進路について

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小林聖心の進路指導

進路指導における3つの方針

本校では、「生き方」「キャリア」「進級・進学」の3つの柱を念頭に置き、ステージごとに特色ある取り組みを実施することで、12年間一貫の進路指導を展開しています。児童・生徒一人ひとりが確かな未来をつかむことができるよう、自ら考え、実際に行動できる自己実現の力を育て、使命感をもって他者に貢献できる人を育成します。

進路指導の方針と具体的な取り組み

Stage I

知的好奇心を刺激することで、
積極的に学ぶ姿勢を養う

たくさんのことに興味を持って、日々の学校生活を楽しみます。自分で考え、行動することの大切さを学びながら、学習習慣の確立へとつなげていきます。また、積極的に学ぶ力を養うとともに、自分に与えられた役割を果たす姿勢も身につけます。

生き方
  • ● 命の大切さにふれる
  • ● 自分の成長に気づき、感謝の気持ちを持つ
  • ● StageⅠの最高学年として、より良い学校生活に向けて行動する(4年生)
キャリア
  • ● 日直や係の仕事に積極的に取り組む
  • ● 生活科:学校近辺の地域について学ぶ(2年生)
  • ● ST:逆瀬川の学習を通して環境について考える(3年生)
  • ● ST:クリスマス・ウイッシングの聖劇を通して学院の伝統について考える
進級・進学
  • ● みこころタイム
    (算数基礎テスト・年3回)
  • ● StageⅡに向けての説明会(4年生)

StageⅡ

  • ● 日々の生活の中で、「もめ事」を経験したり、成功体験を共有したりする経験を大切にしています。
    その中で人間関係を広げ、互いの理解を深めることができます。
  • ● 自分の果たせる役割を自覚し、学校行事や学年活動、クラブ活動などで主体的に、積極的に実践できる機会を持ちます。
生き方
  • ● 錬成会(6年生)自分を見つめる
  • ● 黙想会(7・8年生)
  • ● 友人の輪を広げる
  • ● 一流の共同体作りを考える
キャリア
  • ● 留学生との交流(6年)
  • ●「ようこそ先輩」(12年生から5・6年生へのお話)
進級・進学
  • ● まとめ考査(5・6年)
StageⅡの進路指導の特色
● 8年生(中2)からは、進路プログラムが始まります。このプログラムを通して、自分の「近い将来」「遠い未来」について考える機会を持っていきます。
● 8年生(中2)の最後からは、外部模試にも取り組み始めます。将来の可能性を広げるためにも、自分の学習状況を細かく見つめ直す機会を大切にしています。

Stage Ⅲ

  • ● 人の幸せに貢献できる人になるための自身の生き方や与えられた使命を模索しながら、将来に向けてのヴィジョンを磨きます。
  • ● 少人数で長い間一緒に学校生活を送っているからこそできる、一人ひとりに合う細やかな進路指導を行っています。
進みたい進路の方向性を見つけるサポート
● 9年生(中3)では、「個性発見テスト」を実施し、自分の特技や個性を客観的に見つめる機会を持っています。また、冬の黙想会を通してこれまでの自分を静かに振り返る機会を持っています。
● 10・11年生(高1・高2)では、進みたい進路の方向性や学びたい学問分野に出会えるようサポートをしています。自分の将来像をイメージしやすくなるよう、本校卒業後、大学や社会で活躍される方々からお話を伺う機会を持っています。卒業生が進路イベントを自主企画してくれることもあります。また、さまざまな学問分野に触れ、進路選択の視野を広げるために、大学の先生方をお招きして、大学ミニ講義を開講しています。
充実した指定校推薦枠

● 本校には、たくさんの指定校推薦・姉妹校推薦枠があります。

主な指定校推薦枠(2023年度)

上智大学 2
東京理科大学 1
国際基督教大学 1
関西大学 5
同志社大学 8
立命館大学 3
関西学院大学 26
甲南大学 3
龍谷大学 1
神戸薬科大学 4
大阪歯科大学 2
神戸女学院大学 6
武庫川女子大学 21

※カトリック校対象特別推薦(人数制限なし)

姉妹校推薦枠

聖心女子大学 推薦基準を
満たしている者
(制限人数なし)

● 1学年約100人規模の学校でこのような指定校推薦・姉妹校推薦枠がありますので、学校での勉強や行事にしっかり取り組んで充実した高校生活を送る中で、望む進路を十分に実現することができます。

受験生への学習面・入試に向けてのサポート
● 夏休みなど長期休暇には、一般選抜受験生に向けた補習・演習講座を行っています。
● 放課後には、教員から呼びかけたり、生徒からの要望を受けたりして、希望者講座を行っています。
● 入試直前期には1対1の個別添削や質問に対応できるよう体制をとっています。
● 総合型選抜・学校推薦型選抜を目指す人には、納得のいく志望理由書や自己推薦書が書けるよう、生徒の本人のことをよく知る先生によるアドバイスをもらえます。また、面接入試のある生徒には、生徒の状況に応じて、練習を工夫して自分の長所や将来の展望をしっかり伝えられるよう面接練習を行っています。

担当教員からのメッセージ

中尾先生

小林聖心は小さな学校です。だから、日常生活や行事などで生徒一人ひとりの姿がしっかり見えます。大学入試の面接練習では、その生徒にしか語れないことを、学校生活を振り返りながら一緒に見つけることもあります。長い学校生活の中で多くの先生が見守るからできる、生徒一人ひとりの持つ良いものを引き出す進路指導を学校全体で行っています。

中尾先生

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