小林聖心
女子学院
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卒業生企画「進路の見つけ方と実現の仕方」
8月8日、92~94回生の卒業生有志が企画してくれた「卒業生に聞いてみよう!小林聖心の生徒だからこそできる進路の見つけ方と実現の仕方」が実施されました。
対面でぜひ先輩の話を聞きたい人は登校し、オンラインで参加したい人はZoomで参加するハイブリッドの形でおこないました。
最初に、5人の卒業生が自分がどういういきさつで進路選択をし、今どんなことを学んでいるのかについて話をしてくれました。その後、「大学に行って気がついた小林聖心の特徴」について5人でディスカッションをしてくれました。
その後、さらに3人の卒業生を加え、「国公立文系」「国公立医学部」「私立文系」「私立理系」『リベラルアーツ」「指定校推薦」「海外大学進学」に分かれ、それぞれ聞いてみたいことを個別に聞く時間を持ちました。
休み中にかかわらず、80人ほどの生徒・保護者が参加してくれました。この企画は、卒業生有志が提案から計画・実施まですべてを担ってくれたものです。こうした「縦のつながり」を大切にできる充実したひとときでした。
丘の学び舎 その180
いよいよ8月です。先週に引き続き、夏の学校の風物詩をお届けします。今日は、小学校校舎前のヒマワリです。いよいよ出番という感じで、咲き誇っています。残念ながら、小学生は夏休み中登校しませんので、このヒマワリは子供たちに見てもらえないかもしれません。せめて、ブログで紹介します。
ヒマワリという名前が、太陽に向かって咲く花の姿に由来するように、小学校校舎前のヒマワリは、ギラギラの太陽のもと、元気な顔をあげて、しっかりと立っています。まさに、顔ということばがぴったりです。そばに近づくだけで、まん丸の元気な顔で、挨拶してくれます。
しかし、今年は、ヒマワリを見ると、あの不朽の名作、映画「ひまわり」のラストシーンを思い出してしまいます。ウクライナで撮影されたヒマワリ畑です。黄色い花が揺れる一面のヒマワリ畑が、悲しい結末を包み込むかのようなテーマソングとともに、今でも鮮やかに蘇ってきます。ロシアによるウクライナの軍事侵攻以来、この映画が再び注目を集めているのが、何かわかる気がします。
ヨーロッパの穀倉地帯として知られるウクライナは、世界最大のヒマワリ油生産国でもあります。ですから、ウクライナでヒマワリといえば食用です。かの地の戦闘の影響が、私たちの食卓にも出始めているようですが、あのヒマワリ畑の辺りは、今頃、どうなっているのでしょうか。黄色い花が揺れていることを願うばかりです。
学校は、中高生が、クラブ活動や自習のために登校してきています。今週は、近畿カトリック学校連盟の試合が各地で行われます。本校は、ソフトボールの試合の担当校となっています。ヒマワリのように元気で熱戦を繰り広げてくれることでしょう。私も暑さに負けず、応援したいと思います。
丘の学び舎 その179
この1・2週間、戻り梅雨ともいえる不安定なお天気が続きましたが、いよいよ夏本番です。ロザリオヒルでは、夏の風物詩、セミの大合唱が始まっています。
聖心の森の生き物調査を行った方によれば、何と8種類ものセミを見つけることができるとのことです。ハルゼミ、チッチゼミ、ニイニイゼミ、ヒグラシ、クマゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ。残念ながら、私はどれも姿を見たことはありません。子どもたちは、セミの抜け殻を集めては、オブジェを作ったりしています。
セミの見分けがつくのは、唯一鳴き声でしょうか。このところは、アブラゼミ、ニイニイゼミと思しき鳴き声が聞こえてきます。ミーンミンミンと響く鳴き声で、じりじりとした暑さを感じさせられるミンミンゼミも活躍しています。夕方近くになると、ロザリオヒル一帯がヒグラシの鳴き声に覆われ、何とも風情のある響きに心癒されます。
先日、茶道クラブから声をかけていただき、お茶室でお点前を頂戴しました。静かなお茶室でセミの声を聴きながら、生徒が点ててくれたお茶を楽しみました。帰りがけ、床の間に飾ってある「蝉籠」に活けられた桔梗とコバンソウについて、茶道の先生から話を伺いました。何とお茶室にもセミがいたのです。床柱に掛けられた「蝉籠」は、まさに樹木に止まったセミです。夏らしい花々とともに、盛夏を演出していました。
いよいよ夏休みを迎え、中高生は夏期講座やクラブ活動に励んでいます。新しい学年が始まって3ヶ月半。児童生徒は様々なことと向き合いながら、新しい学び、新しい体験を通して、成長しました。この夏も、それぞれの場で豊かな時を過ごすことができますように。小林の丘に子供たちの元気な声が戻ってくるのを楽しみにしながら、それぞれにとって実り豊かな夏休みを過ごすことができるよう、祈り続けたいと思います。
4年生 Little Sophie Camp(宿泊活動3日目)
第3日目の朝は曇りでしたが雨は降っていません。
朝の集いは野外でラジオ体操を行いました。
朝食の後、お世話になった部屋をきれいに片づけて荷物をまとめました。
森の中を歩いて「水と冒険の広場」へ行き、フィールドアスレチックを楽しみました。
その後、第1日目に作ったパラバルーンをもう一度だけ楽しんだ後、きれいにたたんで片づけました。
これから昼食をいただいて、バスで帰途につく予定です。
LSC3日間の活動の場面で子どもたちが得たことはさまざまですが、一人ひとりの胸の中に成長の芽ばえとして残っているはずです。私たちを見守ってくださった神様に感謝してLSCを閉じようと思います。
4年生 Little Sophie Camp(宿泊活動2日目)
LSC第2日目は、朝日の差す爽やかな朝から始まりました。
朝の集いで元気よくラジオ体操をし、朝ごはんの後は焼杉細工に取り組みました。
それぞれきれいな木目が出るように一生懸命磨いた丹波竜の壁掛けキーホルダーができました。
午後からは、ハンカチの藍染めをしました。
ハンカチのくくりかたによって染まり方も変わります。
洗ってほどいてみると、思いがけず素敵な模様になっていたハンカチがたくさんありました。
今夜はキャンプファイアーです。深い自然に囲まれて楽しいひとときをすごします。
明日は最終日、たくさんの思い出を持って帰れそうです。
6年生錬成会(2日目)
昨日に引き続き、6年生の錬成会がありました。錬成会では、自分自身の新しい面を見つめたり、お互いに知らなかったことを発見したりするプログラムが用意されています。2日目のプログラムは、「トトロの森をさがせ!」です。このプログラムは、2時間以上かけて行います。与えられたヒントから地図を作成し、グループで「トトロの森」の場所を決定しなければなりません。ヒントは個人に渡されるので、簡単には場所を特定できない仕組みになっています。話し合いに話し合いを重ねていかなくてはならないので、グループでの意見交流が盛んになりお互いのことを理解し合う機会となっていきます。
午後からは、ごミサに与りました。昨年5年生のときの宿泊活動(Field Trip)でお世話になった大西神父様ですので、より心を向けてお祈りすることができたと思います。2日間に渡る錬成会を通して、自分自身をしっかり見つめるよい機会となりました。
3年生 Little Sophie Camp(宿泊活動2日目)
3年生Little Sophie Camp(宿泊活動)の2日目を迎えました。お天気が回復して、外での活動ができました。大きな病気や怪我もなく、子供たちは元気よく活動することができました。昨日は夕日が沈む時間帯に「サンセットウォッチ」に取り組みました。静かな雰囲気をつくって、五感を研ぎ澄ませながら刻々と変化する自然のようすを観察しました。色の変化、音の変化、肌で感じる変化などを楽しみました。この時間帯には、昼間の雨があがり、少し青空が見えていました。
本日2日目は、朝から自分で身支度をする、布団を片付ける、部屋の掃除をするなど、自らの生活づくりを頑張りました。そして、昨日体験したネイチャーゲームを2年生と一緒に楽しむための準備をしました。2年生が登校してくるとお姉さんらしく振る舞う3年生が頼もしかったです。2年生3年生のペアで「サイレント・ウォーク」や「森の色合わせ」といったネイチャーゲームに取り組み、自然を満喫していました。2年生のふりかえりでは、「3年生が優しく教えてくれた」とか、「一緒に自然を見つけることができて嬉しかった」などの声を聞くことができました。来年は、今の2年生が3年生となり、成長した姿を見せてくれることと思います。
今回の3年生Little Sophie Camp(宿泊活動)を通して、「自分のことは自分でする」「時間やルールを守る」「小さな社会人として振る舞う」といった生活面でのめあてと、「友だちのプラス面を見つける」「協力して係の仕事を行う」「班で行動する」といった友だちとの関わりのめあてと、大きく2つのめあてを達成できている姿が見られました。間もなく帰路につきます。どうぞお家の方でお子様のお話を聞いてあげてください。コロナ禍の中での宿泊活動の実施となりました。保護者の皆様を始め、関わってくださったすべての方に感謝いたします。
4年生 Little Sophie Camp(宿泊活動1日目)
4年生の2泊3日Little Sophie Campの第一日目は、





3年生Little Sophie Camp(宿泊活動1日目)
今日から1泊2日の3年生Little Sophie Camp(宿泊活動)が始まりました。子供たちは、怪我や病気もなく、元気に学校行事に取り組んでいます。今回の活動では、1日目の経験をいかして、明日2日目に2年生を迎えてネイチャーゲームに取り組みます。宿泊活動を通して、自分たちで力を合わせて活動や生活をつくりあげるとともに、上級生のお姉さんとして、2年生のためにネイチャーゲームに取り組むことを目指しています。
そのため、1日目はネイチャーゲームに関する講師をお招きして、ネイチャーゲームそのものを自分たちで体験しました。今回は、「サイレント・ウォーク」というペアのお友だちと会話をしないでジェスチャーで伝え合い、見た目やにおい、自然の音など、五感を通して自然を感じとる活動と、「森の色合わせ」という前もって用意された色のカードとよく似た自然のものを見つける活動をしました。小雨の中での活動となりましたが、雨だからこそ感じとることができる自然にも目を向けて、前向きに活動する姿が見受けられました。その体験をもとにして、2年生に何をどのように伝えるとよいのか考える時間も持って、明日に備えました。グループごとに、説明の方法を考えたり2年生の立場に立って話を聞いてみたりして、相手意識を持った活動づくりにチャレンジできていました。夕方のレクリエーションの時間には、学年全体で楽しいゲームなどにも取り組み、笑顔が弾ける時間を過ごしました。
この後、お風呂タイム、夕食の時間となります。夕食後には、係別集会や班別集会をしてふりかえりの時間を持ちます。明日は、お天気が回復して、外で活動ができることをお祈りしています。身体をゆっくりと休めて、明日に備えます。