小林聖心女子学院ブログ 小林聖心
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プラクティス~StageⅠ~

2022年12月13日 小学校

イエス様をお迎えする心の準備をする待降節のプラクティスが始まって3週間目になります。昨日のお祈りの時間に3本目のろうそくが灯りました。StageⅠの教室は、朝のお祈りの時間に加えて、20分休み、昼休みの終わりに、典礼部の4年生が鳴らす鐘の音で一斉に静かになります。沈黙の中で、自分ではなくまわりの人のためにお祈りをすることで、イエス様のご降誕をお祝いする心を整えていきます。イエス様をお迎えするために、私には何ができるか、問い続ける姿勢が、心を育んでいきます。

丘の学び舎 その125

2022年12月12日 校長室より

冬本番を迎えています。みこころ坂の紅葉は終わりに近づき、谷全体が幻想的なオレンジ色に染まっています。坂道に落ちた葉っぱを踏みつけるのは何となく気が引けるのですが、落ち葉の絨毯の上をカサカサと音を立てて歩いています。ロザリオヒルで、有終の美を飾るかのように、今も真っ赤に燃えている一本のもみじがあります。あまり人目につかないところに立っていますので、是非、皆さんに分かち合いたいと思います。

ひっそりと静まりかえるロザリオヒルを歩いていると、茨木のり子さんの「12月のうた」が心に浮かんできました。

熊はもう眠りました   栗鼠もうつらうつら   土も樹木も   大きな休息に入りました
ふっと   思い出したように   声のない 子守唄   それは粉雪 ぼたん雪
師も走る   などと言って   人間だけが息つくひまなく   動きまわり
忙しさとひきかえに   大切なものを   ぽとぽとと 落としてゆきます

確かに私たち教師は、特にこの季節、走っているようです。しかし、小林聖心では、クリスマスを迎える準備として、学院を挙げて、児童生徒、そして先生も、プラクティスの静けさの中で、1日を始めます。「大切なものをぽとぽとと落として」しまわないためのひととき
といえるでしょう。それは、神の御ひとり子が、私たちの一人となって、この世界に来て
くださったということを思い巡らしながら、自分が、今、生きているということに向き合うときです。

ゆりの行列

2022年12月9日 小学校

ゆりの行列は無原罪の聖マリアをお祝いするものです。マリア様はあらゆる罪から守られた存在であり、これをたたえてゆりと祈りをお捧げします。StageⅠはデュシェーンホールで、StageⅡは聖堂で、それぞれマリア様にゆりをお捧げしました。

式が始まる前には、4年生がデュシェーンホールの落ち葉をきれいに掃いてくれました。
さすがにStageⅠ最高学年のお姉さんらしい働きでした。

ゆりの行列に向けて

2022年12月8日 小学校

今日は無原罪の聖母の祝日でした。小林聖心女子学院では、明日、ゆりの行列を行います。StageⅠは、自分たちでゆりの花を作ります。マリア様のように清く、美しい心になれるように、お祈りしながら、ゆりを作りました。

1年生のゆりは、3年生が作ってくれました。3年生からゆりの花の持ち方も教えてもらいました。明日は子供たちの祈りがこもったゆりの花をマリア様にお捧げいたします。

タイピングの練習

2022年12月7日 小学校

2年生がコンピューター室でタイピングの練習をしました。
練習ソフトが示す文字をキーボードから入力していきます。
ピアノのように両手を使ってのタイプに挑む人もいました。
きっとすぐに上手になって、キーボードを見ずに打てるようになるでしょうね。

秋フェスティバル~1年生・2年生~

2022年12月6日 小学校

秋の終わりに、2年生主催の秋フェスティバルを2日間に分けて開催しました。1日目は、南庭でのお芋掘り。中高の樋口教頭先生と一緒にサツマイモについてのお話も伺いました。2日目は、10月に1年生と一緒に拾い集めた木の実や落ち葉をつかって、2年生がお店を開きました。ドングリのパフェや松ぼっくりのゲーム、木の実のアクセサリーなど沢山のお店を楽しみました。終わりの集いでは、「1年生がよろこんでくれてうれしかった」と2年生もとてもうれしそうにしていました。

丘の学び舎 その124

2022年12月5日 校長室より

今日から、中高では全学年後期中間試験です。先週の厳しい寒波は過ぎていったようですが、いよいよ冬本番です。

待降節になると口ずさむ歌に、「久しく待ちにし」という聖歌があります。生徒たちが、ウィッシングで最初に歌う、「O Come,O Come, Emmanuel」です。救い主の到来が近いことへの期待を込めて、「インマヌエル(私たちとともにおられる神様)来てください。」と願う歌です。師走のあわただしさので、何千年という救いの歴史の流れが今につながっているのを感じさせられます。

3番の歌詞を紹介したいと思います。
「あしたの星なる 主よ、とく来たりて、お暗き この世に み光をたまえ。」
これこそ、私たちがクリスマスに願っていることではないでしょうか。私たちが待っている救い主は、「光の主」です。闇夜を照らし、希望の朝を伝える星です。

この一年も、それぞれにとっての暗夜があり、じっと夜明けを待つしかできなかったようなことがあったでしょう。今も、暗夜の真只中にいるかもしれません。ひょっとしたら、私たちの人生には、闇夜がつきものなのではないでしょうか。しかし、私たちが待ち望んでいる主は、共にいてくださる神、インマヌエルです。どんな暗闇の中でも、「光の主」が共にいてくださるのです。

校内のあちらこちらには、アドベントカレンダーが掲示されています。一日一つずつの窓を開けながら、25日のクリスマス(主のご降誕)を準備します。「光の主」がどんどん近づいてこられます。目を覚まし、注意深く一日一日を過ごしながら、「光の主」に気づく恵みを願い求めましょう。

クリスマスの準備スタート!

2022年12月2日 小学校中学校

11月24日の7・8年生(中1・2)合同ホームルームの時間に、宗教科の先生とシスター棚瀬校長よりクリスマスウィッシングやプラクティス、今年の献金先である釜ヶ崎についてのお話を聞きました。12月1日のホームルームで、具体的にどのようにプラクティス期間(クリスマスを迎えるための心の準備期間)を過ごすのかを話し合うヒントをいただきました。

 

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