小林聖心女子学院ブログ 小林聖心
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サンテレビ「部活中継」

2023年2月16日 中学校高等学校
2月15日のサンテレビの「部活中継」で、オーケストラクラブの生演奏が中継されました。「校歌」とベートーヴェンの「交響曲第7番第一楽章より」を演奏し、オーケストラならではのサウンドをお送りしました。部長、指揮者、コンミスのインタビューをハイアウトのお二人が楽しく盛り上げてくれました。
中継の様子は、サンテレビのYouTubeチャンネルで視聴できます。

卒業生とzoom

2023年2月16日 小学校

小学校児童会の今年度の最後の企画として、児童会の歴史を調べています。そこで、児童会の会長をされていた先輩にzoomでインタビューし、当時の児童会活動の様子についてお話を伺いました。現在の児童会担当教諭の教え子であり、本校教諭の友人であることから実現できたzoomでした。お話を伺いながら、年月に関係なく、学校をよくしていきたいという同じ思いをもっていること、また小中高一貫校であるからこそできる繋がりを感じました。卒業生の姿から子供たちが学ぶものも大きいです。

「レベルアップしてはばたく私たち」企画

2023年2月14日 小学校

今週から1年間お世話になった方に感謝の気持ちを言葉や行動で伝える感謝週間が始まりました。StageⅠでは、成長した私たちの姿をお世話になった方に見ていただくことも感謝の気持ちを伝えることになると考え、「レベルアップしてはばたく私たち」企画を実施します。成長した姿を校舎のエントランスに貼り出す予定です。今年度の締めくくりに向けて、さらに高め合っていく仲間になっていきます。

丘の学び舎 その132

2023年2月13日 校長室より

昨日はまるで春の陽気でした。立春が過ぎ、寒暖を繰り返しながら、春の足音が近づいてきています。いよいよ、高等学校卒業式が行われる週を迎えました。学校の一年の終わりの季節を迎えています。

この頃になると、谷川俊太郎さんの「春に」という詩を思い出します。合唱曲としても親しまれている詩で、「この気持ちは何だろう」という言葉が繰り返されているのがとても印象的です。

「目に見えないエネルギーの流れが 大地からあしのうらを伝わって ぼくの腹へ胸へそうしてのどへ 声にならないさけびとなってこみあげる」「枝の先のふくらんだ新芽が心をつつく よろこびだ しかしかなしみでもある いらだちだ しかもやすらぎがある あこがれだ そしていかりがかくれている 心のダムにせきとめられ よどみ渦まきせめぎあい いまあふれようとする」「あの空の青に手をひたしたい まだ会ったことのないすべての人と 会ってみたい話してみたい あしたとあさってが一度にくるといい ぼくはもどかしい 地平線のかなたへと歩きつづけたい」

思春期の子供たちの心は、まるで新芽のような若いエネルギーに満ち、相反する様々な感情が入り乱れて揺れ動いています。希望や期待に胸を膨らませる一方、不安や恐れにとりつかれることもあります。「この気持ちは何だろう」と自問しながらの一歩一歩です。やがて、そうした葛藤の日々を通り過ぎ、心豊かで穏やかな女性として高等学校旅立ちの日を迎えます。

高校3年間をまるまるコロナ禍で過ごした12年生の旅立ち。祈りを込めて送り出したいと思います。

StageⅢになる前に

2023年2月9日 中学校

2月9日の8年生(中2)のホームルームの時間に、進路指導主任の先生から、今後の進路についてのお話を聞きました。事前に行っていたアンケートへの回答や高校生・卒業生の先輩方が進路についてどのように考え、進んできたのかなどの体験談もあり、話を身近に感じることができたと思います。今日のお話を聞いて、進路への選択肢や考え方が増えたことでしょう。

1mをさがそう!

2023年2月8日 小学校

2年生の算数で「1m」を学習しました。私たちの身の回りにある「1m」のものを探しました。1mの長さに切った紙テープを持って、学校の中の色々な物を測り、「あっ! 1mだ!」と喜んでいました。自分で見つけることで学びへの姿勢が変わってきます。

 

スラックス導入!

2023年2月7日 小学校中学校高等学校

小林聖心の制服にスラックススタイルが加わりました。初着用は、土曜日のクラブ活動にやってきた高校生。動きやすく寒さ対策にもなるということでした。今週からさっそく愛用している人たちの姿が見えます。

5年校外学習

2023年2月7日 小学校

 5年生は2月1日に、社会科の学習に合わせて、三木市にある木材卸売会社へ行きました。先進国では世界でも2番目に多くの森林面積を誇る日本。豊かな森林資源をこれからどのように活用し、また保護していくのか自分なりの考えを持つことが今回の学習の目的です。そこで、木の魅力や木材の使われ方を知るために現地学習に出かけました。

 戦後に多く植林された杉や桧は日本では建築材として最も多く使われています。会社に運び込まれた大きな杉と桧の丸太を見比べ、触ったりにおいをかいだりさせてもらうと、色も重さも香りも全く違うことに驚いた様子でした。その他倉庫では世界から輸入された木材も見せていただき、国産材との違いや普段は壁の中に埋められていてなかなか見ることのできない建築用の材木の大きさを肌で感じることができました。

 後半はインタビュー活動を行いました。「ロシアの軍事侵攻によって木材の輸入にどのような影響があったのか」という世界との関わりから、「自分たちが普段学校で使っている学習机はどのように加工されているのか」という身近な疑問まで幅広く答えていただきました。教室では学べない現場の情報を聞くことができ、林業と自分たちの生活の繋がりを実感する一日となりました。

丘の学び舎 その131

2023年2月6日 校長室より

立春を過ぎました。冷たい風の中にも、春の光を感じます。高等学校の卒業式まで、2週間を切りました。12年生を見送る日が近づいてきています。

昨年度12月末に行われた6年生の面接で、ある児童が語ってくれた言葉が、今も心に響いています。「この学校が大切にしていることは、縦と横のつながりだと思います。」6年生があえて「縦」と「横」と表現してくれたことには、それなりの実感があるのでしょう。現在学校が力を入れている、4-4-4制12年間一貫教育が実ってきているのを感じます。

卒業式を前に、進学先の決まった12年生と小学生との交流が盛んになっています。同じキャンパスで、12年がつながっているからこその取り組みばかりです。とても大人に見える、歳の離れたお姉さんたちとの出会いは、感動することばかりのようです。

10年以上続いている「ようこそ先輩」というプログラムでは、12年生が5・6年生に向けて、小林聖心での学びについて語ってくれます。同じ学校で学んできたお姉さんたちの話には、説得力があります。今年から、12年生が、放課後、低学年の小学生の勉強を見てあげるというプログラムも始まりました。いつもはなかなか気が乗らない補習も、お姉さんたちが教えてくれると、頑張る気持ちが湧いてくるようです。また、ロザリオヒルで行っている放課後の児童あずかり「マイヤークラブ」では、12年生が宿題やお遊びの相手をしてくれます。お姉さんと一緒にいられるのが、嬉しくてたまらない様子です。

「縦と横のつながりを大切にしている」とは、よく表現してくれました。この出会いとつながりがかけがえのない体験となり、一人ひとりの人生を豊かにしてくれますように。

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