小林聖心女子学院ブログ 小林聖心
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すばらしい人

2021年12月13日 中学校

9年生(中3)のOral Communicationの授業では、「世界のために何かいいことをしているすばらしい人」についてのプレゼンテーションを行いました。原稿を見ながらのプレゼンテーションになった人もいましたが、原稿に目をやり、相手に目を配り、伝えるというプレゼンテーションの基本を身につけることができました。

 

 

 

 

丘の学び舎 その152

2021年12月13日 小学校

待降節も第三週を迎えました。3番目の日曜日は、喜びの日曜日。リースのピンク色のろうそくに火が灯されます。いよいよイエス様が来てくださるという喜びを味わう時です。校内では、ウィッシングに向けての準備が大詰めを迎えています。小学校も、中高も、本来の形のウィッシングではお祝いできませんので、今年も小さい規模での行事となります。いよいよ学校のクリスマス気分が高まってきています。
先週の木曜日、「ようこそ聖心の丘へ」というプログラムで「キリスト教が教えてくれるクリスマスのメッセージ」と題したお話をし、対面と動画という両方の形で、ご参加いただきました。皆様とクリスマスの喜びを分かち合えたことを、大変嬉しく思っています。
ところで、クリスマスのお祝いで必ず朗読されるのは、「今日、ダビデの町で、あなた方のために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」(ルカ2:11)という天使のメッセージです。その「今日」とは、日々訪れる「今日」。そして、誰にとっても特別な日となり得る「今日」です。目覚めて気づくことで特別な「今日」となります。また、救い主がお生まれになるのは、ダビデの町に限った話ではありません。今、自分の生きているこの場が、そして、自分自身が、救い主のお生まれになる場です。2021年のこの時、この場で生きている私に、救い主はお生まれになりたいのです。「今日、あなたのために、救い主がお生まれになりました!」という喜びの便りを聴くように、私たちは招かれています。
クリスマスは、何といっても、いのちと愛と喜びのお祝いです。生まれてきてよかった、神様の慈しみによって自分が存在しているのだということを、確認する時です。ですから、プレゼントを交換します。今年も、互いの存在(プレゼンス)を祝うクリスマスを迎えたいですね。
今週行われるクリスマス行事を通して、児童生徒たちがそんな喜びを味わうことができますように願いながら過ごしていきます。

フィリピンへのクリスマスカード

2021年12月10日 中学校

7・8年生(中1・中2)は、12月9日のホームルームの時間に、フィリピンの子どもたちに贈るクリスマスカードを作成しました。英語でメッセージを書き、自宅から持ってきたものでデコレーションをしていきました。プラクティス期間で静かな時を過ごしていますが、この時はみんな楽しそうにカードづくりに励んでいました。フィリピンの子どもたちにも笑顔が届きますように。

 

 

 

無原罪聖母の祝日

2021年12月9日 中学校高等学校

カトリック教会では、12月8日を「無原罪聖母の祝日」としてお祝いをしています。この祝日は、イエスの母マリアの生き方を模範として捉え、クリスマスに生まれる救い主を受け止めるための準備を整える日とされています。

ステージⅢ(中3~高3)の生徒たちは、12年生の代表の生徒が発表する「自分の目指す生き方」について聞き、同級生・上級生の思いに刺激を受ける中で、自分の生き方を考えるきっかけの時間を持ちました。また、マリアの象徴である百合の花を、9~12年生の代表が行列を組んで聖堂で捧げました。

今年の学校生活も残すところ1週間となりました。12年生は、明日から最後の授業になる科目が出てきます。

 

 

 

社会人の先輩から中学生へ

2021年12月8日 中学校

9年生(中3)の進路学習では、社会人になって3年目の先輩に来ていただいて、今しているお仕事を紹介してもらった後、今振り返ってみての中学校・高校生活について話をしてもらいました。経験に基づく話は、中学生にとって非常に参考になるもので、今後の生活の刺激になったようでした。

 

ゆりの行列

2021年12月8日 小学校

12月8日は無原罪の聖母の祝日です。
マリア様はあらゆる罪から守られた存在であり、これをたたえてゆりと祈りをお捧げします。
StageⅠ(1年生から4年生)は学年ごとにデュシェーンホールで、StageⅡ(5年生から8年生)は聖堂で、それぞれマリア様にゆりの花をお捧げしました。

クリスマス プラクティス

2021年12月7日 小学校

クリスマスが近づいてきました。
小学校では待降節の3週目に入りました。
朝のひととき、全校生が沈黙で祈ります。
祈りのテーマは「人と喜びを分かち合おう」です。
プラクティスでは、自分のしたいことを我慢して神様のために時間を使います。
そして自分のためではなく、人の幸せや喜びを祈ります。
その積み重ねをクリスマスのお祝いでお捧げします。

丘の学び舎 その151

2021年12月6日 校長室より

今週は待降節第二週に入り、クリスマス・リースのろうそくは、二本目が灯されました。小林聖心の校内も、あちらこちらにクリスマスを準備する飾りが施されました。中でも大切なのが「クリブ」です。クリブとは、厳密には、救い主イエスが、誕生後、寝かせられた飼い葉桶のことを指しますが、飼い葉桶のみならず、馬小屋でのイエスの誕生の情景を再現する人形飾り全体をクリブと呼ぶこともあります。
このクリスマスの飾りは、イタリア語では「プレゼピオ」です。イタリアの聖人アシジの聖フランシスコが初めてつくったといわれています。13世紀の初め頃のことです。その後、この伝統はヨーロッパ各地に広まり、今でも街の一角に、等身大もあるような人形が登場し、救い主が誕生した時の馬小屋の様子や、来訪した羊飼い、博士たちの様子を再現しています。
小林聖心のクリブは、小学校のものも、中高のものも、数十年前にドイツから贈られました。写真は小学校のクリブですが、先日、ゆっくり眺めていると、たくさんの羊がいることに気づきました。羊飼いは夜通し羊の群れの番をしていた時に、「いと高き所には栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」という天使のメッセージを受け、急いで馬小屋に駆けつけました。当然、たくさんの羊も、特別な気配を感じながら、羊飼いと一緒に馬小屋に向かったはずです。羊が群れをなして救い主イエスに向かって集まっていく様子は、何ともほほえましい限りです。きっと13世紀の聖フランシスコの頃は、人形も、実際の人間も動物も一緒になって、一つの場面に溶け込み、救い主の誕生をお祝いしていたのではないでしょうか。
小学校では、先週から、中学校では、今週からプラクティスが始まりました。自分の外側にも内側にも静けさを作りながら、神様のメッセージに耳を傾けて過ごします。そして、そのプラクティスの実りは、目に見えるものに変えられ、国内外で困っておられる方々のもとへ届けられます。今年も、子供たちの心に神様が語りかけてくださるクリスマスとなりますように。

クリスマスの準備(2)

2021年12月3日 中学校高等学校

今日で後期中間考査が終わり、高校の典礼委員、タブロ委員(クリスマス行事の聖劇を担当する委員)を中心に、クリスマスに向けた飾り付けを行いました。毎年同じように行っている飾り付けではありますが、その年々で独自の工夫が見られます。来週からは、学校全体の雰囲気がクリスマスの準備で満たされる日々になります。

 

 

 

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