとまずこれで終わりとなりました。

中学校・高校は今日から「秋休み」期間に入っています。

学院公式Instagramでは、12年生の試験開始の様子をタイムラプス撮影したものを載せています。ぜひご覧下さい。

秋を見つけに

2021年9月21日 小学校

2年生が生活科の授業で、ロザリオヒルに出かけました。
広い芝生広場で、秋らしいものを見つけます。
まだ秋は始まったばかりのようで、緑色をしたドングリや虫かごをすり抜けるほど小さなバッタが見つかりました。
副校長先生といっしょに、ちょっと大きなコオロギをつかまえた子どもたちもいました。

丘の学び舎 その140

2021年9月20日 校長室より

実りの季節を迎えています。ぶどうや梨、柿、イチジク等が食卓を賑わせてくれます。小林聖心のロザリオヒルも、一面、実りの秋です。柿が少しずつ色づき、いが栗が落ちてきます。銀杏の木の下には熟した実が一杯に広がっています。
二期制の小林聖心では、前期締めくくりの時期を迎えています。中高生は火曜日が期末試験の最終日となり、小学生は通知表「のびるすがた」をいただく日が近づいています。一年に二回の、自分の実りを確かめる時です。
この季節になると、人間の実りについても考えさせられます。人間にとっての実りとは何なのでしょうか。努力が実を結んで苦手だったことができるようになったとか、とても素晴らしい発表ができたとか、学校の中では小さな実りを日々見つけることができます。希望する大学に進学できたという報せには、長い時間をかけて積み重ねてきた実りを見る思いで、喜び合います。しかし、教師は、一人ひとりの最終的な実りを見ることはできないでしょう。それぞれの子供の長い人生に思いを馳せ、最終的な実りを祈りながら、小さな働きかけをしていくところが学校なのだと思います。
聖書の中のこんな言葉を思い出します。「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。」(コリントの信徒への手紙 I 3:6) 学校の教師は、種まきや水やりをする存在です。しかし、成長させてくださり、最終的な実りをもたらしてくださるのは神様です。そんな遠いまなざしを持ちながら、同時に、今、という時にしっかりと立って、子供たちと向き合っていきたいと思います。実りの秋に、一人ひとりの人生の豊かな実りを祈りながら。

StageⅠ児童会役員選挙

2021年9月17日 小学校

本校の4-4-4制では、初めのStageⅠの最高学年は4年生となります。すでにStageⅠでの児童会も発足して活躍しています。
来週は、後期の児童会役員の選挙があります。小学校校舎のエントランスには、各候補者のポスターが張り出されました。学校生活を自分たちの手でよくしていこうという意志が、よく表れています。

高校生平和大使の活動(1)

2021年9月17日 高等学校

12年生(高3)の岡本美里さんが高校生平和大使としての活動を始めています。

・8月2日に行われた宝塚市長・教育長への訪問の様子

 

 

・8月26日のラジオ関西「田辺眞人のまっこと!ラジオ」の「人物事典」のコーナーに出演しました。

https://jocr.jp/makoto/?corner=jinbutsujiten で現在お聴きいただけます。

夏の終わりをさがして

2021年9月15日 小学校

ロザリオヒルの夏の終わりの自然さがしに行きました。
見つけたものをビニール袋に入れたり、タブレットで写真に撮ったりしました。
実や草花の他に、トンボやバッタ、コオロギ、また、空の雲の様子にも目を向けて、秋の気配を感じることができました。

オンラインでの黙想会

2021年9月13日 高等学校

96日(月)と7日(火)の2日間、12年生(高3)の黙想会が行われました。黙想指導は、上智大学神学部教授、イエズス会の竹内修一神父様でした。コロナ禍のため、オンラインでの黙想会となり、生徒たちは自宅からZOOMで神父様のお話を伺いました。「探しものは何ですか」をテーマに、人生の指標となるお話を沢山していただき、一人一人が深く考え、静かに祈る時間を持つことができました。生命の尊さや、私達は一人として替えの効かない深く愛されたかけがえのない存在であるというお話に、皆、励まされる思いでした。

人と人との物理的な距離を感じざるを得ない今の社会情勢ですが、黙想会では、同じ空間に居なくとも、イエス・キリストの名のもとに集う者が強く結ばれているという思いを共有することができました。

ドッヂビー

2021年9月13日 小学校

昼休みの運動場です。
4年生が集まって、足で地面に線を引いています。
ドッジボールをするのでしょうか。
2人組でグーとパーに分かれ、チームが決まったようです。
試合が始まって、手から飛ばしたのは、フリスビーでした。

丘の学び舎 その139

2021年9月13日 校長室より

先週は、久しぶりに校内で合唱の歌声を耳にし、なんとも懐かしい、心温まる気持ちになりました。9月末に行われる合唱祭の準備ということで、小学生が歌の練習をしています。もちろん広い部屋で間隔を取って立ち、マスクをしたまま歌っています。
「ありがとう」という言葉が繰り返し出てくる歌が、全校児童の課題曲になっています。よく聞いていると、花の名前が次々に出てきます。たくさんの花がそれぞれの色や香りで「ありがとう」を伝えている、そんな歌だということがわかりました。なかにしあかねさん作詞作曲による、「すみれ色のありがとう」です。学年ごとに歌い繋いで、全校児童で一つの作品に仕上げようとしているとのこと。毎日聞いているうちに、すっかり覚えてしまいました。頭の中を色とりどりの花が嬉しそうに踊っている感じです。
なかにしあかねさんの説明によると、花の名前は、花言葉や季節を考慮した3つのグループに分けられているとのこと。最後のグループは、「たんぽぽのありがとう、ヒマワリのありがとう」と歌った後、「コスモスのありがとう」で締めくくられます。三番目のグループの花言葉は「幸福」「平和」「愛」そして、「感謝」だそうです。
この歌を聞きながら、小学校校舎の前庭の花壇で、先週一輪だけ咲いたコスモスのことを思い出しました。植木屋さんが、7月の終わりに種を蒔いてくださったコスモスです。毎日、まだかしらと心待ちにしていました。秋の楽しみは何といっても、たくさんのコスモスの花が風に揺られている景色です。しかし、たくさん並んでいると見落としがちな一輪のコスモスの清々しさに心打たれます。まさに、「幸福」「平和」「愛」そして、「感謝」が伝わってきます。今年、この花壇で一番先に咲いたコスモスの花が、みんなを代表して、「コスモスのありがとう」を伝えてくれているようです。

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