小林聖心
女子学院
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震災のお祈り会 今できることを精一杯
1月17日。阪神淡路大震災から19年たったこの日の朝、小学校では「震災のお祈り会」をしました。震災を体験したことのない子どもたちですが、小林先生と河本先生のお話の中で、命を大切にすることは、与えられた使命を果たすこと、つまり、その時自分ができる精一杯のことをすることで命は輝くということや、震災で亡くなった江川真理子さんを偲んで作ったエガの塔にこめられた同級生たちの思いに触れ、亡くなった方は今も私たちの心の中でずっと生きているという言葉が心に響いたようです。阪神淡路大震災だけでなく、東日本大震災や原子力発電所の事故、また、各地で起きている様々な天災で亡くなった方々や、今もなお苦しんでいらっしゃる方のために全校生が心を合わせて祈りました。Walk in the light of the Lord.神様の光の中を歩いていくことができますように。
小学校クリスマスウィッシング
12月18日水曜日に、小学校でクリスマスウィッシングが行われました。
5年生の劇「くつ屋のマルチン」を中心に、各学年歌やリコーダーでクリスマスをお祝いしました。最後はJoy to the worldを全校生で歌い、これまで頑張ってきた沈黙のプラクティスの成果をシスターにおささげしました。
最後に、シスター棚瀬校長先生から、「今、あなたたちの心の中が温かくなっているのは、そこにイエス様が生まれてくださったのですよ。わたしたちが、ハイチやフィリピンの子ども達のために何かしたことも、『あなたがたがその人にしたことは、みんなわたしにしてくれたこと。』とイエス様は喜んで下さっていることでしょう。」とお話ししてくださいました。
皆の心が一つになった、創立90周年にふさわしいよいクリスマスウィッシングとなりました。
ゆりの行列がありました。
小学校では、12月6日の金曜日に「ゆりの行列」をしました。体育館からデュシェーンホールまで沈黙で行列し、「マリアさま、私の心のゆりをおささげいたします。いつまでも清く、美しくお守りくださいませ。」という言葉とともに、自分たちで心をこめて作った白いゆりの花を無原罪のマリアさまにおささげしました。いつも見慣れたデュシェーンホールも幻想的なブルーの布で飾り付けられ、その中でろうそくの火に照らされるマリアさまは格別に美しく、一人ひとりの心も清らかになるような気持ちです。初めて「ゆりの行列」に参加した一年生は思わず「わあ、きれい。」と言って、マリアさまに見入っていました。
小学校授業参観日・懇談会(1年生~5年生)
11月後半に、1~5年生の参観日がありました。各学年、授業参観の後、懇談会を開きました。
懇談会後には、銀杏募金へたくさんのご協力を頂きました。ありがとうございました。
1年生 11月22日(金)
参観授業では国語を見て頂き、学級懇談ではグループに分かれてサイコロトーキングをして頂きました。
国語では説明文「じどう車」くらべの最後の部分を学習しました。自動車の「はたらき」と「つくり」について考え、文章を組み立てます。一学期と比べて少しお姉さんになった子ども達の様子を感じて頂けたと思います。
サイコロトーキングでは、テーマを通して会話を進めて頂きました。沢山の笑い声や笑顔を垣間見ることができ、温かい交流会になりました。
2年生11月21日(木)
寒い中、多くの保護者の方がご来校くださいました。算数の「同じ三角形を探そう」では、3×3の点に三角形を書き、移動・反転・大小など様々な方法を使ってなかま分けをしました。生活では「大きくなった私たち」の一環で、子ども達がダンボールの上で今の自分の姿を表すポーズをとり、保護者の方には、その型どりをして頂きました。また赤ちゃんの頃の頭や足の大きさも記録して頂き、「赤ちゃんのころの私」も型どりしました。「私こんなに小さかったんだ。」「小さくてかわいいな。」など、自分たちの成長を感じながら、保護者の方と楽しんで作業に取り組むことができました。
3年生11月14日(木)
授業は国語と社会を参観していただきました。緊張しながらもはりきって発表する子ども達の姿が見られました。
学年懇談会では、生活面から思春期前の女の子の育ちについて、学習面からは各教科の取り組みについて話をしました。その後の保護者交流会では、子ども達に事前に行った学校生活についてのアンケートと同じものを保護者の方にもしていただき、その結果を話していただきました。少人数のグループで和やかな雰囲気の中、お話が弾んでいる様子でした。
4年生11月15日(金)
雨の中でしたが、多くの保護者の方がご来校くださり、算数と国語の授業を見ていただきました。算数の「よみとる算数」では、ふだんの生活で、どのくらいの水がどのように使われているかを調べた3つの資料から適切な資料を選び、問題を解いたり、問題作りをしたりしました。水に関する課題は、総合的な学習、社会、理科でも学んでいる内容なので、子ども達にとっては、身近な興味深い算数となりました。国語の授業では、慣用句カルタを作ってカルタとりを楽しみました。子ども達の歓声で大変盛り上がりました。
保護者会では、子ども達の成長の足跡や学年の取り組みについてお話しました。子ども達が活動している姿を笑顔で楽しまれている保護者の方々の姿が印象的でした。
5年生 11月12日(火)
参観授業では、国語と算数の授業を見ていただきました。朝早くからの授業にも関わらず、多くの方が1時間目から参観されました。5年生最後の参観日ということもあり、がんばって発表しようとする姿が多く見られました。
その後の保護者会では、6月に引き続き、卒業生の仲野好重先生(人間塾・塾長)の講演会を行いました。仲野先生には、「思春期の子どもたち」と題して、この時期の子どもたちとどう向き合うべきかを、具体的なエピソードとともに語っていただきました。子どもたちにとって、思春期をどのように過ごすのかが、その後の人生に大きな影響を与えるという話から、日々の子どもとの関わり方についてのヒントを得られた方も多かったようです。
兵庫県私学小学校ポートボール大会
11月16日(土)に、仁川学院で兵私小ポートボール大会が行われました。小林聖心からは5年生各クラスの代表の人が大会に参加しました。当日はお天気にも恵まれ、さわやかな秋空のもと、選手たちはこれまでの練習の成果を十分に発揮し試合に臨みました。試合を通して、他私学との交流を深めることができました。
選手の人も応援の人も共に充実した時間を過ごすことができました。
聖フィリピン・デュシェーンの祝日
11月18日は、聖心の2番目の聖人である聖フィリピン・デュシェーンのお祝い日です。
毎年、特別宗教を受講している5年生が聖フィリピン・デュシェーンの生涯を話してくれます。多くの試練を乗り越え、49歳の時に念願叶ってフランスからアメリカに宣教に渡ったフィリピン・デュシェーン。アメリカ大陸に聖心を広めたフィリピン・デュシェーンの勇敢な生き方が、深く心に残るお祈り会となりました。
中学校入試第二回入試説明会を行いました。
11月9日(土)、平成26年度入試第二回説明会が本校で行われました。
説明会では第一回と同様に、小林聖心の学校生活や教育方針、各受験科目の勉強方法、平成26年度入試概要についての話がありました。今回は説明会の途中に中学入試で入学し、今年の高円宮杯に出場した中学3年生による英語のスピーチがありました。また、卒業生二名が小林聖心で学んだこと、現在の様子、受験希望の方へのメッセージなどを話しました。中学から入学した生徒がどのような経験を積み,成長していくのかをご覧いただきました。
その後、来校者の皆様には引き続き中学校生徒会役員の案内による校内見学と、校内のチェックポイントをまわるウォークラリーも実施されました。クラブの見学や在校生との会話を通して、学校生活を感じていただけたと思います。
【次回公開行事のお知らせ】
「クリスマスキャロル」 12月20日(金)13時30分 から15時 本校講堂にて
高校3年生の歌を中心に、来校者の皆様と共にクリスマスをお祝いする行事です。ぜひお越しく ださい。
追悼ミサを行いました。
カトリック教会では、毎年11月1日を「諸聖人の祝日」、11月2日を「死者の日」と定めて大切にしてきました。今年は11月7日(木)にカトリック大阪教区の松浦謙神父さまをお迎えして追悼ミサを行いました。亡くなられた恩人、シスター、先生方や、身近な物故者を想い、高校生は一時間目、中学生は四時間目に祈りを捧げました。ミサでは、御家庭や教職員から寄せられた物故者のお名前を神父様に奉納していただきました。
ヨハネ福音書の「わたしの父のみこころは、子を見て信じる者が、ことごとく永遠の命を得ることなのである。」を静かに味わい、永遠のいのちのレベルで物故者と交わることの意味を考える一日となりました。
校外学習に行きました。
11月1日(金)に中学3年生は、奈良のシンボルとして知られる興福寺と、斑鳩の里にある聖徳太子ゆかりの法隆寺・中宮寺を訪れ、日本が世界に誇る「本物中の本物」の文化財に触れました。
興福寺では、一般の観光客があまり訪れることのない「三重塔」で最初の説明を受けました。平安時代末期の様式を残す可憐な塔の周囲は、穏やかな秋の光に満たされ、そこだけ違った時間が流れているような空気に包まれていました。その後、北円堂を見学して本邦肖像彫刻の最高傑作とされる「無著・世親像」を拝観し、国宝館では有名な「阿修羅像」や「天燈鬼・龍燈鬼像」など、名だたる傑作と対面しました。
午後から訪れた法隆寺・中宮寺では、生徒たちの熱心な見学態度に、職員の方からお褒めの言葉を掛けていただきました。豊かな感性を持つ生徒たちと、ともに学べる幸せを感じられたひとときでした。