StageⅢの聖心の祝日は、中3から高3生徒が集い「みことばの祭儀」で始まりました。
その中で、高3生徒がこれまでの経験から「共生」について考えたことをテーマに「わかち合い」をしました。その内容の一部をご紹介します。
「わかち合い」というのは、聖心女子学院が大切にしている習慣の一つです。
個人のふりかえりを経て自分の中にある思いを発表するわかち合い。他の人が感じたり考えたりしたことを聞くことで、聞いた人の中でもそのことが一つの種のように育っていき、自分の体験や考えと結びついてより大きな実を結んでいきます。
「これまでに本校主催フィリピン体験学習と上智大学主催タイスタディーツアーの両方に参加しました。フィリピン体験学習では、ストリートチルドレンの生活支援をしている施設や、経済的に貧しい地域の子ども達と交流しました。子供たちの笑顔からは一見して安心した幸せな暮らしがあるかのように思えたものの、その裏には苦しみを心の中に抱えて生きている現実があることを知りました。タイスタディーツアーでは、地震発生という想定外の出来事の中でも、現地の方からの温かな思いやりに心を動かされました。また、スラムで暮らす人々へ生活支援をしている施設を訪問し、スラム地域について学びました。そこで出会った少女が言った『ここが私の居場所』という言葉が忘れられません。
これらの出来事から、お互いの抱える状況を理解し合い、誰もが居場所をもつことのできる社会の実現を目指すべきだと考えました。共生とは相手の見える部分だけでなく、その背景や思いを理解し、誰もが安心して自分らしく生きられる居場所を互いに支えあいながら築くことだと考えるようになりました。フィリピンやタイの人々が教えてくれた共生の大切さを胸に、世界で起こる問題に関心を持ち続け、自分とは異なる環境に生きる人々の声に耳を傾けながら、誰もが『ここが私の居場所だ』と実感できる社会の実現に向けて行動していきたいです。」

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2026.06.24
StageⅢ聖心の祝日 みことばの祭儀 ~高3生徒による「わかち合い」~


