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校長より
2023.07.10
丘の学び舎 その146

先週の金曜日は七夕のお祭りでした。天の川がもっとも壮大に広がる様子を見ることができる夏ならではの習わしです。七夕伝説で有名な織姫星(ベガ)、彦星(アルタイル)や、ギリシャ神話で有名な英雄ヘラクレスを表した、ヘラクレス座があります。織姫と彦星を巡る伝説とも相まって、何となく、夜空を眺めたくなる日です。

学校ではあちらこちらに、短冊や吹き流しを付けた笹が飾ってありました。短冊に書き表された子供たちの願いを読むのが楽しみです。人間は、古今東西、遥か彼方の手の届かないところで瞬いている星に希望を見出し、お願い事をしてきました。また、人間を超える大きな力の導きを、星から感じ取ってきたともいえます。新約聖書によれば、生まれたばかりの幼子イエスを拝みに東方からやってきたのは、占星術の学者たちでした。救い主の誕生を伝える星に導かれて、はるばるやってきたのです。幼子に贈り物を捧げて礼拝しました。

私の人生で最高に感動した星の思い出といえば、立山への登山合宿に生徒と出かけた際、室堂山荘の外から眺めた星空でした。あの光景は、忘れることができません。星空などというものではありません。暗黒の天を埋め尽くす、星の群れでした。それも、私たちの頭の上に降り注いできそうなほどの近さでした。
この夏休み中、子どもたちには、ネオンやライトアップの輝きではなく、本物の星の瞬きを仰いでみてほしいものです。そして、その輝きが神様の希望の印として、いつまでも消えることなく、一人ひとりの心を照らしてくれますように。いよいよ、夏ならではの、合宿行事が始まっていきます。

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