小林聖心女子学院ブログ 小林聖心
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二人で鍵盤ハーモニカ

2021年2月4日 小学校
コロナ禍中の授業では、感染拡大を防ぐため、さまざまな措置を行っています。 音楽の時間では、歌うことや楽器を吹くことに制限があります。 そこで、子どもたちには自宅で歌やリコーダー、鍵盤ハーモニカなどの練習をして、その音をオンラインで先生に届けてもらっています。しかし、学校の授業でも実際に音を出してみんなで学習させたいとの思いから、ふいごを使って鍵盤ハーモニカを練習しました。 二人組になり、一人はふいごで空気を送り、もう一人が鍵盤を押します。二人のタイミングが上手に合わないと音が出ません。心の中で拍子をとりながら、まるで合奏するかのような鍵盤ハーモニカの演奏となりました。

仲野好重先生のお話を伺いました。

2021年2月4日 高等学校
2月1日(月)に12年生は、本校出身の心理学博士で、現在は「人間塾」を運営されている仲野好重先生にオンラインでお話をしていただきました。 仲野先生は、本校を卒業しようとする12年生に向けて、祈ることや使命感を持つことの大切さを説いてくださいました。 ご自身の大学教員としてのご経験や、そこから得られたお考えを現在の若い人たちの課題と関連付けてお示しくださり、分かりやすく熱意の伝わるお話でした。生徒たち一人ひとりが、自分自身に向けて語りかけられている気持ちで、気を引き締めて聴いていました。

昼休み

2021年2月2日 小学校
朝のうちに雨はやみ、気持ちのいい天気となりました。 昼休みは運動場で、子どもたちが思い思いに遊ぶ姿がありました。 中に、先生方の姿も見えます。 危なくないように見守ることももちろんですが、一緒に遊んでいる姿が楽しそうで、子どもたちもうれしそうでした。

黙想会を行いました。

2021年2月2日 中学校
1月28日(木)・29日(金)の二日間、8年生は大阪教区の上田賢神父様のご指導の元、「ともだちってなに?—人間理解について—」のテーマで黙想会を行いました。 コロナ禍で対面でのご指導をいただくことができず、オンラインでお話を伺うということになりましたが、「生かされている私、生かされている私たち」について考え、誇りを持つことや謙遜の心を忘れないことを学ぶ機会をいただくなど、実りのある二日間を過ごしました。

黙想会を行いました。

2021年2月2日 中学校
小林聖心では毎年の黙想会を大切にしています。感染症対策で開催が危ぶまれていた9年生の黙想会は,換気やディスタンスなど感染症対策に十分な配慮した上で,1月21日(木)と22日(金)の二日間にわたって実施することができました。 谷崎新一郎神父さまと生徒たちはZoomの画面越しではありますが,リアルタイムで伝わってくる神父さまの暖かいお声を通じて,神さまの愛が生徒たち一人一人の心へ豊かに広がっていきました。 一日目の終わりには,お話の中で「いのち」について感じたこと,考えたことをカードにして分かち合いました。  

聖テレサカレッジの生徒と交流しました。

2021年2月2日 中学校
7年生の英語授業では、昨年8月より国際理解プロジェクトに取り組んでいます。その一環として1月26日(火)にフィリピンの聖テレサカレッジの7年生約40名とZoom交流会を実施しました。 「Living in a Society Under Covid-19   – Share Our Experiences-コロナのある社会に生きる  ー経験を分かち合おうー」をテーマに、生徒たちはパワーポイントを使い発表を行いました。 7年生は学校生活・社会生活の2つのテーマに分かれて自分たちの周りの状況をグループで発表しました。聖テレサカレッジではまだ学校が再開されずリモート学習が続いています。そのため、一人一人が「何をして過ごしているか」「何を考えているか」「身近な生活はどうか」について発表をしました。お互いの発表を聞き合い、その後色々な質問をして、お互いの社会や生活について理解を深め、親睦を図ることができました。 交流を通して、「相手の社会について理解が深まった」「自分の発表や質問を理解してもらい、うれしかった。」「聖テレサカレッジの生徒の英語が上手だった。自分もうまくなりたい。」などの感想を持った生徒もいました。2つの学校の生徒同士に芽生えた友情が今後も続くことを願っています。

丘の学び舎 その107

2021年2月1日 校長室より
「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」とはよくいったものです。お正月から、もう一か月が過ぎました。飛ぶように、毎日が過ぎていきます。今日から2月。2月といえば節分です。節分は季節の分かれ目、節目という意味ですので、冷たい風の中にも、春がゆっくりと近づいてきているのでしょう。このところの明るい光は新型コロナで疲れた心を、ほっとさせてくれます。 学校も、一年の学習内容が終わりに近づいてきています。今年度は、いろいろと活動が制限されたり、変更されたりしましたが、どの学年も読書会は取り組むことができました。先週行われた小学校での読書会を最後に、小中高ですべての読書会が終わりました。 小林聖心の児童生徒は、読書が大好きです。それは図書館を見ればよくわかります。中高の学習センターには10万冊を超える蔵書が、そして、小学校のソフィー・センターには、3万2千冊の蔵書があります。現在は密にならないように工夫していますが、休み時間ともなると、図書館は子供たちでいつも満員。いい本はないかしらと本棚を見つめる子供たちの目は、真剣そのものです。読書教育は、220年前のフランスでの創立以来、聖心女子学院が大切にしている教育の一つです。 「見える学力、見えない学力」の著書で有名な岸本裕史先生は、「見えない学力」の代表として、読書教育を挙げておられます。「見える学力」を伸ばすには、それを支える「見えない学力」が大切です。その見えない学力の核心は言語能力であり、読書は豊かな言語能力を養うために欠かせません。読書を通して、語彙を豊かにし、論理的思考力や豊かな想像力を培うことができます。また、言語の使い方の、正誤・適否・美醜などについての言語感覚を育み、言語生活や言語活動を充実させて、その人らしいものの見方や考え方の土台をつくることができます。さらに、言語能力は見えない学力となって学力全体を支えるのみならず、生きる上でとても重要な鍵を握っています。どんな言葉を蓄え、それらを用いてどんな言葉を発することができる人になるのかということで、人生は変わっていくでしょう。 ステイホームで、お家の時間が増えているこの機会に、子供たちがますます本好きになりますように。たとえ外出が制約されようと、読書を通して、世界は大きく広がっていくのです。

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