小林聖心女子学院ブログ 小林聖心
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インドネシアの小学校と交流しました

2021年2月16日 小学校
6年生がインドネシアのパニテ小学校と交流しました。 残念ながら、新型コロナウィルス感染防止のため、小学生はお休みでした。 画面で、お話してくださったのは、校長先生であるフレディ神父様です。 小林聖心からの募金で買った本がたくさんある学校図書館を紹介してくださいました。

丘の学び舎 その109

2021年2月15日 校長室より
先週の土曜日、感染予防対策を講じた上で、高校卒業式が挙行されました。例年より規模を縮小し、歌も歌えない卒業式でしたが、とてもよい卒業式でした。特に、今年度は、全く想定外の状況の中で高等学校最高学年を過ごした12年生を送り出すのですから、万感胸に迫る思いでした。 「その学校がどういう学校かは卒業式を見ればよくわかる」と、ある経験豊かな先生から伺ったことがあります。式の中で行われること、歌、式辞や謝辞、送辞、そして何よりも卒業生の佇まいに、その学校が大切にしているものが表れてくるからでしょう。いわゆる「学校の空気」がそのまま表れる場が卒業式なのです。小林聖心の卒業式は、何といっても、「おごそか」という言葉があてはまるのではないでしょうか。呼名での「はい」という声。立ち座りの音と、語られる言葉の響き、そして、通常であれば、在校生と卒業生それぞれの歌声。聞こえてくるのはそれだけです。他には何もない、卒業式に必須な要素しか入っていません。シンプルといえばシンプルです。飾り気や情感が抑えられ、ピンと張りつめた空間の中に、何ともいえない穏やかで温かな空気が流れるのです。その場に身を置いて初めて実感できる空気かもしれません。 私の知る限り、長年、校長式辞の最後は、「小林聖心は皆様の母校であり母港(母なる港)です。立ち止まりたくなった時には、両手を広げて待っていてくださる『イエスのみこころ』を思い出し、どうぞ帰ってきてください。」という言葉で締めくくられます。生徒たちがこの学校を去る時、あの「みこころのご像」のように先生方が自分をまるごと受け止めてくれた、という経験とともに巣立っていってくれることを願ってやみません。この思い出さえあれば、「一人ひとりが神の愛を受けたかけがえのない存在であることを知り、世界の一員としての連帯感と使命感を持って、より良い社会を築くことに貢献する賢明な女性」に、必ず成長していくことでしょう。 今年もそんな願いを込めて、112名を送り出しました。今年度の目標通り、「希望のつくり手」となって、世界へ広がっていきますようにと願いながら・・・。

牧場の動物たち

2021年2月10日 小学校
3階のワークスペースに3年生の図工共同作品が展示してありました。 一人ひとりが卵型の「おきあがりこぼし」に色紙などで作った目や耳やしっぽなどをつけて、動物を作りました。それをグループで一緒に作った牧場の中においてあります。 個性的な動物がたくさんいる楽しい作品です。

生徒会選挙を行いました。

2021年2月9日 中学校
2月4日(木)のHRにて、来年度中学校生徒会の役員選挙を行いました。 今年は3学年での集まりを避けるため立会演説会を各教室にZoom配信し、投票を行いました。 選挙結果は近日中に発表予定です。  

朝の遊び

2021年2月9日 小学校
今朝も冷えました。 うっすらと霜が降りたようで、祈りの広場のウッドデッキが凍っていました。 登校した子どもたちはさっそく遊びに出てきました。つるつると滑る感覚は、まるでアイススケートのようです。 下校するときには、もうふだんのウッドデッキに戻っていました。

黙想会を行いました。

2021年2月8日 高等学校
10年生は2月4日(木)と5日(金)の2日間、「『神の国』をつくるわたし」というテーマで黙想会を行い、イエズス会の中井淳神父様のご講話を伺いました。 今年はコロナ禍のためにZOOMを通しての会となりましたが、神父様はご自身のたくさんの体験を交えて分かりやすくお話しくださいました。 また、ギターやピアノの弾き語りもしてくださり、画面の向こうから神父様の温かいお心が伝わってくるようでした。 1日目の振り返りでは、宮沢賢治の詩『雨ニモマケズ』を参考に、「『神の国』をつくるわたし」を詩で表現し、一人一人の作品を教室前の廊下に掲示しました。 自分という存在について深く思いを致し、これからの生活への指針もいただいた、有意義な2日間となりました。

黙想会を行いました。

2021年2月8日 高等学校
12年生は2月2日(火)、3日(水)の2日間にわたり、カルメル修道会中川博道神父様のご指導の下で黙想会を行いました。 神父様は講話ごとに充実したレジュメをご用意くださり、生徒たちはそれを参照しながら神父様のお話を伺いました。 テーマは、「立ち止まって、独りになって、聴いてみる」。ここ1年は新型コロナウイルス感染症というピンチに見舞われていますが、それ以外にもさまざまな課題が迫っている現代において、私たちに「生きることのコペルニクス的転回」が求められている、と神父様は説いてくださいました。 1日目の最後には、生徒一人ひとりが自分の気持ちを漢字一字で書き表し、一枚の模造紙に貼り付けて分かち合いました。 2日目は聖書のライトモチーフ(主題)が取り上げられ、契約の持つ意味や、十戒から読み取れる愛の原則を学びました。 生徒はこの2日間を通して、これまでの6年間に経験してきた黙想会も振り返りながら、自分自身を見つめ直す有意義な時間を過ごしました。

丘の学び舎 その108

2021年2月8日 校長室より
日本で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されてから、すでに一年が経過しています。一年前には想像できなかった生活の変化です。学校も大きく様変わりしました。中でも、この一年、海外での体験学習や語学研修が一切できなかったことは、かなりの痛手です。たくさんの生徒が無念な思いを味わいました。 しかし、今の時代、現地に行けなくても、様々な工夫が可能です。後期からは、オンラインでの海外の生徒との交流がどんどん始まっています。もともと聖心女子学院は世界140校以上の姉妹校を持っていますし、長い間友情を育んできた準姉妹校もありますので、すぐにやり取りが始まりました。依然として授業が再開されていない国の生徒は、自宅から参加してくれています。日本の生徒も相手校の生徒も、さすが映像に慣れている現代っ子。オンラインのやり取りは、あまり違和感がないようです。驚く程自然に、初めて会った同世代と打ち解けています。 昨年の秋から数えると、まずは、11月にフィリピン体験学習参加予定の10年生~12年生が「SMSF(聖マグダレナ・ソフィア基金)」のスタッフの方々と交流。この1月に入ってからは、進学先の決まった12年生がインドネシアの日本語学科の大学生と交流。続いて、7年生は英語の授業の一環として、30年以上親交のあるフィリピンの聖テレサ学院の中学生と交流をしました。7年生は引き続き、台北聖心女子学院の中学生と交流することになっています。台北聖心女子学院には小学校もありますので、両校の小学生も12月に交流会を実施し、また2月末にも予定しています。 先週の土曜日は、9年生から11年生の希望者が、インドの公立高校の生徒と交流しました。互いに自己紹介をした後、「コロナ禍における日々の生活の様子」や「社会問題(人種差別や貧困問題等)」について、意見を交換していました。インドの生徒たちも、ステイホームが強いられる中、様々な心の葛藤を経験しながら、現実を受け止めて前向きに生きようとしていることが伝わってきました。 しばらくはこうしたオンラインの国際交流が続くことになるでしょう。一緒に仲間に入って画面を見ていると、確かに新しい世代の地球市民が育っているのだという頼もしい気持ちになってきます。

感謝週間の呼びかけ

2021年2月5日 小学校
今朝のテレビ朝礼で、児童会の役員が感謝週間の活動を呼びかけました。 すべらないように坂道の落ち葉を掃いてくださっている方、手洗い場を毎日消毒してくださっている方、コロナの関係で購買は開かないけど必要なノートを用意してくださっている方など、ふだん気づきにくいところで支えてくださっている方々に感謝の気持ちを表そうという活動です。 感謝の気持ちを表せたら、各クラスに配られた台紙にハート形の花びらを貼ります。それぞれのクラスで、感謝の花が大きく咲きますように。

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