小林聖心
女子学院
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後期の学校生活が始まっています!
小学校は昨日から後期が始まっています。始業式では、シスター棚瀬校長先生と河本副校長先生のお話をうかがいました。子供たちは、さらに成長していこうと気持ちを引き締めていました。その後、任命式があり、後期の児童会役員、部長、学級委員が任命されました。バッジと任命書をいただき、はりきっている姿が頼もしいです。
今日は、5年生のField Tripの出発式がありました。広島、宮島、周防大島に行き、平和について考えを深めます。出発式では、シスター棚瀬校長先生より、思いやりを持って相手を受けとめることが平和につながることを教えていただきました。5年生の子供たちが成長して帰ってくる姿が楽しみです。
全国優勝 ~第65回全国硬筆作品展覧会
10月1日にグランキューブ大阪(大阪国際会議場)で日本書写教育研究会主催の第65回全国硬筆作品展覧会の表彰式が行われました。団体賞として最高賞の「全国優勝」をいただきました。個人賞では、文部科学大臣賞(5年児童)、日本PTA全国協議会会長賞(5年児童)、大阪府知事賞(1年児童、6年児童)を受賞しました。個人の最高賞である文部科学大臣賞を受賞した児童は、謝辞を述べる機会もいただきました。水色のワンピースの制服が会場を華やかに彩り、日々の練習で身につけた力強い文字とともに、賞状をいただく立居振舞も洗練されていました。小さな積み重ねが生み出すものの大きさを改めて感じます。
こちらから、受賞した硬筆の作品を見ることができます。
第65回全国硬筆作品展覧会 表彰者一覧 個人賞
丘の学び舎 その187
小学校は今日から、中高では先週の水曜日から後期が始まりました。そろそろ日中の暑さも終わりに近づいてきているようです。どこからともなく漂うキンモクセイの香りに、秋を感じます。
先週、中高の級長・副級長の任命式が終わりました。今日は、小学校で児童会や部長、学級委員の任命式がありました。さらに今週はSⅢ生徒会の任命式、来週はSⅡ生徒会の任命式と続きます。級長や副級長、また生徒会のみならず、各自、様々な委員会の役割を担い、責任を果たすことによって、大切なことを学んでいきます。今年の目標「Courage and Confidence」を、大いに発揮してほしいものです。
小林聖心では「任命式」をとても大切にしています。まさに「命を任せる」式です。創立99周年の年の後期、いよいよ100周年に向けての心構えの必要なこの後期。「小林聖心の命を皆さんに任せます。100周年を超えて繋いでいく命です。」と生徒たちに話しています。そして、「任務を忠実に果たせますように。よろしくお願いしますね。」という気持ちで、一人ひとりにバッジを手渡しています。
何かを任せられることによって、子どもたちは大きく成長します。そして、自分自身の「命」を「使って」、「使命」を生きることの喜びを学んでいきます。このことが聖心の教育の根本を作っているといっても過言ではありません。その背後にあるのは、私たち一人ひとりが、神様から望まれてこの世界に生を受けたかけがえのない命だということ、そして、その一人ひとりの命は、他者との交わり、分かち合いで豊かになっていくのだという、キリスト教の考えがあります。
10月はSⅢ(9~12年)、SⅡ(5~8年)の体育祭が行われます。どちらも学年対抗です。学年カラーのもとで心を合わせて挑みます。運営の仕事を担うことを通して、また、競技やダンスに力を尽くすことを通して、成長できますように。
後期が始まりました
少し早いですが、昨日から2期制の後期の生活が始まりました。10月には体育祭がありますので、生徒たちはこれからしばらく体育祭の準備で忙しい日々を過ごします。
本校の体育祭は生徒が運営しますので、昼休みを使って各係の集会が開かれています。
小学校前期終業式
小学校は前期の終業の日を迎えました。学院祭、StageⅠ運動会、合唱祭などの学校行事、修学旅行や遠足などの学年行事、そして日々の授業や生活を実りあるものにできたのは、一緒に頑張るお友達がいて、支えてくださる方がいるからであることをふり返り、いつも見守ってくださる神さまに感謝しました。感謝の心を持つことが次の新しい一歩につながります。
1年算数ティームティーチング
1年あやめ組の算数の授業を通して、StageⅠの授業研究会を行いました。『10より大きい数を数えよう』の単元で「20までの数博士になろう」というテーマでの授業でした。まとめとして、図や数直線を使って、数の並び -10-( )-〇-の〇に入る数を自分で決めて、( )に入る数を説明することに挑戦しました。「もし、〇に入る数が12だったら、( )に入る数は11になります。なぜかというと、1ずつ増えているからです。」学級を2つに分けて、少人数のグループにすることで、全員が説明する場を持つことができました。4月からどんどん算数が好きになっている子供たちです。自分の学びを伝えることで子供たちの世界が広がっていきます。
前期のしめくくり
小学校は9月29日(木)が前期の終業式になるため、今週は締めくくりの週になります。後期からの学校生活に向けて、クラスごとに学級委員選挙や部会決めをしている様子もうかがえます。児童会もテレビ朝礼の場を通して、全校児童に呼びかけをしました。9月9日はStageⅠ児童会が学校生活の中の日常のマナーをふり返りました。マナーのよい水筒のお茶の飲み方と礼儀正しい言葉遣いを寸劇を通して発表しました。9月16日は小学校児童会が前期の活動をまとめ、より良い学校生活をみんなでつくっていくことを伝えました。子供たちの自治的な活動が子供たちを大きく育てていきます。
丘の学び舎 その186
先週の土曜日、保護者の皆様をお迎えして、小学校の合唱祭が行われましした。3年ぶり、リアルの合唱祭でした。講堂の広さの関係で、2部制となりましたが、Dホールでは同時にライブ配信を行いましたので、全学年ご覧いただくこともできました。
子どもたちの生き生きとした合唱に、大きな喜びをもらいました。1年ごとの成長が声に表れること、そして、やはり、Stage Iの1年生から4年生までと、Stage IIの5年生、6年生の間に、格段の成長が見られことを目の当たりにしました。
それぞれの学年が2曲ずつ発表しましたが、どの曲の歌詞にも深い意味が込められていて、じっと聴き入っていました。こうした歌を毎年歌いながら、歌詞に込められた意味を自分のものにすることができたら、どんなに豊かな世界が一人ひとりの中に広がっていくことでしょう。中でも、6年生が歌った、工藤直子作詞、横山潤子作曲の「ほほう」という曲に、深い感動を覚えました。
左の耳を すませば 遠い遠い昔の音が 聞こえる ・・・
右の耳を すませば 遥か遥か未来の音が 聞こえる・・・
まんまるく目を開けて ぐるりと まわりを見回して
「ほほう!」 僕は鳴く
僕は「今」に いるんだな ほほう!
僕は「ここ」に いるんだな ほほう!
僕は「僕」で いるんだな ほほう!・・・
遠い遠いむかしと 遥か遥かな未来に はさまれて
僕は「僕」で いるんだな
森の知恵者フクロウが、何かに感心するかのように「ほほう」と鳴きながら、一人ひとりの存在の神秘を伝えてくれています。6年生は何を考えながら、この曲を歌っていたのでしょうか。
地球と生きものが歩んでいる途方もなく長い時の流れ。その過去と未来にはさまれて、「今」「ここ」にいる「わたし」。子どもたちがそんな「わたし」として、成長していきますように。
合唱祭~保護者鑑賞日~
心配された天気は見事に回復し、子供たちが楽しみにしていた合唱祭を開催することができました。保護者に子供たちの歌声を実際に聴いていただけたのは3年ぶりでした。コロナ対策として会場は奇数学年、偶数学年の保護者を入れ替え、該当学年でないときは、デュシェーンホールでライブ配信を視聴できるようにしました。子供たちはもちろん、ご来校くださった保護者も、そして先生方も講堂に響く歌声に心が満たされた一日でした。コロナ禍においても合唱祭を実施できたことに子供たちが感謝していたことも印象的でした。歌の力が秋の爽やかな日をつくりだし、子供たちのこれからの学校生活に大きな実りをもたらしてくれることだと思います。